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'04年5月18日 落ち着いた一日 今日は微熱も出ず、調子もまあまあなので緑の散歩道をゆっくりと歩いた。この道は3カ所もトイレがあって、頻尿の者にとっては安心して散歩できるところだ。そして火曜日以外は道沿いの図書館で本を読んだり休んだりすることができる。パンなど持ってきて休憩室?で食べている人もいるので、図書館に1日中居る人もいらっしゃるみたいだ。 今日は図書館は休み、図書館の駐車場のベンチにじっと座って動かない老人がいた。帽子をかぶって杖を横に置いて。 午前1時半に始まって午後10時45分まで14回もトイレに通ったのだった。 '04年5月19日〜 大きな変化なく 雨模様などで薄ら寒い日は、熱はないのに微熱があるような感じで、筋肉や関節を動かすと痛みがあって調子はよくない。しかし、天気の良い日は散歩したくなってぶらついたりする。 そうすると汗もかくし、尿の回数も少し減ってくるみたいだが、尿の汚れは相変わらずだ。 20日の夜は、町内会の花壇担当なので教育委員会が開いた「ふるさと花壇づくり学習会」に参加する。1時間半ばかり椅子に座っていたが、尿意も催さずに済んだ。 21日は、散歩を40分程、図書館と本屋へ寄って帰る。少しづつ歩く時間、距離を増やして 身体を馴らしていかなければ。 22日、3時間ばかり外出して散歩や友人を訪問して話し込む。だんだんと尿意の催し方が治療前の感じに戻りつつあるように思われる。急に襲ってきて我慢出来ないような症状が少なくなってきた。 23日、「健康の森」の遊歩道を散歩する。長い遊歩道でゆっくり歩きなので廻りきれなかったが、途中峠みたいな処があった。昔の生活道だと思う。そこを集落の方へ下りて行きたくなったが、次ぎの機会にした。写真を撮りたいからだ。 心配なのは排尿時の最初に血が混じるのが一向によくならないのと、普段少し血がにじみ出てくることだ。それで生理用ナプキンが手放せないのだ。 26日、「健康の森」もすべて歩いたし、もっと長距離を歩こうと鳴谷山の水芭蕉を見に行く。 往復2時間と少しの歩き。帰り温泉へ入って帰ろうという話になったが、ちょっと面倒なので遠慮させて貰った。体調は良く、問題なく長時間歩けることが判った。 術後1ヶ月が経ったので、帰って初めて小さいグラスで生ビールを飲んだ。今日は沢山汗をかいたので、ぐいぐいと云う訳にはいかないけど美味しかった。 '04年5月27日 通院日 昨日の水芭蕉は、標高1200mに近い処にあるので、だいぶ汗をかいた。それで今日は尿の量が少ない。これは山に登ったときはいつもそうなので気にはしないが、検尿の時の尿がほんの少ししか出ず、最初は血が混じるので非常に汚れたものを提出することになった。 状況を聞いた医者は血止めの薬を処方しておきましょうとのこと、一瞬、脳梗塞で血管を拡げる薬を飲んでいるので何か関係しないのかなという事が頭をかすめた。短い期間しか服用しないだろうと思って黙っていたが、医師も超音波療法(HIFU)を受けた患者を診るのは私が最初なので、判断するのも多少難しいのかも知れない。 薬が2種類増えた。アドナ(ACー17)錠30mg、トランサミンカプセル250mg '04年5月28日 薬効は顕著 新しく処方された薬が効いたのか排尿時に血が混じるのは急に少なくなり、生理用ナプキンが血で汚れるのも極端に少なくなりました。 朝から町内の花壇に植えるため、その苗を育てるために浅い発泡スチロールの箱に土を入れて花の種を播いて水をやったりしたのですが、たいして体を動かさないのに凄い汗が吹き出るといった状態でした。 下着を着替えて昼食を外で食べるために外出しましたが、夕方、倦怠感で何もやる気がせずに夕食後もごろごろして、「御宿かわせみ」を見たりして早く寝ました。 '04年5月29日 微熱が出ている 今日も何となく倦怠感にみまわれていたが、夕方になるほど強く感じたので検温してみたら 37.3度と微熱が出ていた。どういう熱か判らないが、汗を沢山かくのは微熱のせいなのだろう。