高密度焦点式超音波療法(HIFU)で前立腺癌の治療をされた tateyama 様の
当掲示板への書き込みをまとめたものです。
順調なご回復お喜び申し上げます 投稿者:tateyama 投稿日: 6月 4日(金)09時41分31秒 <戻る>
おがわ様へ
退院お目出度うございます。その後順調にご回復のご様子を拝し心からお喜び申し上げます。
今年春から、おがわ様の「前立腺癌私の場合」のホームページを拝見させていただき同病者として大変勇気づけられました。私も7月にはHAIFUを受けることを決心しました。
医師の百の説明よりも実際の体験者のお話は身につまされ病気に対する理解が一段と深まり此からの生活に一条の光が射し込んだ感じで勇気づけられました。感謝の気持ちから書き込みさせていただきます。
1.昭和3年5月生まれの満76才。31年前から富山市内で従業員2名のスモールビジネスを開業していましたが、75歳になったのを契機に平成15年3月事務所を閉鎖、リタイヤしました。
2.リタイヤ後は念願の海外旅行を楽しみました。その後は庭の草むしり、近くの山での森林浴など毎日が日曜日の生活を続けるうち、暮れ近くになり寒さが身にしみる頃から就寝から起床までの間に5〜6回起きなければならない頻尿に悩まされるようになりました。
3.ここ十数年来これと言った病気を患ったことが無く、年間1,2回風邪等で医院のお世話になるだけでした。周囲の人々の意見、インターネットでの検索の結果12月に自宅から車で10分位の泌尿器科専門の医院(医療法人)で診察を受けました。
4.超音波診断、触診の結果、前立腺皮膜に痼りはないが、内部にはコリコリした堅いものがあり癌が疑われるので鑑定するための生検を勧められました。
5.平成16年1月5日、2泊3日の検査入院しました。午後1時病室から車椅子で手術室に運ばれ9ケ所の針生検を受けました。ガッシャ、ガッシャという生検針を打ち込む音が聞こえるだけで、仙骨麻酔のため痛みは全く感じませんでした。
病室に帰り快い浅い眠りから覚めると下腹が張っており備え付けの溲瓶に用を足そうとしたところ尿閉のため血液が1,2滴出るだけでした。やむを得ず導尿をお願いしましたところ。800ccもの大量で久しぶりの排尿の快感を味わいました。しかし、その後は一晩中ほゞ1時間毎にトイレに通うことになり血液の混じった150cc程度が出るだけでした。
食事はその日の夕食も翌日の朝食も美味しく頂けました。
6.翌日の検査結果の発表は9個の針生検組織の内7個に癌の浸潤があり、中〜低分化型線癌(Gleason score : 3+4=7)。PSA8.4でした。CT検査、骨シンチの結果は骨、リンパ節への転移はなくステージCでした。
7.院長の薦めで暫くホルモン療法後、経過を見て次の治療に入りましょうとのお言葉で1月22日第一回のリュウープリンの注射と、一日3回のフルタメルク錠の服用を始めました。
8.リュウープリンの注射後、暫くして喉の違和感と咳が出たため耳鼻科の医院で見てもらったところ大したことは無いと喉に対する薬剤散布と蒸気の吸飲を数回受けたところ症状が幾らか軽減しました。その際リュウープロンの注射をしていることを告げたのでしたが関係ないと撥ね付けられました。おがわ様のホームページを拝見し「咽喉浮腫」を初めて知り私だけの症状でないと救われた気持ちになりました。
9.4回目(4月20日)のリュウープロン注射受けたとき院長から1週間前に血液採取したPSAは0.1に低下し、ホルモン療法が順調に進んでいると知らされ、ホットしました。
10.4月20日たまたま病院の待合室で3月にHIFUを受けた方とご一緒しました。この方は高山からお見えになった当医院では13番目に治療を受けられた方で、私よりも2歳半も年上の77歳にも拘わらず、そのお元気なのに驚かされました。今回は治療後1ヶ月目の検診で膀胱から直接排尿する管を外すために来院され、経過が極めて順調だそうです。
当病院ではHIFU後は前立腺が腫れ尿閉状態になるので、膀胱に直接管を刺し排尿し、10日後位から尿道と前記膀胱ろうから出る量をそれぞれ測り経過を見て1ヶ月後位に膀胱からの管を外すそうです。
11.私の癌も院長からHIFUの適応症である言われ、迷っていましたが、おがわ様のホームページと高山の方のお話をお伺いし、7月にHIFUを受けようと決意した次第です。
12.其れにしてもおがわ様の文章は具体的で、判りやすく同病の患者には勇気づけられるお.言葉が続いており此からも是非続けていただきたくお願い申し上げます。
HIFUを受けました。bP 投稿者:tateyama 投稿日: 7月18日(日)14時18分26秒7月9日高密度焦点式超音波療法(HIFU)を受けました。
今年正月、前立腺癌の宣告を受けたときは暗闇の海原に投げ出されたような暗澹たる気分になり全く落ち込んでしまいました。
偶々、おかわ様の「前立腺癌・私の場合」のホームページに辿り着き貪るように読まさしていただきました。その時には暗夜の海で目指すべき灯台の火を見た思いがしました。
それ迄の暗く落ちこんた気持ちに希望が出てきて明るく転換できたたことをハッキリ思い出すことができます。
