全摘出手術を受けた もみじ様の掲示板への投稿をまとめたものです。

始めまして。  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 4月 1日(日)19時41分57秒
  始めまして。「もみじ」といいます。
今年7月で満61歳になります。今年、3月に前立腺がんの宣告を受けました。
生検の結果、21本中8本からがん細胞が検出されました。
PSA6.5、グリソンスコア3+4でした。5月に全摘出手術を受けます。
生検は1月31日に受け、その際、膀胱の内視鏡検査も行いました。
それ以来、ペニスの尿道部分が不快で、いまだに治りません。尿検査は異常なしで、先生に訴えてもとりあげてもらえません。
特に肛門に指をいれたりした後は、不快感がひどく感じます。肛門とペニスが何か連動していみたいな感じがします。
いまは、手術までの日々を不安に待っています。
みなさん、よろしくお願いします。

自己流温熱療法  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 4月 2日(月)20時27分46秒
  さっそく、声をかけていただき、ありがとうございます。
全摘出手術前に、温熱療法をやってみようと思っています。
と、いっても、自分で考えて、自分でやってみるのですが。
がん細胞は42.5℃、30分で完全死滅するといいます。
ならば、前立腺を42.5℃に暖めることはできないだろうか。
銭湯にいって、熱いお風呂に20分入りました。
肛門に温度計を差込み、入る前は37.1℃、お風呂から出た後は38.1℃でした。
42.5℃にはほど遠く、入浴では無理のようです。
それで、次は、赤外線ランプで会陰部を暖めて見ようと思っています。
とにかく、恥ずかしいなんてことはなしで、いろいろ、やってみようと思っています。
また、報告します。

転院しました  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 4月26日(木)06時35分51秒
  4月に全摘出手術の予定でしたが、大学病院へ転院しました。
全摘出手術は5月20日と決まりました。
温熱療法ですが、昨日、偶然、温泉地をとおったので日帰り入浴しました。
ところが、46度の湯船があったので、そこに5分ほどつかってから、直腸の温度を測ったら39度まであがっていました。
42度とは、工夫でそんなに遠い温度度はないと感じました。
今度は、じっくりと心構えして、46度の温泉につかってこようと思っています。
はたして、何度まであがるか。
ちなみに、温度計は「おんどとりTR−52のセンサーが1メートルコードのものを使用しているので簡単に肛門に挿入できます。

温熱  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 4月27日(金)05時48分27秒
  25日に温泉地を通りましたので、日帰り入浴しました。
46度の浴槽があったので、4分ほどつかりました。
直腸の温度をはかったら39度まで上昇していました。
42.5℃という温度は、意外と手のとどく範囲なのかなと思いました。
温度計は、デジタル式防水型でセンサーのコードが1メートルあるものを使用しています。
センサーを肛門に指の長さ程度挿入して、計測器を手で持って見ることができます。
計測器の大きさはタバコの箱より、一回り小さいものです。

前立腺全摘出術を受けました  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 6月 8日(金)07時01分5秒
  5月22日PMに前立腺全摘出手術を受けました。退院は9日目の5月31日でした。
病理検査では浸潤なし。切除断端陽性でした。勃起神経は温存できました。
切除断端陽性が今後、再発をきたすのかが気になっています。
尿漏れの状況は
 手術後14日目くらいで、平常の動作では漏れなくなりました。
 今現在、下りの坂道をあるくと漏れます。コンドームをつけて歩いてみると、20分歩い てみて多くて20CCくらいです。
 上り坂は漏れません。
グリソンスコアが、3+4から3+3に変更されていました。
ペニスは手術後15日目までは「萎縮状態」でしたが、その後は普通の状態に戻りました。
体調は良好で、仕事の復帰は手術後20日目からに予定しています。

手術後1ヶ月診察  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 6月21日(木)12時43分19秒
  こんにちは
本日、6月21日に手術後(5月22日手術)1ヶ月の診察を受けてきました。
PSAは、手術直前 6.58 本日 0.02 でした。
とりあえず、とても安心しました。
3ヵ月毎のPSAの監視が始まりました。
本日から、私の闘病の新たな人生が始まりです。再発しないことを願って。
がんは両葉にあり、それぞれ10mm、22mmあったとのことでした。
しかし、前立腺がんは散らばったかたちなので、大きさというより範囲のようでした。
大きかったのかなと驚いています。
グリソンスコアは、生検で3+4、手術後 3+3になったのは、生検では針に付いてきたごくわずかな組織片で判断するが、手術後は広範囲に見ながら決めるために、差がでるそうです。
尿漏れパットは30日目でとれました。股間がとても軽快ですが、なんだかスースーしていて落ち着かない感じです。
性機能の治療を進められましたが、断りました。
今後のために、あまり薬は使わないようにしておこうと思います。
勃起神経は2本とも温存しているので、いずれは自然に性機能も戻ると思います。
 

1500km運転  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 6月26日(火)22時11分24秒
  手術後32日目、3泊4日で1500km運転の旅行にいってきました。
車の運転は、まったく負担になりませんでした。
尿漏れは24時間まったくありません。
すべてが順調で、幸運であったことに感謝しています。
食事は玄米・菜食主義を貫いています。
家族が一緒になって勉強して、一緒になって治そうとしてくれています。
今後、8月16日が3ヵ月後のPSA測定となります。
それだけです。今、とても気にしているのは。

