隠れ家とその周辺点描
一等三角点の山・高坂山(507.6m)
だいぶ前だが、登山用品店で私よりずっと年配の、三角点巡りの大ベテランの方と雑談をしていて
能登の一等三角点のある河内岳の話などをした。そしたら石動山の近くの三角点も登っていると聞き
私の縄張りを荒されたままにしておく訳にはいかないと、今回登ることにしたのだ。
石動山は志賀町の隠れ家からは近い。もう雪は無いだろうと、中心部の神社や資料館の前を過ぎ
氷見市側の平集落へ向かおうとしたら、雪と倒木で進めず、広い大窪林道入口に車を置いて歩くこと
にする。ここは石動山道大窪道の入口もある。
平集落は左へ 正面の階段は石動山道(大窪道)入口 右は広場で車を置いた
この前の石動山遺跡の地図を見ていたら、長靴でぺしゃんこのザックを担いだ爺さんが、平集落
の方向へ歩いて行った。後で聞いたのだが、石動山(565m)へ登ってきたとのことだ。
私もザックを担いで下って行くと、雪と倒木も終わり広い舗装道路となった所に、先ほどの爺さんが
車からテーブルやガスコンロを出していた。私が平集落の近くから一等三角点の山へ、そして尾根伝い
に資料館の方へ回ると言ったら、それはいいコースだと言う。蔵王とか云うのがその山の名前らしい。
平集落手前の適当な処を山手へ入り、溜池から低い支尾根を左へ、やがて山道へぶつかり、少し
登ると三角点のある山頂へ。高坂山とあり氷見湾の上に白い立山連邦が望めた。
山頂手前(上)と山頂(下)
ここで30分ばかり熱い赤だしを飲んだりジャムパンを食べたりして休憩。それから見通しの
よい笹藪の低い尾根を歩きます。
笹の低い尾根
どんどん進むと未舗装の林道へ、そこを右へ、舗装された立派な道とあづまや、そこから大御前道
を登る。高坂山より汗をかく登りだ。
大御前道入口
パノマラ展望台を越えると舗装道路へ、少し下って石動山遺跡の中心部に向かって下る。途中
階段の手前で左へ下って行くと、資料館の前に出る。
パノマラ展望台
約6.2km、休憩を含んで3時間、あちこちで真っ白な立山連邦が望める散策道です。
二万五千分の1地図 「能登二の宮」
(’09年 3月 9日)
---- 参考までにGPSの軌跡です ----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」
車を置いた処は、左の一番下のポチッと出ている処です。大窪林道入口で林道の右横の点線は
石動山道大窪道です。
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パノマラ展望台より立山連邦を望む