おがわ様が率直で飾らず、ご自分の現実を有りの儘に判りやすい文章でお書きになられた結果だとおもいます。今は感謝の気持ちで一杯です。
新潟大学大学院医学部教授 安保徹先生著「免疫革命」では病気はストレスで起きるものであると述べておられます。癌を治すには前途に希望を持ち明るい気持ちに転換し、ニコニコ笑って生活することが免疫力を高め、癌にうち勝つ力をつけるとも言っておられます。
癌を克服するためには今日を大切に毎日の生活を楽しみ、明るくニコニコ笑いながらの生活に転換することが必要のようです。しかし自立以来43年近く明日のために今日を犠牲にすることをモットーに仕事一途の生活をしてきた者には、長年の生活リズムを切り替えることの困難さを実感しているこの頃でございます。市民サークル等へも出席し友人を作ることを通じ毎日を楽しむよう心かげています。
おがわ様のご活躍記録などを参考に、これからの生活が充実した楽しいものになるよう努めたいと思っています。
おがわ様のホームページがHIFUを受けられた方々の交流の場として、又高齢などのためHIFUを選択枝の一つとしてお考えの皆様方への情報提供の場として本掲示板が活用されることを期待し私の拙い経験を提供させていただきます。
初診(H15/12/02)からHIFUを受ける直前のH16/06/17までの6ヶ月間に前立腺癌治療のために支払った診療費(各種検査料、前立腺針生検入院費、リュ−プリン6回注射代金、フルタメルク毎日3錠宛約5ヶ月分)は171,858円(20%負担。但し入院費などの一部自己負担金20%を含む)でした。
HIFUを受けました。bQ 投稿者:tateyama 投稿日: 7月18日(日)14時20分46秒私の病歴などの概況は次の通りです。(本掲示版H16/06/04付もご参照下さい)
昭和3年5月生 76歳 身長1m72p 体重66.5s
平成16年1月5日前立腺針生検施行 針生検組織9個の内7個に癌が浸潤
前立腺癌の検査結果 中〜低分化型線癌(Gleason score : 3+4=7)
病歴 Stage C
PSA 8.4 (H16/01/05生検時)
0.1 (H16/04/13リュ−プリン注射3回終了後)
0.0 (H16/06/17HIFU前の検査)
前立腺の重量
40.5g(H16/01/05生検時)
19.0g(H16/06/15HIFU前の検査)
HIFUを受ける前日から退院後2日目まで10日間の記録です。
7月8日(治療前日)
9時入院、看護師から治療法とその後の経過などの説明を受けました。背中と丹田周辺の毛を剃った後シャワーを浴びました。売店で前開き下着1枚2,000円、洗剤1箱350円、横飲み用ストロー6本30円、おむつ3枚を300円で購入。明日からは毎日オムツをしる生活が始まります。
食堂で昼食、夕食を摂った後、9時睡眠薬を飲み二人部屋を一人独占して休みました。
翌日、当病院で昨年(平成15年)3月装置設置以来19人目の高密度焦点式超音波療法(HIFU)を受けることになりました。
7月9日(治療当日)
午前7時浣腸後排便。午後1時半睡眠薬(?)2本を注射されると、直ぐに記憶がなくなり4時40分頃右上膊部に巻かれた血圧測定用のバンドが規則的に圧迫するのに気づき目を開けると枕元に立っていた看護師がもうすぐ終わりますと教えてくれました。
ピーピーピーと規則正しい発信音が暫く続きHIFUはその後10分程度で終わりました。院長は指で○をつくりHIFUが無事成功したことを教えていただきました。病室に帰ったのは5時頃と思います。HIFUの正味照射時間は2時間半だそうです。腰椎麻酔、プローベの装着、位置測定などに約1時間要したようです。
睡眠薬注射後の手術室への搬送、腰椎麻酔、膀胱ろうの作成などは全く気づきませんでした。膀胱ろうは丹田すなわち、おへそと恥骨のほゞ中央くらいに3mm〜4mm程度の穴をあけ、先端にバルーンを付けたビニール管を通し排尿するためのものです。
午後11時過ぎまでは足がしびれて全く動かず、苦しい時間を過ごしました。翌朝2時頃には痺れも幾分取れ腰を動かし体位を変えることが出来るようになって漸く少し眠れました。
HIFUを受けました。bR 投稿者:tateyama 投稿日: 7月18日(日)14時22分46秒10日(1日目)
翌朝5時半、尿バックには1,300CCが溜まっていました。紙おむつには尿漏れが染みていました。朝の体温36.8℃、血圧126-60でした。
8時過ぎには理事長と院長お二人が看護師数名を引き連れ回診にお見えになり膀胱洗浄を受けました。
膀胱洗浄は膀胱ろうから出ている管に50CCの太い注射器をつなぎ、生理的食塩水を数回出し入れし膀胱内部を清潔に保つため洗浄するものです。ビニール管の先端に付いているバルーンが膀胱内壁に接触する為か尿道に鋭い痛みが走り悲鳴を上げました。
午後には歩いて食堂で副食付きのお粥を美味しく頂きました。13時頃排便、軟便が少しありました。
18時37.2℃と発熱があり、汗もかいたため下着を取り替えました。翌朝には正常体温に戻りました。
11日(2日目)