3ヶ月診察  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 8月18日(土)06時34分41秒
  早いもので全摘出手術から3ヶ月たちました。
  手術直前 5月21日  PSA 6.58
  1ヶ月目 6月21日  PSA 0.02
  3ヶ月目 8月16日  PSA 0.01
でした。
医大病院で手術を受けたのですが、診察室に入ると先生がにこにこ笑って教えてくれました。
勃起のことですが、神経温存してても、やはり20パーセントくらいの回復です。
ペニスが少し大きくなることはわかりますが、持ち上がることはありません。
大きくなるときは、ペニスに張るような軽い痛さがあります。不快ではありません。
また、マスターベーションで射精の感覚を味あうことはできます。性交はむりです。
ちょっといいにくいのですが、皆さんの参考になればと思います。
 

温熱療法について  投稿者:もみじ  投稿日:2007年 9月 2日(日)07時17分41秒
  前立腺がん全摘出手術といえど、20パーセントは再発するといいます。いかにして再発を回避するか。これが命題だと考えています。
自分でできることといえば、やはり、食事療法と温熱療法です。がん細胞は米国では42.5℃を30分、日本は43.0度30分で死滅するということになっています。
前立腺がんの再発は周囲への取りこぼしのがん細胞が原因と言われています。では、熱でこぼれたがん細胞を殺すことで、再発を防止するか、再発を遅らせることができないかと言うことです。

温熱療法でいま考えていることです。

@熱い温泉等に入る。
 これは、45度近い温泉につかるか、岩盤浴30分を毎週続けています。
 この方法の成績ですが、やはり直腸の温度が38.5度が限界です。これ以上、長時間の 入浴は無理とわかりました。
 つまり、お湯とか空気では、熱の浸潤性が劣るためです。
A赤外線を照射する。
 遠赤外線装置を購入しました。これを会陰部に照射しています。照射時間等の研究中で、 まだデータはとっていません。これは自宅で簡単にできるので、よいデータがでることを 祈っています。
B光線療法を受ける。
 これは、まだしていません。炭素棒に低電圧、大電流を通して短絡させることにより発生 するアークの光を当てるものです。専門の治療院が札幌に2箇所ほどあります。同時に数 方向から照射するとのことです。熱の浸潤性は15センチとのことです。40分4000 円です。近いうちに受けてデータを取ってこようと考えています。ただし、これは各種療 法で病院ではありません。
Cハイパーサーミアの治療を受ける。
 これは、HIFUの原理で電極を前後にあてて高周波で患部を43度に温めるもので、札 幌では2件の病院で行っています。ワンクルー6回ほどで27000円といっていまし  た。確実に患部を43度にできる方法です。これも近いうちに診察を受けてくわしく聞い てくる予定でいます。

「自分の生命は自分で守る」と聞きますが、そのとおりだと思います。まだまだ、死にたくないので自分で研究・努力します。

参考
 5月21日 PSA 6.58     5月22日 全摘出手術
 6月21日 PSA 0.02     8月16日 PSA 0.01

長くなりました。
 

3ヶ月検診  投稿者:もみじ  投稿日:2007年11月19日(月)05時34分40秒
  平成19年11月6日に3ヶ月検査に言ってきました。

5月21日 PSA 6.58     5月22日 全摘出手術
6月21日 PSA 0.02     8月16日 PSA 0.01
11月6日 PSA 0.02

でした。上がり傾向なのかびくびくしています。切断端陽性だったので、再発の可能性は高いのかなと
思っています。

温熱療法ですが、温泉、赤外線、光線療法を続けてきました。
温泉では、熱いお湯に浸かって直腸内温度39.1度までしかあげれませんでした。

自宅での光線療法は、温度はそれほどあがっていませんが、排尿に勢いが出てきて、性機能もよくなって
きました。おだやかですが、確実に効果があると判断しています。

いまは、ハイパーサーミナルを検討しています。これは、入院か通院が必要となります。

自分の努力で再発防止をできるのは、やはり温熱で取り残しの前立腺がん細胞を死滅させる方法が一番と
信じています。
再発防止、又は再発を遅らせたい。また、レポートします。
 

1年ぶりです。  投稿者:もみじ  投稿日:2008年12月18日(木)17時44分50秒
  小川様、1年ぶりにおじゃまします。
平成5月(手術直前) PSA 6.58 GS3+4 触診不可  生検8/20検出
 5月 全摘出手術 断端陽性
 6月 PSA 0.02   8月 PSA 0.01
11月 PSA 0.02
平成20年2月 PSA 0.04
 5月 PSA 0.03   8月 PSA 0.04
11月 PSA 0.04
といった経緯をたどり、現在に至っています。
平成20年2月までの9ヶ月間に0.01→0.04まで上昇したので、再発を覚悟したこともありました。
尖部断端陽性だったので、がんの取り残しがあります。これがとても重荷になっています。
今でも自家製温熱療法を続けています。
このまま、横ばいを続いてくれるといいのですが、それは無理な望みかなと思っています。
ひさしぶりに書き込みさせていただきました。

最初は、  投稿者:もみじ  投稿日:2008年12月20日(土)18時03分45秒
  小川様、みなさん、こんにちは。
私も前立腺がんの宣告を受けたとき、どの治療方法を選択するかについて、追い詰められつつも毎日家族会議でした。
意見がかたまり、HIFU治療をしている病院が1件だけあったので、夫婦で院長先生とお話をしました。
結果的に、その病院で導入したばかりのIMRTを進められました。
HIFUをその時点で断念しました。

