還暦つれづれ草


たまごっち

上の息子家族は ７月末に来て一緒に沖縄に行ったので、このお盆には来ないし、下の息子家族は
今年は嫁さんのお母さんの方でお盆を過ごすことになった。 それで、私等夫婦は、カミさんの実家へ
お墓詣りに行き、出されるままにビールを飲んで、美味しい魚を食べさせて貰った。　もっぱらカミさん
同士が大声でしゃべりまくるのを、二人の旦那がにこにこしながら聞いているだけだった。

それで我が家のお盆は終わったみたいだが、夜、下の息子の家族はどうしているのかな等と話をして
いたら電話が鳴った。１年生の孫娘からで、たまごっちを探しているのだと云う。何でも都会の方のお店
には全然なくて、友達が千葉の田舎の店で残っていた物を見つけたのだそうだ。 それで、福井の田舎
のオモチャ屋にあるのではと、福井のお爺ちゃんに電話することになったと云うのだ。

可愛い孫娘の願いとあらば、お爺ちゃんとしては力になってあげたいところだが、これは少し難しそうな
のだ。トイザラスとか、そういう大きなお店は、みんな行くので、すぐに無くなってしまうのだそうだ。それ
で普通のオモチャ屋ということになるのだろうが、最近、福井ではオモチャ屋というものを目にしない様
な気がする。トイザラスか大きなショッピングセンターの中にしか見ないのだ。

そこで福井市の街中を走り回ったが、以前あった店は無くなっていて、二つのショッピングセンターの
オモチャ売場を覗いてみた。しかし、予想通り品切れで、いつ入荷するかも判らず、入荷しても抽選に
なるのだそうだ。入荷の数が確定したら標示するとある。街の中心から外れたショッピングセンターで
これだから、まず福井では見つけるのは難しいと思われる。これからも気に留めておくことにしよう。

孫娘も１年生になって、電話での話し方がずいぶんとしっかりしていて、毎日の友達との付き合いが
あるから成長も早いのだろうなと、頼もしく思ったのである。

このところ空模様がいまいちだ。今日もいっとき激しい雨が降った。そろそろ小さい山にでも登りたく
なったのだが。今日は終戦記念日、６歳のとき品川区大井町で叔父さんと押入の中で天皇のラジオ
放送を聞いた日だ。

（'０５年８月１５日）

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