還暦つれづれ草


店内改装につき売りつくし大売り出し

いつも利用しているスーパーマーケットが、店舗改装のためしばらく閉店するという。それで、最初
雑貨だけ３割引だったが、数日後、今度は一般食品・菓子も３割引になった。生鮮品は別らしいが
カミさんが買いに行くぞと立ち上がったのである。

私も一緒に出掛けることになった。ちょうど病院へ行くところだったので、マーケットで一緒に買い物
をしてからと思ったのだが、まだ開店１０分前で、私は開店を待たないで病院へ行くことにした。駐車
場には、車の中で開店を待つおばさん達の姿が見えた。

病院が終わり、薬局で薬を貰って外に出たら、携帯にメールが入っていた。「沢山買ったよ、ウヒヒ」
とある。どれどれとはやる心を抑えて家に帰ると、オオーッと、凄い量の食品の山だ。ながーいレシ
ート。これはすげえ！　カミさんは数日前にお米を買ったのは失敗だったと残念がっている。 そのお
米も今日は３割引だったというのだ。値段的にはだいぶ大きい。

長期保存の利く調味料やお菓子、それに山へ持って行く飲み物、レトルト食品やインスタントラーメン
もある。１万円近い金額だから、いつもの値段なら、ざっと１万３千五百円位の買い物をしたことにな
るのだ。これで当分買い物に行かなくて済むのなら良いのだが、そういう訳にはいかない。生鮮食品
は別だからだ。カミさんは 後は一日いくらいくらでやってゆかねばならない等とぶつぶつ言っている。

でも、さぞや楽しい買い物だったのだろう。少し興奮ぎみだったから。

（'０５年９月１日）

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