HIFUはPSA再発しても前立腺内に留まっている生き残りのがんがあれば繰り返し治療ができること。
(前立腺内に生き残りのがんがある可能性は、放射線療法も同じだと思います)
術式的に開腹しないので、肉体的ダメージが少ないこと。
非再発率も全摘除術手術に比較してそれほど変わらないこと。
HIFUでPSA再発したら、放射線療法ができること。
などから、そう決めようとしていました。
まだ、一般的な治療となっていなかったのが、負の要因でした。

事前に内田先生にも電話でお話することができました。
全摘出手術で尖部断端陽性(がん細胞の取り残し)ですから再発率は低くはありません。
その時は放射線治療の前にHIFUを検討しようと思っています。
内田先生の出す治療成績にとても感心をもっています。
くわしい成績を知りたいと思っています。

このころ   投稿者:もみじ  投稿日:2009年 8月22日(土)09時29分12秒

編集済
  おがわ様、みなさん、ごぶさたしております。
今年の北海道の夏はほとんどありませんでした。
その後の私のPSAの動きは、平成21年2月0.05 平成21.5 0.05 平成21年8月 0.06
で、やはり微増ですが、上昇をはじめたようです。
尖部断端陽性でしたので、この部分に正常細胞とがん細胞の両方が残ってしまっています。
勃起神経は2本とも温存したために、剥離した箇所にも前立腺細胞が残っていたことも考えられます。
正常細胞のPSAが0.04分で、あとの増加分の0.02はがん細胞からのPSAであると想定しています。
正常細胞分のPSAを除くと、2年3ヶ月で0.02の上昇なので、温熱療法の努力が効いていたかなと、
自己評価しています。
ただPSAの上昇は、あるときスイッチが入ったように急上昇を始めるので、びくびくの生活をしている
のが実態です。
本来は測定感度以下になるはずなのですが。
全摘なので再発判断は0.2〜0.4です。
まだ時間はありますが、いずれ越す時がきてしまうでしょう。
再発した場合は放射線を選択するつもりでいますが、ハイパーサーミアを間にいれてみようと思っています。
HIFUは前立腺がないので、できないでしょうから。

低値のPSAを話題にして、申し訳ありません。

HIFU治療  投稿者:もみじ  投稿日:2009年 8月27日(木)06時34分53秒

編集済
  おはようございます。
私の場合は低値の完全な右肩あがりなので、将来の再発は回避できないと思っています。
HIFUは放射線と同じように、全摘除術の再発治療としては使えないのでしょうか。

カーボンに電流を流してショートさせたときの、アーク放電の輻射熱を利用した温熱療法を続けています。
もし、効果があるのならば、なんとか微増で押さえ込んでいるといったところでしょうか。
遠赤外線の器具と、この可視光線の器具のふたつを利用しています。
遠赤外線よりも可視光線の輻射熱のほうが、熱が内部に深く浸透するようですね。
効果について証明されたものはありませんので、気休めかもしれません。

ありがとうございました    投稿者:もみじ  投稿日:2009年 8月31日(月)08時55分43秒

  小川さん みなさん おはようございます。
窪やんさん、ありがとうございます。
先生は0.4になったら放射線治療を行うといっています。
しかし、このくらいの値なら変動の範囲だといってくれています。
そう言っていただいても、本人にとっては大変に気になるものですね。
HIFUについては、目標物が明確にわからない場合、うたがわしい範囲を50度くらいの温度で照射するなど、
そういったことが可能なのかなと思っていました。
放射線は1度照射すると2度とできないし、放射線による直腸がんの発生なども考えなければならないのかなと
思っています。
HIFUだとそんな心配がないと思いました。
いろいろお話をいただき、ありがとうございました。

2年9ヶ月     投稿者:紅葉  投稿日:2010年 1月11日(月)20時25分38秒

  皆様、遅れましたが、謹賀新年、今年もよろしくお願い申し上げます。
全摘出から2年9ヶ月経過しました。
3ヶ月毎のPSA検査で、ここ3回ほど0.01づつ上昇しており、今回、0.07まであがりました。
断端陽性だったことから、尖部に残ったがん細胞が徐々に増殖を始めたのかなと、想定しています。
愛染山さんの書き込みにあったように、最初はわずかずつ、やがていつかの時期にPSA値が急上昇に転じる前触れでしょう。
温熱療法にかけてきたのですが、やはり、その努力もいきとどかなかったのかなと思っています。
微増している背景には、性欲による男性ホルモンの増加がPSAを押し上げている感じもしています。

直線    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 5月11日(火)22時13分24秒

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  おがわ様、みなさん こんばんは。
1月以来の書込みです。

全摘出、病理検査でGS6、術後最低PSA0.01
最近は、H21.2は0.04、H21.5は0.05、H21.8は0.06、H21.11は0.07、H22.2は 0.08
幅は小さいのですが、一直線に上昇しています。
私の病院は生化学的再発は0.4なので、今月の3年以内までの再発はありませんが、満4年までには再発になると想定しています。
それまでに、ハイパーサーミアを受けてみようかと思っています。
幸いに市内に2箇所ほど導入されている病院があります。
問題は、それ以後のことで、放射線とホルモンのどちらを先に選択するかで迷っています。
放射線は的が外れると、まったく害だけの治療となってしまいます。
HIFUも煮殺すのではなく、42度くらいのがん細胞のみを殺す温度のものがあればいいのですけどね。
2年目あたりからは、発症したときの緊張感が維持できず、すっかり慢心しきっている生活です。
再発は精神的弱さがまねいている部分もあるのかなと思っているこの頃です。