8時過ぎ回診、膀胱洗浄を受けました。朝食はお粥でしたが、昼食と夕食は普通食で味付けは薄味で酢を上手に使ってあり美味しく頂けました。残念なことに予算の制約のせいかか、バラエティに乏しく、更に自宅で食べているような材料と比較するとやゝ見劣りがしました。
午後からは隣のベットに前立腺肥大で開腹手術を受ける方が入院。午後からごく少量の排便。午後7時過ぎから40分位出歩き、ユニーで果物などを買いました。
12日(3日目)
8時過ぎ回診、膀胱洗浄を受けました 9時頃膀胱に造影剤を注入し、排尿のレントゲン写真を撮りましたが尿道からは出ませんでした。11時尿バックを外しました。それからは1時間から2時間毎に200CC〜250CCの排尿がありました。特に血尿はありませんでした。12時頃ごく少量の排便がありました。おむつ3枚を300円で購入。
13日(4日目)
前日の午後10時半から5時までに尿パックには通常の透明な尿が1,300CC溜まっていました。尿バッドに尿漏れが少しありました。
朝の血圧130-60。8時過ぎ回診、膀胱洗浄を受けました。6時と9時に排便、通常の3/2程度に戻りました。10時半にシャワーを浴びました。大変快適でしたが、12時に突然膀胱ろうから排尿できなくなり、膀胱洗浄を受けたところ、前立腺残滓が出て通常に戻りました。
退院後自宅で膀胱ろう手当のため売店でガーゼ5セット1,200円、テープ1個300円、綿棒30本300円。ナップクリーン(皮膚清浄綿)24包入1箱520円、入浴時に使用する防水ミニクローズ30枚入り1箱を3,000円で購入。
14日(5日目)
前日の午後10時半から5時までに尿バックに1,050CCの透明な排尿。パッドに尿漏れ。8時過ぎ回診、膀胱洗浄を受けました。午後から排便、ほゞ通常の量。
15日(6日目、退院)
前日の午後10時半から5時までに尿バックに1,000CCの透明な排尿。パッドに尿漏れ。朝5時半過ぎから30分程度病院周辺を散歩。8時過ぎ回診、膀胱洗浄を受ける。朝食後通常量の排便、入院前の状況に戻る。入院後6日を過ぎても尿道からの排尿は全く無く、尿バッドに染みる程度。11時過ぎシャワーを浴びる。
ナップクリーン(皮膚清浄綿)24包入1箱520円、尿バッド30組入1箱700円、パッド20個入1箱450円。看護師から膀胱ろうの消毒などの指導を受ける。
12時過ぎ、退院手続き、HIFU治療費90万円消費税45,000円、病衣代424円計945,424円。デビットカードで支払い手続きをしたところ、1日支払限度額が50万円のため、残金445,424円を銀行ATMから現金を引き出すことになる。看護婦さんに荷物を駐車場まで持っていただき車を運転し再度、病院会計に届ける。今日は午後1時で会計が閉めきるとかで慌てる。1時半頃自宅に帰り、久しぶりに娘と家内3人揃っての昼食。
午後から3回排尿するが、尿道からは出ず、膀胱ろうから約150CC位3回、中程度の血尿。1時間程度の運転と買い物などで身体を動かしたせいかもしれません。
16日(7日目)
前日の午後10時から7時までに尿バックに1,500CCのほゞ透明な尿。尿バッドには漏れが見られる。ほゞ2時間おきくらいに強い尿意が生ずるが、尿道からは出ず、膀胱ろうから150CC位の透明な尿がでる。その間パッドには可成りの漏れが染みている。
午後5時過ぎ車で30分くらいのお店で買い物。その後はやゝ濃いめの血の混じった尿が3回出る。車の振動が血の出る原因かもしれなし。午後8時半過ぎシャワーを浴びる。
17日(8日目)
前日の午後12時から5時まで尿バックに700CCの尿。尿バッドには漏れが見られる。
朝6時過ぎ10日ぶりに井田川堤防沿いを約1q、20分散歩。 散歩後は血液の混じった濃い色の尿が2時間置きに150CC宛出る。
タケ様へご返事と近況報告 投稿者:tateyama 投稿日: 7月26日(月)11時05分48秒
タケ様へ
>tateyama様の治療は、尿道から尿が出始めて、尿道と、膀胱ろうからの量の割合を診ていく。期間的には、尿道のカティーテルと同じで、2−3週 間ですか。
7月20日(術後11日目、退院後5日目)の検診では次回の来院日を8月16日と院長が決めました。それ迄の間に尿道からの排出量が全体の80% を越えるようだと膀胱ろうを外すかどうかを検討するから来院するよう指示を受けています。
26日現在(術後17日目)尿道から40CC位、膀胱ろうから100CC〜200CC程度出ています。毎日1回の膀胱ろうの消毒、ガーゼ交換は可成り面倒なた め早く取り外したいのですが最低尿道から150CC出るようでないと無理かと思っています。3週間目の今月30日位に希望値に達すればと願っていま す。
>日中は、尿バックをはずして、夜間だけ付けるのでしょうか。
ハイそうです。就寝中の排尿量は1,000CC〜1,300CC位になります。
>尿バックをはずしていれば、行動は比較的自由ですね。
私の場合術後2週間目頃からほゞ1時間半置きくらいに強い尿意と尿道の痛みが生じ30秒くらい位我慢すると(その間に少しの尿漏れがあります)一 旦収まります。しかし2時間我慢するのが限界です。
30分程度の散歩後や、運転後、シャワーを浴びた後には必ず尿道から血液が数滴出たり尿に色が付きます。そこでここ数日は室内を歩き回る程度に していると透明の量が出ています。
