隠れ家とその周辺点描


三千坊山

明日から天気は下り坂というので、今日はちょっこし歩いてから能登へ行くことに。 カミさんがそろそろワラビ採り
も終わりに近づいてきたので、今週は行きたいとの要望もあった。それで途中にある山ということで、氷見市と高岡市
の境目辺りにある三千坊山(264m)を歩くことにした。 能越道路の高岡ICを降りて県道29号線を少し走ると、江道
(えんどう)バス停がありそこが今回の登り口だ。車は少し先の道が広くなっている所へ置いた。


江道横穴古墳群 高岡市指定史跡

すぐに横穴古墳群の一部を見ることができる。その前を通って林の中に入ってゆくと広い道が真っ直ぐに続いてい
る。送電線の鉄塔までが巡視路となっている。 その先が山道らしい道となって、平行して古い道跡が見られる所が
ある。塩の道だったらしい。

 
テンナンショウ(まむし草)がとても多い

歩き易いなだらかな尾根道で、家族連れのピクニック向きの自然豊かな良い道だ。右へ200m白山池という標識を
過ぎた辺りからだと思ったが、マムシ草と呼ばれるテンナンショウが沢山見られる。道はあくまでなだらかで、林道を
2回横切って最後は少し登りになって展望台のある山頂に到着する。


山頂の三角点 案内板はもう読めない

金曜日なので誰もいなくて静かだ。展望台の上で軽い食事をした。残念ながら立山連峰などの遠くはかすんで見る
ことは出来なかったが、氷見や高岡の町は見下ろすことが出来た。途中ワラビを探したりしたので1時間40分ほど
掛かったが、足に負担の少ない心地よい道だった。


山頂の展望台 この上で食事 涼しかった

下りは県道を歩くのを避けようと炭焼き小屋15分の標示のところを下ったのだが、アスファルト道路を左へ曲がった
ため炭焼き小屋へは行かず、右手に不燃物処理場をみながらぐるっと左へ周り、登りのときに最初に林道を横切った
処から登って来た道を下った。 雪が沢山積もっているときにスノーシューで散歩するのもいいかも知れない。

降りてから県道29号線を羽咋へ向かって走って、志賀町の小屋へ着くなりカミさんはワラビ採りに出掛けた。

二万五千分の1地図 「飯久保」

(’08年 5月 23日)

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