ところで愛染山さんと浅草岳さんは、同一人物の様な気がしますが、いかがでしょうか。
また、前立腺がん患者ではなく、まったくの健常者ではありませんか。
年齢もかなり若い方ですね。

0.01    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 5月14日(金)21時05分29秒

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  みなさん こんばんは。

「一日の労働」を終えて帰宅したところです。
昨日、3ヶ月毎の定期検診にいってきました。
やはり、0.01増でした。
これで5回連続して0.01の増となりました。

春よこいさんは、他の掲示板に出ておられる方と同じIDなのですね。
PSA8.53、GS6、3/12でしたら、選択肢はすべて適用ですね。

全摘出と放射線の決定的違いは、
@放射線後に不幸にして再発したら、全摘出は受けられない。
A全摘出は前立腺がすべてなくなるのに対して、放射線は前立腺がそっくり残っています。
また、放射線で100%前立腺組織は殺せません。したがって、非再発率は全摘出以下です。
B全摘出は取り出した前立腺を詳細に病理検査することで、再発を含めたいろいろな情報が得られる。
C全摘出は大手術で開腹・入院、放射線は通院でよい。

「絶対に治る」ことを前提に考えるのでしたら、放射線治療の方が楽でいいでしょうね。
放射線は正常組織にも害を及ぼすので、HIFUという手もあるでしょうね。
選択枝が増えます。
HIFU→全摘出→放射線→ホルモン→抗がん剤→緩和療法
医者からみれば患者はサンプルです。
どの治療方法を選ぶかは、選択肢が多いため医者は決めません。
メリット、デメリットを整理した上で自分で、きめるのが原則です。

直線的微増    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 5月15日(土)21時42分50秒

編集済
  窪やんさん、0.017→0.026→0.044→0.051の推移は、私と同じパターンですね。
窪やんさんは
@勃起神経は温存したのでしょうか。
A断端は陰性だったのでしょうか。
BGS9→7、C→B2の変更は病理検査の結果でしょうか。

私は断端が陽性でして、尖部にがん細胞の取り残しがあることが病理検査で確認されています。
また、勃起神経は2本とも温存しました。
したがって、PSAの上昇は想定範囲のことであって、程度が問題になっています。
直線的に微増が続いている場合は、がん細胞によるものよりも、他の原因が想定されるのですね。
たとえば
@尿道の切り口に残った前立腺組織がある。
A勃起神経を温存した場合は、神経を剥離したときに前立腺組織がわずかに残っている。
B手術直後は男性ホルモンが減少するが、徐々に増加しだしてきた。
C唾液腺など、他の部位からもわずかなPSAがでている。
D体重の増加による中性脂肪等にPSAが反応している。
E手術時の出血が多くて、手術をいそいだことにより、雑になってしまった。
等、ほかにもいろいろ考えられます。

したがって、直線的微増はまだ安心できます。
問題は、2次あるいは3次関数的に増加がはじまる兆候ではないかという恐れですよね。
この場合は、曲線で急上昇を始めます。

窪やんさんは、ホルモンをどのくらいの期間使用されていたのかわかりませんが、ホルモンの効果が重なってしまうと、
手術だけの効果はわからなくなってしまいます。

長くなってしまいましたので、このあたりで切ります。

横ばい    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 5月16日(日)18時14分14秒

編集済
  窪やんさん、生検の結果、最初の医者はGS9、ステージCと判定して、セカンドオピニオンの医者はGS7、ステージBということですね。
同じ試料をみて、ずいぶんかけ離れた判定ですね(医者の技術に疑問を感じます)。
ホルモンを使うと前立腺も縮小し、がんも小さくなります。
このため全摘出した前立腺の病理検査結果は、本当の姿ではないので、あまり意味をなさないのでしょうね。
浸潤があったかどうかも、わからなかったと思います。
また、ホルモン薬を絶ってからその影響がいつまで残るかは、悪性度、ホルモンの種類、使用した期間でことなると思います。
ホルモン間欠療法の方のPSA推移のグラフをみてみると、6ヶ月〜1年余の期間、PSAの上昇がない例が結構ありますね。
窪やんさんのPSA推移から、ホルモンの影響は脱していて、現状の値を示しているのではないでしょうか。
直線的に微増した場合、がん細胞による増加でなければ、ある一定値のところで横ばいになると思います。
わたしも、0.01から0.04まで上昇して、その後1年は横ばいでした。

上昇    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 5月19日(水)20時32分11秒

編集済
  みなさん、こんばんは。
そうですか、窪やんさん、0.083でしたか。
先生のいうように、たしかにもう一度、様子をみる必要はありますよね。
全摘出後の生化学的再発は病院によって0.1〜0.4になっており、0.2が一番多いようですね。
私の病院は0.4です。
0.4以上になると細胞レベルの転移が始まる率が高まってくるとのことです。
窪やんさんのかかっている病院は、公立病院ですか。
また、前立腺がん治療の実績はどのくらいある病院なのですか。

私もPSA再発したときに、放射線にするかホルモンにするか大変に悩んでいます。
私は病理検査でGS6、B2、手術直前のPSA6.5、断端陽性なので、放射線を照射する場所は吻合部ということで明確になっています。
照射があたれば、根治します。
しかし、外れてしまったり、他の箇所にもあった場合は、有害な治療を受けたことになり、身体、経済的にも大損害をこうむります。
一方、ホルモンは、初期がんに対しては、かなりの長い期間、有効であると想定されます。
たとえば10年有効であってくれれば、免疫療法、標的療法等、新技術が開発・普及することを期待できます。
しかし、医者によっては、ホルモン耐性になったがんは悪性度が増しているとのことでした。