>7/9の手術で、私は7/14の手術でした。同じ様な状況ですね。
タケ様は元気にご活躍のようですが血尿は出ないのでしょうか、是非色々と教えて下さい。
HIFU後3週間目までのお知らせbP 投稿者:tateyama 投稿日: 8月 2日(月)09時45分29秒HIFU後9日目から21日目(3週間目)までの経緯HIFU後3週間目までのお知らせbQ 投稿者:tateyama 投稿日: 8月 2日(月)09時48分6秒
私の翌日隣のベットに入院され、69歳で前立腺肥大の開腹手術をなさった方の経緯を拝見しているとHIFUのOOLの高さが改めて実感でき、この治療法を選択したことが高齢者である私にとってベストであっと実感した次第です。
更にこの様な患者中心の代替医療施設を多大なリスクをおかして設置された理事長及び院長を尊敬いたしました。
厚生省のお考え下では(以下の内容は私がHIFUの保険適用の可能性について04/06/02に厚生省のご担当者にメールで照会したものに対する回答の抜粋です)
>HIFUは安全性なども考えるとよい治療法でしょうが、高度先進医療ですので、一
部のお金のある専門に勉強した医療機関の治療ということになります。
健康保険の考え方からいくと、このような治療は今後も健康保険の適用にするという
考えにはいたらず、患者負担となるでしょう。
>お疲れさまでした。まだまだ大変ですけど。
おがわ様の退院後の悪戦苦闘に比較し、HIFU後の病院内でのの生活が余りに順調なため、QOLの高いのに酔っていたようでした。退院で一段落と楽観したのが間違いでした。
>なにせ生身の身体の中を90度位の熱で焼くのだから、考えてみれば大変なことなのだ。
クッションが硬くて振動があると股間に響くのだ。肛門と陰嚢の間、背筋を伸ばして椅子に座ると丁度底と云う感じで当たる処が腫れているようで、圧迫されると痛い。
HIFU後11日〜12日目にはペニス先端から最初真っ赤な血か数滴出た後ゴゲ茶色の尿が少量出るようになり、尿道など(おごわ様の言っておられる肛門と陰嚢の間)の痛みも激しく、カテーテルからも焦げ茶色の尿が200CC〜250CC宛、一日9回程度出ました。今となってはHIFUを受けた後の1週間が快適に思われる状況です。
HIFU後14日目になって尿道からそれ迄タラタラと数滴宛出ていたものが、糸のように連続した真っ赤な尿に変わり40CC位宛出ましました。しかも1時間半くらいおきに生じる強い尿意と尿道などの痛みに苦しみました。
散歩などの運動、車の運転後に血尿が出ることが判明しました。そこで暫く安静にしているとやゝ透明の尿に変化しました。体を動かすことを控えたほうが血尿は出ないように思われます。しかし安静にしていると体力が落ちることが心配です。色々と試行錯誤を続けています。
7月18日(HIFU後9日目)
HIFU治療前から続けていた朝の日課の散歩を7時から30分行いました。9時尿道からは0、カテーテルから可成り赤い血尿200CC。
午後6時シャワーを浴びた際、陰嚢の肥大(中の玉の大きさは変わらないが、袋の厚みが以前の5〜6倍厚くなっている)に気づく。
7時過ぎ尿道から血が1滴と、カテーテルから赤い血尿240CC。午後9時にも尿道から血が2滴と、カテーテルから赤い血尿240CC。終日ほゞ1時間半〜2時間おきに尿道から血液が数滴、及びカテーテルから240CC位の血尿が出る。
7月20日(HIFU後11日目)
10時半退院後始めての検診、18日のシャワーの際判明した陰嚢の肥大を院長に診てもらったところホルモン療法の副作用とのこと。
HIFU後の翌日(7月10日)に採血したPSAは0.1以下。
終日尿道から血の混じった濃い色の尿5〜6滴とカテーテルから少し着色した尿が200CC宛10回程度でる。尿意を催すと、激しい痛みが尿道に走る。車で往復約20分の運転が堪えているのかも。
7月23日(HIFU後14日目、2週間目)
朝9時過ぎ、数か月前に受けた歯槽膿漏が再度悪化したので歯科で治療を受ける。先生は体調不良により歯槽膿漏が悪化するとか。往復40分くらいる車を運転して自宅に帰る。HIFU後始めて尿道から40CCの真っ赤な尿が1回だけ出る。後は2CC〜5CC程度の血尿。カテーテルから可成り赤い尿(200CC位)が1時間から〜1時間半おきに出る。どうも車の運転のせいらしい。深夜11時頃から翌朝まで尿道と膀胱周辺に痛みがありよく眠れない。
7月24日(HIFU後15日目)
尿道から15CC〜40CCのほゞ透明に近い尿が出る。カテーテルからは100CC〜250CCのほゞ透明に近い尿が10回程度。7時頃シャワーを浴びた後の尿は両方とも茶色に変わっている。11日目に気づいた陰嚢の腫れが幾分引いている。
7月29日(HIFU後20日目)
今日3回目の排尿で初めて、尿道からの尿がカテーテルから出る量(90CC、40CC)を上回る。ほゞ1時間から1時間半毎に90CC〜150CC、尿道から出る量の比率は約69%。1週間前と比較し、尿道などの痛みが幾分和らぐ。陰嚢の腫れが引き、ほゞ従前の大きさに戻る。
7月30日(HIFU後21日目、3週間目)