たいしたことはないので、夜町内会の会合に出席した。 '04年5月30日 倦怠感が残る 微熱は昨夜遅くには収まったのだが、体調は今日もいまいちで倦怠感が抜けていない。 食事のたんびに汗をかくし、人とちょっと話しをしても汗をかいたりする。 そんな状態で、今日は図書館で借りた朝倉街道についての本の一部をコピーしに外出しただけだ。いろいろと歩きたい処の調べは進むのだが、全然実行が伴わないのだ。 '04年5月31日 回復へ向かう 相変わらず節々が痛むという感じだが、外出して動き回っていると忘れる様なので、回復に向かっている兆候か。夜になって節々の痛みがとれてきたようだ。何処かの炎症が治ってきたのだろう。それにしても病院へ行った翌日から熱が出るということが2回続いたのだ。 '04年6月1日 快適な体慣らしの峠歩き 晴天、調子は上々で早速体慣らしへ。福井市と鯖江市の境にあるの三峯城跡を歩く。その後、欲が出て過激な峠歩きをしてしまった。粟田部で美味しい「おろし蕎麦」の大盛りを食べたし、健康で歩けるということは素晴らしいことだなと実感した一日だった。 峠歩きのHPへのアップは、もう一度確かめに行きたい処があるのでそれからです。 '04年6月2日〜 順調に推移 体調は良好で、尿の状況はモロモロとしたカスが少し混じるだけです。超音波で焼かれた前立腺の残骸なのだろうか。あとは陰嚢と肛門の間辺りが腫れている様な感じがするだけです。3ヶ月は自転車に乗ってはいけないのですから、この違和感はまだ当分は続くのでしょう。 6月2日は昨日見落とした追分地蔵を探しに行きました。 6月3日は峠歩きをまとめてHPにアップしました。 6月4日は脳梗塞で入院して以来の続いている内科への通院日です。尿酸値はこのところ正常値なので一旦投薬を中止して貰いました。2ヶ月後に血液検査をして、その結果をみることにしました。あとは血液中のコレステロールを減らす薬と末梢の血管を拡げて、血圧を下げる薬の2種類となった。 医師が、あなたはどうして消化器内科を受診されているのかと云う。そう言われても困るのだ。私が決めた訳ではないし、もうこの医師は私が入院した時から4・5人目になるのに、初めてこの様な質問を受けた。そう言えば先日救急センターに駆け込んだときも、看護師に現在掛かっているところを聞かれたので、脳梗塞以来消化器内科だと言ったら、なんで脳神経内科でなくて消化器内科なのかと言われた。私が聞きたいくらいだ。 6月5日は久しぶりにカミさんと買い物をしたり、美味しいお蕎麦を食べたり、コーヒーを飲みに行ったりした。 6月6日の日曜日は、町内会の催しでバスに乗って森の中でのバーベキューだった。昼間からビールを飲んでたらふく食べて疲れてしまった。 6月7日〜8日 2日間で350kmばかり走って能登を往復して来た。8日が雨模様だったため、能登でゆっくりしたせいもあり、家へ帰ってもたいした疲れも感じなくて、これなら遠いところの峠歩きも大丈夫と思われる。 '04年6月10日 通院日 検尿の結果は、まだ少し汚れているとのことだった。目で見た限りでは血が混じっている様子ではないが、薬品で調べればまだ混じっているのだろう。それで今までの薬をまた2週間服用することになる。 血液検査は、尿がきれいになってからしましょうとのこと。炎症が残っていると、そのためにPSAが高く出ることもあるからだ。HIFUの手術直後のPSAは20とか25になりますと、退院のときに言われたのを思い出した。 今日は大失敗をやらかしてしまった。紙コップに採尿したとき、何しろいちもつが縮んでいるものだから、油断したすきにパンツやステテコがたっぷりと濡れてしまったのだ。ズボンが濡れなかったのが不幸中の幸いだった。仕方なく下の方まで濡れたステテコは脱いでゴミ箱に捨ててきたのだ。パンツは周囲をトイレットペーパーを沢山使ってズボンに浸みるのを防いだのである。そして何喰わぬ顔で待合室に入り、診察を受けて帰って来た。惨めな気持になりますね。 (このページ終わり) がんのトップページへ 次のページへ |