窪やんさんはPSA23と高めだった分、3+4でも、悪性度の高い細胞もわずかにあったことも考えられますね。
しかし、中期ですから、これから順次治療を続けていけば、がんで死ぬことは無いほど、生きれますよ。

忘れていました。    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 5月19日(水)21時03分16秒

  窪やんさん、聞き忘れていました。

検診時に男性ホルモン量は測定していたのでしょうか。
PSAの上昇には男性ホルモン量の増加が伴っているというのが、他の掲示板に書込みされている方の多くの意見です。
わたしも同感に思っています。
ただし、私は測定していません。
先生からは外から男性ホルモンを取らない限りは、身体内でつくられる男性ホルモン量が、悪さをするほど上昇することは
ありえないとのことでした。

PSAが上昇するのとともに、なにか精神的な思い当たり、肉体的な思い当たりはなかったでしょうか。
私の場合は、精神的にも肉体的にも性的に興奮することが、多くなってきた頃から微増が始まっています。
また、性的に興奮すると尿漏れが多くなっています。
先生に聞いたところ、性的興奮で括約筋ゆるむので、かならず性交時にはコンドームをつけるように言われました。

お騒がせ    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 5月21日(金)20時33分8秒

編集済
  みなさん、こんばんは。
窪やんさん、こちらこそよろしくお願いします。
前立腺手術の名医がいて、実績のある病院ならば、医者の技術を疑ることはないですね。

数値、治療方針等の標準化を早くはかってほしいですよね。
こちらの病院では0.1、あちらの病院では0.4でPSA再発では、どの数値のときにどんな治療をすべきかと言った不安が生じています。

この病気にかかった者でなければ解らないことが、結構あると思います。
他の掲示板をみても、今一歩踏み込みがたりなくて、現状分析とか治療に関する見込み情報が乏しいのが実態だと思います。
生殖器なので、話しにくいものなのでしょうね。

おがわ様、突然、土足で上がりこみお騒がせしました。失礼いたしました。

PSA上昇    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 6月16日(水)20時19分33秒

編集済
  浅草岳さんの5月12日の書き込みで、《「術後すぐにPSAが上昇するようなケースは、ガン組織の取り残しの可能性もあるので、
その周辺への放射線治療は一定の意味があるが、貴方の場合はその挙動が少し違いますね。」》

ここのとこは、浅草岳さんの勘違いでこのようなとらえ方となったのではないでしょうか。
術後すぐPSA再発まで上昇したり、ダブリングタイムが3〜6ヶ月のような急上昇をした場合は、すでに遠隔転移していた可能性が
大となります。
この場合は、放射線の照射する場所が特定できないので、ホルモン治療となります。

ダブリングタイムが1年以上の場合は、局所再発の可能性が大となります。
局所再発の場合は、術前に前立腺のあった周辺での再発ですから、放射線治療の対象となります。

更に1次関数で「直線的に微増」している場合は、がん細胞によるものとは断定できないので、経過観察ではないでしょうか。
なぜかというと、がんは円から球の形をしていますので、PSAの上昇は半径の2乗から3乗に比例することになります。
「ある日、突然にスイッチが入ったようにPSAが上昇する」のは、PSAはがんの容積に比例するからおきるのです。

ちなみに、全摘出後の再発に対する救済放射線療法の成功の実績は50パーセント程度です。
PSAが4〜10で術後の病理検査でも浸潤が認められていなくても、PSAが血管にもれるのと同じように、細胞レベルではがん細胞も
血管を通してもれて転移しているのでしょうね。

仕事と遊びにいそがしく、掲示板をゆっくり見ていませんでしたので、気がつくのが遅くなりました。
 

浅草岳さんへ    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 6月19日(土)22時16分20秒

編集済
  小川様、みなさん おはようございます。
浅草岳さんへ。
浅草岳さんは生検時のPSAは17、生検結果が4+4とのことで、2005年9月?に全摘出手術を受け、勃起神経は片側を温存したとのことですね。
2009年11月にはPSAは0.2となり、現在ホルモン療法を行っているとのこと。
普通であれば、このデータをみる限りでは、ステージCで浸潤・転移が始まっている可能性が大きい数値なので、最初にホルモン療法を選択してもおかしくはない状況だったと思います。
勃起神経は、前立腺にはり付くように走行しています。
このため、これを切除するには前立腺を削ぐようにメスをいれるわけですが、このときにわずかの前立腺組織が残ってしまう可能性があります。
同じことが断端にもいえます。
浅草岳さんの術後PSAの最低値が0.01以下でしたら、その後、徐々に微増をしていったのは、この取り残しのあった前立腺組織から創出されたPSAのせいと解釈すべきだと思います。
もしも、術後最低値が0.03以上であれば、正常細胞と一緒にがん細胞も残ってしまったか、すでに、細胞レベルの浸潤・転移があったということです。
これは、掲示板に投稿されている多くの方の例から、言えることだと思っています。
術後の病理検査結果は、浸潤状況等、どうだったのでしょうか。
病理検査では断端陽性を見逃すはずはありえないし、検査結果はきちんと写真にして記録されていますので、いつでも医者に要望すると確認できるはずです。
医者の言う様に、どこにがんがあるのか想定もしくは判断できないのに、放射線を照射することは、がんにあたる確率は極端に低下するので、むしろホルモン治療を先行させて、放射線はホルモン耐性後の標準治療のうち最後のとりでとした方が、よいのではないでしょうか。
また、ホルモン療法を開始すると、その後のPSAは真のがんの状況を覆い隠されることになることも、頭にいれておかなければなりません。
ホルモン耐性となる期間は、やはりPSAとGSの値で長短が予測できます。
浅草岳さんの場合は、PSA再発まで3年かかっているので、ホルモン耐性の期間は相当長いことが期待されるのではないでしょうか。
また、ホルモン剤は多種多様あるので、この分野を得意とする医者にめぐりあえるように工夫するのも、治療のひとつだと思います。
放射線は同一部位に対しては、一度のチャンスしかありません。
GS4+4は、すべてのがん組織がレベル4だったということで、その状況は重いものがあると思います。
いずれにしても、今までの治療に関しては技術力のある、いい先生にめぐり合っていたと思います。
私の書き込みが言い過ぎたら、多めにみて勘弁してください。

