福井の小さな山歩記


藪漕ぎ途中まで 大嵐山

奥越の池ケ原を散策してみようと初めて車を乗り入れた。ところが急な坂を上がっていたらガソリンが乏しいことに
気が付いて、坂の途中に車を置いて歩くことにした。ちょうど建物の向かいで、建物からはラジオの音が鳴り響いて
いた。帰りもそうだった。

池ケ原散策だけでは物足りないので、大嵐山の尾根に載ってみたいと思っていたので、林道から登り易い処を探
して林道を歩いたが、考えていた処は登れそうではあるが急斜面でカミさんが乗り気ではないので、オウレン畑の
作業道まで戻って、それをあがった。申し分のない良い道で、すぐに尾根に上がることが出来た。


ブナ林の下に広がるオウレン畑 良い道も下の写真で終わりです。


この調子ならと思った途端 オウレン畑は終わって藪道となってしまう。これがなかなか手強くて、痩せ尾根はよい
のだが、尾根が広くなると大変だ。地図も見ないでもうそろそろと思ったら、まだだいぶ先だったので、嫌になって
引き返すことにした。行けば行けたのだが、まだまだ時間が掛りそうに思われた。


藪また藪です

戻るのもそう簡単ではなかった。オウレン畑の終わりの作業基地?と思われる広場でゆっくり休憩させて貰った。
とても気持ちの好い処で、ビールを飲みながらおろし蕎麦を食べた。この尾根も昔はもっとはっきりした道があった
様に思われる。最近は残雪時だけしか歩かれないのだろう。


オウレン畑の終点の広場です。作業基地の様です。

それから池ケ原の林道を歩いた。ここにもオウレン畑があちこちにあり、大きな樹の下に広がるオウレン畑はとても
雰囲気が良い。でも入り込むことは出来ないのだろう。





林道を小さい円の様に歩いてもとへ戻ろうと考えていたのだが、ひょんなことから元来た道を引き返すことになった。
また今度、ガソリンをたっぷり入れてやって来よう。


(’11年 10月 2日)
2万5千分の1地図「下山」

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