尿道から最初の数滴はやゝ赤い色で、続いてほゞ透明な40CC〜90CCがでる、時々2〜3oの赤いカサブタの様なもが混じる。ほゞ1時間おきに100CC〜220CCの排尿。尿道からの比率約65%。しかし、夕方シャワーを浴びた後は茶色に着色している。
午前中銀行で税金の支払、病院売店でガーゼなどを購入など約1時間半くらい出歩くが前回(7月23日)のような血尿は無かった。
◎私より1週間前にHIFUを受けられたOさんの場合
昨年(平成15年)秋会社の健康診断でPSAの異常が判明、現在の病院で前立腺癌と診断される。
64歳 PSA 4.45 (健康診断時)
昨年10月からホルモン療法を開始8ヶ月後の7月2日にHIFUの治療を受ける。3泊4日で退院。退院時既に尿道からの排尿がある。退院後血尿が激しく、7月9日再入院。7月24日に退院するまで経過を見るため一時外泊も試みる。従前から軽い脳梗塞の疑いがありバッファリン錠(血液をサラサラにする作用がある)を飲んでいたが血尿が止まらない原因の可能性があり一時服用を中止。
膀胱ろうからのバルーンカテーテルは退院前日(HIFU後3週間目)に抜く。その頃には尿道からの排出量10に対し膀胱ろうからは1の割合。
HIFU後4週間目現在の経過は尿に若干の血は混じるが3〜4時間毎の排尿で体調は概ね良好とのこと。たたビールの飲用を留められているのが残念。
◎今年3月にHIFUを受けられたTさんの場合
77歳 平成15年2月生検時のPSA 8 HIFU直後のPSA 0.1
同年3月HIFUを受ける。HIFU後9日目から尿道から茶色の排尿がある。血尿は最初から無かった。1ヶ月後の4月に膀胱ろうからのバルーンカテーテルを抜く。その時の尿は全量尿道からのみでカテーテルからは0であった。
8月には6ヶ月後の生検予定。これまでの経過は良好である。
私もお二方にあやかり1ヶ月後の8月9日までにはカテーテルが抜けるようになればと願っています。
HIFU後1ケ月経過しました 投稿者:tateyama 投稿日: 8月16日(月)15時57分51秒HIFU後22日目から31日目(1ヶ月)までの状況
先週までの血尿、激しい痛みが和らぎ、一進一退ながら良い方向に向いつつあります。
7月31日(HIFU後22日目)
朝4時半尿パックに700CC。朝6時から22時40分まで尿道から60CC〜90CC(全尿量に対する比率60%〜71%)、カテーテルからは40CC 〜90CCの透明に近い尿が12回程度。朝新聞を読んでいると突然カテーテルのキャップが外れ下着3枚を汚す。車で1時間程度外出するが特に目立った尿の汚れは無かった。
8月3日(HIFU後25日目)
前日23時220CC(100-120)を採取後、尿パックを外して休む。朝5時半まで1時間から1時間半毎に尿意があり5回も起きる。尿道からは100CC〜120CC、カテーテルからは100CC〜140CC。カテーテルを外すのはのは無理。
朝5時半から周辺を30分散歩。7時〜24時まで尿道から50CC〜100CC(50%〜67%)の、カテーテルからは50CC〜90CC。散歩直後はやゝ茶色の尿が出るが、それ以降はほゞ透明に近い尿が12回程度。昼間はそれ程に感じないが休む直前に尿道と会陰部の痛みが激しい。今日は終日休息をとる。
8月6日(HIFU後28日目)
前日22時半200CC(150-50)を採取後、尿パックを外して休む。朝7時まで1時間半から2時間毎に尿意があり5回も起きる。尿道からは120CC〜160CC(50%〜63%)、カテーテルからは70CC〜160CC。カテーテルを外すのはのは暫く無理。朝9時〜23時まで尿道から50CC〜150CC(60%〜83%)の、カテーテルからは10CC〜70CCのほゞ透明に近い尿が12回程度。昼間はそれ程に感じないが休む直前に尿道と会陰部の痛みが激しい。今日は終日休息をとる。
8月9日(HIFU後31日目、1ケ月目)
前日23時半200CC(150-50)を採取後〜朝5時半まで尿パックに500CC、尿漏れ無し。朝6時過ぎ庭で20分程度の雑草取り。10時過ぎ頃シャワーを浴び、病院で1ヶ月検診、尿が茶色に汚れており膀胱に雑菌が検出されため臀部に抗生物質の注射1,790円。クラビット錠7日分を処方480円。どうも検診前のシャワーのせいかも。PSA検査のための採血。
朝8時半から22時まで尿道から100CC〜150CC(65%〜75%)の、カテーテルからは40CC〜70CCのほゞ透明に近い尿が9回程度。次回の診察日16日にカテーテルを抜く予定。
HIFU後1ヶ月を顧みて
◎1週間目
血尿、痛みなど身体の反応は何れも弱く、このまま回復傾向に赴くかと希望的観測を抱く。
◎2週間目、3週間目
血尿、尿道、会陰部の痛みが激しく前立腺の火傷に対する身体の反応が最も激しい期間であった。
運転、散歩後の身体の反応が激しく、特に14日目の歯科で治療を受けた日は最悪の日。今考えると高齢者の私の場合はHIFU後2〜3週間の間は安静に身体を休めたのが良かったのかもしれない。
◎4週間目
一進一退ながら徐々に身体の反応も緩やかになり散歩などの運動後も先週のような濃い血尿、痛みも幾分和らぐ。勿論シャワーの後は尿は茶色の変化しているし、昼間にはそれ程感じない尿道と会陰部の痛みも就寝直前には激しく感じる。