夏至も過ぎて    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 6月24日(木)20時45分34秒

  浅草岳さん、よくわかりました。
術後の最低PSA値は測定感度以下とのこと、そして0.1まで上昇するのに3年半、PSA再発の0.2になるのに、4年2ヶ月かかったとのこと。
これに類似したパターンを、きっと私も歩むと思います。
私は術後のPSA最低値は0.01、術後3年で0.09です。
私のかかっている病院はPSA再発は0.4ですので、あと2年くらいは平穏に生活できることを願っています。
生検で4+4でも、針のすこし隣は何があるかわからないと思います。
浅草岳さんの術後の状況から、病理検査ではGS8から7に見直されている可能性もあるのではないでしょうか。
私も生検では3+4でしたが、術後の病理検査で3+3に変更されました。
いずれにしましても、お互い、どのような治療をしても、効果が長続きするがんには間違いありませんから、あとは日常の生活における再発を遅延させる工夫でしょうね。
ところで、神経温存の効果はいかがですか。
私は2本とも温存しましたが、回復は80%くらいです。
「立つ生活」と「立たない生活」では、心身ともに「雲泥の差」があると思います。
浅草岳さんのホルモン療法はLH−RHアゴニストからではなく、抗男性ホルモンから始まったのですか。
神経を温存したためでしょうか。

前立腺がんに関する掲示板が結構ありますが、ちょっと厳しい見方をした書込みをすると、掲示板管理者が目くじらを立てて非難するところが多く、ほんとに知りたい情報交換に欠けているのが不満でした。
「おててつないで、仲良しこよし」では、逃避と同じようなものだと思います。
 

何度もすみません    投稿者:紅葉  投稿日:2010年 6月26日(土)07時29分32秒

編集済
  浅草岳さん、しつこくてすみません。
《極端な言い方になってしまいますが、病院は標準治療をしたら、それで終わりと言っていいと思っています》
私も100パーセントそのとおりだと思っています。
たとえば、全摘出手術をしてPSAが測定感度以下にまで低下した時点で、治療は成功したという区切りで、医者としては完了したことになり、治療の「縁」が切れるわけなのですね。
医者はPSA再発となるまでは「大丈夫です、心配はいりません」としか言いません。
あとは経過観察で、再発したらまた「新たな二つ目の病気」として割り切って治療を行うといった感じで、その間の「予後はどうなるのか、いかに再発をさせないか」といったところに対する対策が入っていません。
医者のプロセスとして、すべての病気がそういうことなのでしょうね。
「大勢の患者のための医者であって、医者のための患者ではない」ということだと思います。
いえ、私の担当医はとても親切で、意志の疎通がよく強い信頼関係があるのですよ。
しかし、このあたりはクリアできないと思います。

それでは、その部分を補うのはだれかというと、一応健康になったのだから、あとは自分の責任なのですね。
そのようなことに気がついている患者は、手さぐりで民間療法を含めた日々の健康法に取り組んでいるわけだと思います。
私も直後から再発回避、及び再発の遅延を目的に、温熱療法に真剣に取り組んでいます。
再発防止・遅延に対してどんな工夫があるのか、それが分からないのですよね。
このあたりは、一番、情報交換のほしいところなのですが、「変なやから」がおのれの利益のために入り込んできます。
「民間療法、東洋医学の話は一切お断り」といった掲示板もあります。

掲示板のみなさんの治療についての書き込みにつきまして、膨大なデータを整理して、私の貴重な財産として参考にさせていただいています。
そういったことで、掲示板の役割の大きさを身にしみて感じている私です。

以上、ほとんど浅草岳さんの考え方と同じでした。

窪やんさん    投稿者:もみじ  投稿日:2011年 6月 8日(水)06時44分34秒

編集済
  小川さん、窪やんさん、みなさん、おはようございます。

窪やんさん
低値のPSAの動きであっても、このあたりの値はとても気になりますよね。
私も術後、丸4年でPSA0.11まで上昇しました。
手術直後のPSAは0.01で、その後0.05まで上昇して、ここから1年ほど横ばいが続き、その後、3ヶ月毎に0.01の上昇幅で、現在は0.11にまでなりました。
私の病院は0.4になったら次の治療に入ります。
0.2のところが一番多いようですね。
0.4以上になると転移の可能性がでてくるそうです。
0.1では再発によるものか、他の要因によるものか、判定がむずかしいようですね。
再発だったらPSA値は上昇だけで、横ばいにはなりえないと思います。

