還暦つれづれ草
初孫と息子と御寿司屋さん
「毎日が日曜日」の中に、初孫に会いに東京へ行くところがあるが、今回初め
て初孫が息子夫婦に連れられて福井へやってきたのである。これで2回目のお
目通りなのだ。あと半月あまりで満一歳になるところで、可愛さもひとしおと云う
感じなのである。この4日間は朝から晩まで孫中心の生活となった。
福井へ来たら、まず、おばあちゃん(うちのかみさんのおふくろ)に見せに行かな
ければならない。今立町は森六の「おろしそば」やヨーロッパ軒の「ソースカツ丼」
も食べに行かなければならないのであるが、まずはおばあちゃんである。
そして、次ぎに見せにいかなければと思うのが近所のお寿司屋なのである。こ
この寿司屋さんは我が家のすぐ近くで、近所の子供達の成長を幼い時から見て
いたのだ。その時は寿司屋のご夫婦も若かった。「今日雅美ちゃんが(うちの下
の子供、初孫の父親)前の家の塀の上をとことこ歩いていたわよ」なんて教えて
くれたものだった。そして、子供が高校を卒業して東京へ出て行くときにお餞別を
くれたり、結婚したときにお祝いを頂いたりした。
うちのかみさんとは、ゴルフの話しで常連客のみなさんと盛り上がったりするし,
客の少ない暇なときには子供のことや、健康のこと等々の世間話が気楽にでき
るところなのである。 ここのマスターは、中学を出てすぐに東京で寿司の修行を
した生粋の江戸前という感じで、たしかな腕前だ。
田舎の団地の中ということも
あって寿司種はどうしても限られてくるが、正統派の寿司屋という感じが好きだ。
それに安いのである。
ちょうど、上の息子が千葉の大学へ戻る前の日で、何年振りかの一家揃っての
賑やかな食事をしたのだった。
焼き肉の「セナラ」も、忘れてはいけない。孫はちょっとぐずってヒヤヒヤしたけど,
セナラのおかみさんの話しをたっぷりと聞けたし、珍しい料理もだしてくれて、最
後はさっぱりと冷麺で締めることができた。さすがにこの日はゴルフの話しは聞
かずに済んだのだった。
勿論、福井名物「おろしそば」と「ソースカツ丼」は,ちゃんと食べに行ったのであ
ります。今立町へ行った時は台風18号の強い風が吹いていたのでした。
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半年後(’00−03−14)再び孫がやってきました。成長しました。