カテーテルを抜きました 投稿者:tateyama 投稿日: 8月20日(金)17時07分1秒おかわ様へ
8月10日〜8月17日迄の状況です。カテーテルを抜いた後は概ね快調です。
8月11日(HIFU後33日目)
前日22時半〜朝4時半まで尿パックに700CC、尿漏れ無し。朝7時半〜23時まで尿道から70CC〜150CC(65%〜75%)、カテーテルからは10CC〜110CCのほゞ透明に近い尿が8回程度。
午前と午後約2時間宛閉鎖した事務所で書類の整理。特に尿には変化はなかった。
8月13日(HIFU後35日目)
前日21時半〜朝5時過ぎまで尿パックに1,00CC、尿漏れ無し。朝5時半過ぎから20分散歩。朝7時〜23時まで尿道から110CC〜250CC(65%〜75%)、カテーテルからは10CC〜70CCのほゞ透明に近い尿が9回程度。今日23時の最終排尿で初めて尿道から250CCカテーテルから70CC合計320CCがあった。
前日夕方カーゼ交換の際、膀胱ろうとバルーンカテーテルの隙間に黒いループ状の紐が3o位顔を出しており、休日にもかかわらず病院で点検を受ける。看護師 はカテーテルの抜けるのを防ぐためビニール管を縛ってある紐で特に問題は無いとのこと、カーゼ交換をしてくれる。
8月14日(HIFU後36日目)
前日23時〜朝5時過ぎまで尿パックに1,00CC、尿漏れ無し。
朝5時半過ぎから30分2,500mの散歩。散歩3時間後の9時頃尿道から220CC(81%)、カテーテルから50CC合計270CCの排尿はやゝ濃い茶色。
その後の12時〜21時半まで尿道から120CC〜140CC(67%〜80%)、カテーテルからは30CC〜60CCはほゞ透明に近い尿が7回程度。尿道と会陰部及び膀胱部を押さえたときの痛みが和らぐ。抗生物質の注射とクラビット錠の服用が効いてきたよう。
8月15日(HIFU後37日目)
前日22時半〜朝4時半まで尿パックに700CC、尿漏れ無し。朝6時半から30分2,500mの散歩、朝の気温が下がり気分爽快。
9時〜22時半まで尿道から90CC〜230CC(63%〜805%)、カテーテルからは20CC〜60CCはほゞ透明に近い尿が7回程度。尿道と膀胱部を押さえたときの痛みが和らぐ。
8月16日(HIFU後38日目)
前日23時〜朝5時半まで尿パックに900CC、尿漏れ無し。朝6時から35分3qの散歩。散歩2時間半後の8時半頃尿道から70CC(78%)、カテーテルから20CC合計90CCの排尿はやゝ濃い茶色。昨日と異なり尿道と会陰部の痛みがある。そのせいか昨日15日午前の排尿が630CC有ったのに、今日はその半分以下。
11時より検診。尿量測定、X線による残尿測定写真を4〜5枚摂り検討の結果バルーンカテーテルを抜くことが決まる。カテーテルを縛ってある紐を切るとき少し痛みがあったが、抜くことの痛みは無くあっという間に終わる。
8月9日1ヶ月目の採血時PSAは0.1以下。
化膿止めの臀部への注射と、膀胱内細菌を殺菌するクラビット錠7日分の処方。明日からシャワー、入浴は可能になる。
その後14時〜21時半まで尿道から100CC〜140CC透明に近い尿が7回程度。
8月17日(HIFU後39日目)
前日22時就寝後翌朝6時起床までほゞ2時間おきに3回250CC内外の排尿。朝6時過ぎから40分3qの散歩、ほゞ入院前の運動量。朝の気温が下がり気分爽快。洗顔の際かって体調が最も良かった頃と同じく顔がツルツルしている。
散歩後最初の朝8時半の排尿150CCは前日と異なり透明。前日の尿道会陰部の痛みも全く解消。これまで悩まされた痛みは膀胱に入っていたバルーンカテーテルに依るものかも。
9時半〜22時までほゞ1時間毎に120CC〜200CCの透明な尿が9回程度。
これからの課題は痛みと血尿もほゞ解消したので
@就寝時約2時間前後と、昼間1時間から1時間半毎におきる頻尿時間の延長
A尿意を催して数秒程度で漏り、我慢できる時間が極めて短いことの解消
以上2点の問題が解消されれば入院前の状態に戻ったことになる。
◎膀胱ろう
入院1週間は看護師が1日1回宛カーゼ交換をしてくれた。看護師は手際よくテープを剥がし簡単にガーゼ交換が終わるが、退院後自分で交換するには可成り手こずった。
特にテープを剥がすための剥がし口が掴めず、皮膚を傷つけそうになったり、テープを破いたり四苦八苦した。2,3日悪戦苦闘の末テープを長さ12pに3枚切る際その端を幅約3o織り込んだところそれ以降簡単に剥がすことが出来た。チョットしたアイデアの勝利。
退院2,3日過ぎから接着テープ跡が赤くなり痒みが強くなった。そこで午前と夕方2回剥がし跡をナップクリーンで良くふき取り暫く時間を置いて張り替えるようにしたところ幾分痒みが収まった。
4週目に入り突然バルーンカテーテルのキャップが突然外れ下着を濡らす事故が2日続けておこり、キャップとカテーテルを接着テープで巻くことで解決した。
タケ様へのご返事 投稿者:tateyama 投稿日: 8月24日(火)11時36分12秒タケ様へ
>膀胱ろうのカテーテルの取り付け口は、どの様に処置されているのですか??