また上昇が一次関数的でしたら、原因不明で、その間は無治療で様子見ではないでしょうか。
前立腺がんの形状は、円、または球で増殖していくと仮定すると、2次関数的に上昇すると思います。
つまりスイッチが入ったように急上昇する時点までの直線的増加は、再発ではないと思っています。
ですので、0.2を超えたから自動的に次の治療へとはかぎらないと思っています。

また、横ばいが出現するのは、それまでの上昇分は、たとえば切断面にわずかの前立腺の切り残しがあって、これが活動を始めたものと思います。
つまり安心のサインですね。
このあたりは微妙なところですので、類似している多くの方の情報収集と、よくよくの研究が必要かなと思っています。
私も0.12あたりで、また横ばいになることを祈っています。

あまり理屈を書き込みますと、みなさんから敬遠されるので、このあたりで。

 

ごぶさたしていました。    投稿者:もみじ  投稿日:2011年 6月 9日(木)10時49分21秒

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  おがわさん
ありがとうございます。
週に2回ほど、皆様の書き込みを読ませていただいています。
自分のこれからを予知するための、貴重なデータを得られています。
ID単位にEXCELに投入して整理し私の医学書にしています。

浅草岳さん、ごぶさたしています。
浅草岳さんのPSAのグラフは私と相似しており、これからの私をみているような感じがします。
3年までは、極微増を続けていたということから、0.2に到達したら自動的な感じでホルモン療法というのも、何かわりきれませんね。
こういうケースの場合は、0.5くらいまで様子をみるのも有効ではないでしょうか。
ひょっとしたら、一定値のに達すると、横ばいもありえるような気もします。
LH−RHではなく、カソデックスが先だったのですね。

浅草岳さんは、2009年に白雲岳に登山されたとき、旭岳から入山したのですか。
私も登山が好きで、旭岳、白雲岳は10回ほど登っています。
 

QOL    投稿者:もみじ  投稿日:2011年 6月10日(金)04時59分42秒

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  おがわさん、みなさん、おはようございます。
北海道もようやく新緑の季節となりました。

浅草岳さん、私は大雪山系から近いところに25年ほど住んでいたことがありました。
銀泉台から赤岳は、秋の紅葉が有名で、わたしも毎年9月15日前後にはかならず銀泉台から登って緑岳から下山しています。
それと銀泉台の雲海は、まるで水墨画ですね。
2009年7月16日早朝から夕方にかけて、大雪山系トムラウシ山が悪天候に見舞われ、ツアーガイドを含む登山者9名が低体温症で死亡した事故のことですね。7月に凍え死ぬのですから、山は恐ろしいものです。

私も神経温存で、性機能は80%は回復して健在です。
反面、性機能を残すことに、ふたつの心配を持っています。
@全摘出では勃起神経は前立腺表面から剥離するため、このとき一緒にがん細胞も神経について残ってしまう可能性がある。つまり断端陽性率が高くなるので、再発率が高くなります。
A性的に興奮できることが、テストステロンの増加を招き、テストステロンが増加すると、これに依存してがん細胞が増殖する。
前立腺がんは男性ホルモンに依存して増殖します。
つまり、少しでもがん細胞のとり漏れがあると、再発しやすくなると思います。
浅草岳さんのいうように、PSAが血管にもれて全身にまわるのと同じように、初期がんであっても、すでに微細ながん細胞は全身に散らばっているはずです。
ただ、免疫力で抑制されて発症していないだけのことと思います。

こういったリスクを負っても、性機能は捨てがたいと私は思っています。

       [投稿日時] 2011 624()061540秒  [題名]体重変化  [投稿者]もみじ 

       小川様、みなさま、おはようございます。

       カネヨシ様の書き込みを、読ませていただきました。

       山歩きは目標がはっきりするので、達成感がなんともいえませんね。

       「山に行ってくると体重がはねあがる」というとこに、Reさせていただきました。

       私も年に15回くらい、軽登山を楽しんでいます。

       その都度、体重が2kgくらいは下がりますが、山から帰宅した直後が最低ではありません。

       その後、2日くらいかけて、徐々に低下していきます。

       その結果、山に行くと5日間くらいはストレスもなく、体調もよくなります。

       カネヨシ様の、直後に体重が増加することはどうしても理解できませんが、数日後に最低になるということは、そのとおりだと思います。

       体重減少分はエネルギーに変換されているので、体温があがります。

       毎週登ると前立腺がん抑制に効果がでるかも知れませんね。

       ちょっとしたことですが、よく観察していないと気がつきません。


 

ヘルニア   投稿者:もみじ 投稿日:2011年12月10日(土)07時27分43秒

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みなさん、こんにちは。久しぶりに書き込みです。

そけいヘルニアの手術を受けました。
全身麻酔で一週間の入院でした。
そけいヘルニアについては、日帰りで手術する病院もあり、一般的に3泊4日ですが、全摘出者は1週間です。
腹膜に癒着があるためと、傷口も大きく、また医療用新素材のメッシュを内側からあてる手法を取れないためです。
原因は全摘出した影響で、1〜3割の方がヘルニアになるそうです。
また、反対側もいずれはヘルニアになるとのことです。
つまり片方を補強すると、弱いもう片方に負担がかかるとのことです。
明確な予防方法もなく、手術しか治療方法はないとのことです。

初期のころ、そけい部が膨らんでいることに気が付いていたのですが、全摘出手術の際の切り口が中央からずれているため、左右非対称が原因と思っていました。
前立腺がんの手術後から、傷跡を中心に月1回位のペースで、デジカメで写真を撮って記録していました。

