大小屋山

大小屋山(734m)は、雪のない12月7日に一人で薮漕ぎをして登った山だ。2ヶ月後にまた登ることに
なるとは思わなかったが、今度は雪山だし、会の当面の方針で前回の大平山から唐木岳に続き、今日の
大小屋山、次回は段ノ岳とこの辺りの山を重点的に登ることにしたのである。

国道476号から橋を渡って林道へ入るのだが、除雪していないので車をそこに置いて歩くことになる。曇
りで薄くガスが掛かっている。予報ではだんだん晴れてくることになっていた。男5人が8時半頃に準備を
整えて歩き出した。

ルートは私の歩いたコースをとることになり林道から尾根に取り付くが、これが急で雪があると簡単には行
かずなかなかだったのだ。尾根は雪で薮も抑えられていて順調に登る。雪は柔らかく歩きやすくはないが
まずまずで、やがて大小屋山につながる尾根に出る。そうなるといろいろと休憩をとることが多くなるのだ。



山頂での昼食 寒くなってきました 写真はここで数枚写しただけです

606mのピークまでがちょっとしんどかったが、それ以後はガスに包まれたブナなどのまばらな林の中を
だらだらと登って丁度12時に頂上に到着。雪だと山頂はだだっ広くて、赤い布切れがあったのでGPSで
三角点の位置を確認する。

すぐに食事。私は今日はカレーうどんにしたが、ラーメンより早く出来て味もいい。これからはうどんにしよう
かと思う。ずっと風が無かったが、少し出てきたら急に寒くなってすぐに降りることになる。相変わらず薄い
ガスの中だ。

登りと下りの分岐点に前回付けた赤いビニールテープを探したら、細い木の上の方に付けたのに足元に
あって、だいぶ積雪が在る様子だ。急な下りからしつこい薮に変わり、最後はもの凄い急斜面を細い枝に
掴まり足を滑らしながら、悪戦苦闘という感じだった。そして雪の林道を汗をかきながら歩いて2時半に車
に辿り着いたのだった。

温泉は「冠荘」にて、500円、入浴のみは4時迄です。

雪の林道を歩いたので今日の歩いた距離は5.9km
時間は総時間6時間で昼食等の休憩を除くと5時間弱
2万5千分の1地図 「稲荷」

(03年2月9日)



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