穴を開けたのですよね・・・塞ぐ処置は、縫うのですか・・・自然に塞がるのを待つ・・??
バルーンカテーテルを抜くとすぐ滅菌ガーゼ数枚を膀胱ろうの上に当て接着テープで押さえるだけです。カテーテルの直径は約3o位で抜いた跡は直ぐに塞がり出血もありませんでした。太い注射針の跡と考えても良いのではないでしょうか。
医師はカテーテルの抜き跡から尿が漏るかもしれないと言っていました。しかし翌日ガーゼを剥がしたところ尿漏れや、出血もなく傷口は綺麗にふさがっていました。ただ、1ヶ月以上穴が開いていた跡ですので直径10o位が焦げ茶色の傷口として残っています。
その日の夕方にはシャワーを浴びましたが防水シートを使用しない快適さを充分味わいました。
2ヶ月目の検査を受けました。 投稿者:tateyama 投稿日: 9月11日(土)11時30分4秒おがわ様へHIFU(H16.07.09)後6ヶ月目の生検を受けました 投稿者:tateyama 投稿日: 1月 9日(日)13時21分17秒
9月9日にHIFU後2ヶ月目の検査で尿流測定と残尿測定を受けました。9時過ぎ受付を済ませ、尿意を待ちましたが無く500CCボトルのお茶を飲み2時間待った後に測定したところ130CCの量がありました。超音波による残尿測定も一応良好と言うことで、医師は血尿も無くなっており、これまでのところ特に問題は無いとのことでした。尿意があってから出るまでの時間が極めて短かく、時に漏ることがあると訴えたところ、数ヶ月すれば次第に改善されるとのことでした。
3ヶ月目の検査日(10月9日)を決めて2分位の診察を終えました。
8月16日に膀胱からのバルーンカテーテルを抜いてから9月9日まで23日間の状況に殆ど変化はなく只9月に入り気温の低下と共に汗をかかなくなった為か尿が極めて透明になったことでした。
3ヶ月検診を受けました。 投稿者:tateyama 投稿日:10月10日(日)13時55分8秒
10月9日HIFU3ヶ月目の検診を受けました。
10時受付、最近の状況に付いて看護師には9月9日の2ヶ月検診時とほゞ同じで夜間はほゞ2時間から2時間半間隔でで200cc〜300cc。昼間は1時間半から2時間半間隔で150cc〜250cc位の排尿で、2〜3年前の状況に戻っていると説明。ただ尿意を催してから排尿するまで我慢が出来ず5〜6回に1回くらいは少量漏ることがあると訴えたが医師は次第に良くなるでしょうとのこと。
血圧測定(116/64)とPSA検査のための採血(PSA値は1週間後に判明)。採尿。引き続き、超音波による前立腺症状スコアの検査。
医師は超音波検査の写真を見ながら、前立腺重量がHIFU前の検査(H16/06/15)で19.0gであったものが15.9gに縮小しており、血尿なども無く特に問題はないので、次回生検日時を来年1月5日に決めていただきました。診察の終わったのが11時過ぎ。
おがわ様 新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いいたします
◎HIFU(H16.07.09)後6ヶ月目の生検を受けました
平成17年1月5日自宅から車で約10分の病院受付に9時に着く、正月早々にも関わらず待合室は10数人の患者で溢れていました。
9時半頃採尿、血圧測定と採血後、暫く待たされて11時少し前3人部屋の病室に案内されました。正月のためか患者は私1人だけ。再度血圧測定(122-72)と体重(69.5s)測定があった後
看護師から次のような入院診療計画の説明があり、診療計画書にサインしました。
@1月5日午後より前立腺の組織を採取する検査を行います。
A平成16年10月12日の前立腺腫瘍マーカーの値は0.1NG/ML(未満))でした。
Bお尻の方から麻酔のお薬を注入して肛門より機械を挿入し、前立腺の組織を数カ所採取 する方法でその組織を詳しく調べる検査に提出します。
C結果は翌日の午後判明します。
D検査後の血尿や発熱などの合併症が起こる場合もありますが、点滴や内服薬などで対処させていただきます。
13時血圧測定後、点滴(ソルライト)の為の注射針を右の手の甲に挿す。最初腕に試みるが静脈が細く失敗、仙骨麻酔を和らげる軽い麻酔薬アタラックスPとソセゴン混合液注射を臀部に受けました。
車椅子で手術室へ行く途中で点滴液と静脈を繋ぐビニールパイプが外れ血液が7〜8滴が床に漏れ廊下を汚すトラブルがありました。
13時15分手術台に上る。通常は左を下に横向きになり、エビのように丸くなりますが、私の場合左を下にすると心臓を圧迫するせいか苦しくなるため、右側を下にするよう変更してもらいました。このため通常位置に置かれている機械類を手術台の反対側に移動しなければならず面倒をかけました。
消毒後仙骨麻酔の針が刺さされるが思ったほど痛みは感じませんでした。
13時25分から約10分間の間に前立腺左則と右則に生検針が各4本当て計8本が打ち込まれる。麻酔のため特に痛みはなく、カシャッ、カシャッという音が耳に響くだけでした。この間医師は消毒、仙骨麻酔、生検針の打ち込み等に際し、一々患者に声をかけ操作をするので安心感があります。なお、看護師はこの間数分置きに血圧を報告していました。40分には手術台を降り、13時50分に車椅子で病室に帰り抗生剤の入った点滴を1本受けました。
