毎日が日曜日
1999年2月22日 月曜日
確定申告
2月が近くなって来たら、奥方が確定申告をしてどっさりと税金を還付して貰わ
なけりゃと 生命保険料や損害保険料の払い込み証明書や、国民年金や健康
保険料の領収書を集 めている。 途中退社で年末調整を受けてないから、当然
のことながら確定申告をしようと思ってはい
たが、あまりはたから煩く言われる
とやる気を削がれるのだ。
2月に入って町役場に確定申告の用紙を貰いに行った。この田舎町ではあま
り用紙を貰いに来る人はいないらしい。用紙を欲しいと言ったら用紙を一枚持
ってきた。記入の手引きはと言うと、 「ああ手引書ね」とまた遠くの方へ取りに
いったのである。
年末調整しか関係の無かった者にとっては、なかなかやっかいな感じがする
のだが、現在の 生活状況では必死になってしまうのだ。めんどくさい等と言っ
てはいられないのである。 雑誌「日経マネー」の確定申告の特集を読んだりし
て、おおかた理解できたので計算し記入する。私の計算によると23万円弱戻
ることになったのだ。
そして今日2月22日(月)、税務署に持って行った。もう入り口で待ちかまえて
いるのだから あっと云う間に済んでしまった。
税務署のお兄さんは、私の居た会社を見て、「百人も希望退職されたのですね
。大変でしたね。」 などといいながら電卓をたたいて、「特別減税が書いてない
ですね」と云うではないか。ものの本 によれば、7月末以前に辞めた人は8月
に実施された減税をまだ受けていないから、特別減税分
が戻ってくると書いて
あった。私は9月末退社だったから関係ないと思ってしまったのだ。
早呑み込
みはいけない。要するに特別減税額は記入されていなければならないのだ。
これで還付額は30万円強となった。
いつもは中小企業いじめの税務署みたいなイメージがあったが、急に神様仏
様なのである。 これで督促のあった町・県民税の支払いも、明るい展望が開
けようというものである。