ここ2ヶ月ほど前から胃の調子が悪かったり、腸に違和感があり、便秘気味でした。
これがサインだったのですね。
そのうちに、立ち上がって動いていると膨らみ、横になると元に戻るようになりました。
これで決定的です。

0.2   投稿者:もみじ 投稿日:2011年12月15日(木)21時07分46秒

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みなさん こんばんは。

窪やんさんのPSA推移に、私も酷似しています。
現在0.14で、あと6ヶ月前後で0.2に達すると推定しています。
0.1、0.2、0.4と、医療機関によって次の治療に入る判断の値はまちまちですね。
要は0.1は別な理由で上昇することもありえるのですね。
早合点してしまうと、不要な放射線治療を受けかねません。

0.4になると遠隔転移の可能性がでてきます。また、再発以外の他の理由で0.4を超えることは考えられなくなります。
それで中間の0.2の病院が多いのですね。
0.1でも0.2でも、そこから横ばいになる可能性もあります。
どのようなカーブで上昇するかですね。
私は0.3くらいまで様子を見ようと思っています。

HIFU     投稿者:もみじ  投稿日:2012年 2月 1日(水)06時23分2秒

  みなさん おはようございます。

私も最初の治療はHIFUにするつもりだったのですが、訪問した病院が最新の放射線治療機器を導入したばかりだったので、的外れの放射線治療を進められてしまいました。
放射線機器を導入したばかりで、実績のない病院では心配ですからね。
HIFU以外なら、実績のある他の病院と思い、病院を変えて全摘出となりました。

全身麻酔での身体深部の全摘出手術によるダメージ、放射線の恐ろしさと後遺症、不運にして再発したとき、治療の選択肢の幅を考えるとき、やはり温熱系の治療が優先ですね。

HIFUが実績を積み、標準治療として早く認められて、これから発見される前立腺がん患者の福音になればよいと思います。

PSA上昇の抑制      投稿者:もみじ  投稿日:2012年 6月25日(月)21時45分4秒

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  小川様、みなさん、こんばんは。
浅草岳さんの書き込みは、いろいろと考えさせられます。
私も病理検査の結果、断端陽性でしたので、早い話が前立腺がんの取りこぼしがあった事で、いずれは再発します。
そこで、なんとかPSAの上昇を遅らせて、再発の先送りができないかということがテーマです。
私の場合は、前にもこちらに書き込んだように、温熱療法に力を入れています。
口に入れるものは警戒心があって、とても効果を期待できる気持ちには、なれないものなので。
この1年0.14→0.15で、なんとか抑制できているかなと思っています。
PSAの上昇巾は、わずかですが、必ず上昇が続いています。
もともとのスタートは0.01でした。
このわずかの差の上昇で済んでいることが、温熱療法の効果なのかなと、勝手に都合のよい方に判断しています。
小川様のHIFUでの0.14はパーフェクトですね。
HIFUは温熱治療の典型ですので、万が一再発するようなことがあっても、繰り返しのHIFU→手術→放射線→ホルモン→抗がん剤ですから、持ち駒が多いので、何もこわいものなしですね。
それぞれ考え方がありますが、最初にHIFUを選択するのがベターなのかなと思っています。

Re:浅草岳さん      投稿者:もみじ  投稿日:2012年 7月11日(水)22時11分28秒

  小川様、皆様、こんばんは。

浅草岳さん、ハイパーサーミアを受けようと検討しました。
私の町では、2医療施設でハイパーサーミアを導入して、がん治療を行っています。
1件は、予約も受け付けられないほど、混み合っています。
もう1件に当たってみたのですが、まず検査入院、CTと、簡単には受けられないため、あきらめました。
外から暖める方法として、遠赤外線照射と、光線療法を行っています。
遠赤外線は1万円くらいのありふれた健康器具ですが、光と違って焦点を作ることができないため、ワンポイントで暖められない欠点があります。
また、低温火傷も負いやすい欠点があります。
光線療法は器具が親の代からあったので、それを使用しています。
カーボン棒に電流を流して、短絡させたときの光を照射する理屈です。
これは光の輻射熱なので、焦点がつくりやすいため、絵陰部だけを暖めることができ、熱の浸透性もよいようです。
ただし、器具は30万円くらいすると思います。
岩盤浴ですが、52度に30分もがんばっていると、直腸の深部でも38.5℃くらいに上昇します。
また、登山、ランニング等、発汗する様な、過激な運動も体温を内部から上昇させます。
いずれにしても、低体温をさけて、すこしでも体温をあげることにより、がん細胞の増殖を抑えたいといったところです。
穏やかですが、効果を期待しています。

先日、登った札幌岳から羊蹄山を望みました。



目標     投稿者:もみじ  投稿日:2013年 1月 1日(火)19時48分53秒

編集済
  小川様、みなさん あけましておめでとうございます。
本年も よろしく お願いします。

今年の目標は、PSAを0.2に到達させないことです。
この1年、+0.02で押さえ込んでおります。
温熱療法の努力に手を抜くと、やはり傾きが大きなグラフとなります。
そして、いったん上がったPSA値は、横ばいに踏みとどまっていても、下がることはありません。
これは、あきらかに前立腺がん細胞が、増殖に目覚めていることを表しています。

前立腺がんが大きく増殖してから、あわてて戦っても、かなうものではありません。
戦って勝つチャンスのあるのは、微小の時ですね。

29,000人目を踏まさせていただきました。

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