前立腺がんの告知前後の経過

私は2003年(H15)6月末で退職となる予定で、その前に人間ドックを受けることにした。 会社が
お金を出してくれるからだ。その結果、要精密検査というのが出てきた。 前立腺PSAが4.3となってい
て、前年前々年とも1.4だった。意味がよく判らなかったが、脳梗塞後2ヶ月に1回は病院に通っている
ので8月29日に行った時に医者に話しをしたら、一度泌尿器科で診て貰ったらということになったのだ。

8月29日は血液検査と触診だった。PSAは5.2に増えており、触診は多少硬いかなということだった。

9月12日は膀胱に尿を溜め込んでエコー検査をした後、話があって前立腺の組織を採って調べましょう
ということだった。

9月30日・10月1日の一泊二日で前立腺の組織を採取して調べる生検が行われた。6カ所から組織を
採ったとのことだった。 ひどい姿勢で行われるが、痛さも案外あった。

10月15日に結果が報された。悪性の癌が見つかったと切り出された。 後で中ぐらいの悪性だとか
言い直したみたいだったが、なにしろ癌ということだ。前立腺の癌は骨に転移しやすいので、転移している
かどうかを調べるとのこと。
取り敢えず明日から薬を飲みましょうということで15日分のガソデックス錠が出された。 薬は6,660円も
とられてしまった。ホルモン療法のひとつで効果のある薬とのこと。

やっぱり癌だったかという感じだ。両親が癌で亡くなったので可能性は高いとは思っていたが、64歳とな
って6月末で仕事を終えたと思ったら癌とは、ほんとについていないなと思う。

10月20日骨シンチ(全身の骨の写真みたいだ)。10月22日は腰部のCT、10月30日はMRIで、
その後に説明するから家族にも来て欲しいということになった。 治療方法についても決めるということだろう。

薬の高いのにも驚いたが、骨シンチは15,190円、CTは10,540円だった。3割の負担でこれだけだ。
一泊二日の生検は21,000円程だった。

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