以上の検査手順は手際よく進められ、操作前に一々に声をかけるなど患者に優しい病院だと思いました。更に、血液が廊下に飛び散る等のトラブルに際しても冷静に対処し看護師に対する教育が徹底していると感じました。、
暫く休み、ベットで軽い昼食(パンとリンゴジュース、バナナ)を頂きました。
検査後3時間は安静にするとの指示があったため、14時16分病室で計量コップに透明な尿420ccをとりました。(昨年の生検では前立腺の腫れのため導尿を受けましたが今回は勢い良く終わりました)、15時6分340cc、17時50分190 cc、19時00分150cc、24時30分340cc、3時20分220cc、6時20分170cc、8時160ccの何れも透明な尿を取りました。
翌6日午後1時、看護師控室で医師が病理組織検査依頼書を提示し、病理組織診断所見欄の「前立腺の針生検組織8個ですが、いずれにもCacer cellの増生浸潤は指摘されませんでした。」との項目を指で指し示しながら癌細胞は有りませんと言われ、ほっとしました。 又、5日の血液検査では肝臓機能などに特に異常は認められず正常ですとの説明を受けました。
今回調べたPSA値は数日後に判明すると知らされ、病理組織検査依頼書のコピーをもらい何か晴れ晴れとした気持ちで控室を出ました。
持ち物などを整理し1時半過ぎ退院しました。
なお、血尿など感染症を予防するオセックス錠5日分が処方されました。
今回の検査入院費用の自己負担額は9,416円(検査入院費など77,460円×0.1+食費等1,666円)でした。
9ケ月目の検診を受けました 投稿者: tateyama 投稿日: 4月22日(金)20時14分38秒おがわ様へ
4月21日HIFU後9ケ月目の検診を受けました。血圧測定(何故か92〜60と極めて低く、再確認のため4回測定)と採血後、診察室で担当医師より夜 間就寝時の排尿量と回数及び残尿感について質問がありました。(毎回300CC〜350CC程度で約3時間毎に2〜3回程度起床し、残尿感は無い)
更に医師より前回生検時(6ケ月目)のPSAが0.3に上昇しているが、正常値の範囲であり体調に特に異常がなければ気にする必要はない。ただ今回採取 のPSAが更に上昇するようであれば検討する必要がある。1週間後に電話で確認するよう指示がある。約2分くらいの診察で退室。費用は1割負担の960 円。
4月8日に70歳からの高齢者講習会(受講費用6,150円)を受け、4月20日に免許更新を受けることが出来ました。これで私も健康であれば80歳まで運転が可能で行動の自由を確保出来ほっとしています。
高齢者講習会の検査では通常視力0.7。視力回復時間63秒。眩光下視力0.4と何とか同年代との比較で"普通"を確保しましたが、動体視力は0.1に止まり"劣る"になりました。
このため夜間運転には注意するよう指示があり、これからは夜間運転は出来るだけ控えなけれはと思っています。
ただ運転適性検査(テレビゲームのように模型のハンドルとブレーキペタルを操作して道路を走る)では、同年代との比較では優れている。30歳〜59歳との比較では普通を確保しました。
9ケ月目の検査結果が判明しました 投稿者: tateyama 投稿日: 5月 4日(水)14時49分40秒
5月2日10時にHIFU後9ケ月目(4月21日実施)の検査結果を院長先生よりPSAが1.85に上昇していると説明を受けました。此までの当病院ではこの様に上昇した際には早速色々な処置を取っていました。
しかし先月4月東京で開催された東海大学の内田教授を中心とするHIFU研究会でHIFU後PSAが上昇しても、400数十例の実績を検討した結果、PSAの変動に一喜一憂せず経過をよく観察した後に処置を検討することが良いとの結論に達したと述べられました。
全摘出の場合は前立腺を綺麗に摘出できるが、HIFUでは残っている可能性があるらしいためとか。
私の場合も5月23日に前立腺血流などを再度調査して対策を決めましょうと言うことになりました。診療費は450円。
前立腺血流検診を受けました 投稿者: tateyama 投稿日: 6月12日(日)09時13分16秒
5月31日超音波による前立腺血流検査を受けました。
医師より超音波画像上に映し出された残留前立腺周辺部分に赤に縁取られた黄色の血流を示す矢印が何本か写っている写真が示され、焼け残りの前立腺に血流があると説明を受けました。
更に先週5月23日のPSA値も2.64(1ヶ月前4月21日の検査より0.79上昇)に上昇しており、再度HIFUを受けることを奨められました。
6月10日CTスキャン、6月13日骨シンチの予約を決めました。今回の診療費10%負担で870円。
不思議なことに、4月21日のPSA値が上昇した頃(最後のリュープリン注射より9ヶ月目)より気分が高揚し、体調も良くなり、朝の目覚め時には気力の充実感があり病気を一時忘れるくらいです。
その頃より季候が良くなり約2年前から始めた早朝の散歩が当初30分でも疲れたのが、最近は45分から50分、約5,000歩の散歩も全く気にならず、気分爽快の一語につきるくらい体力が回復しています。
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