福井の小さな山歩記


白木峰のニッコウキスゲ

7月3日(日)に登った方のブログに、ニッコウキスゲが見頃だとあったので、それとばかりにカミさんと向かう。
観る人によるが、初めて観るひとには十分見応えがあるし、毎年観ている人は、山頂付近は好いけど、その先は
もう少しかなと云うところだろう。

福井からは遠いので、何日か後でもう一度と言う訳にはいかない。高速を富山西ICへ、そして八尾の街を抜けて
山奥へ。21世紀の森キャンプ場からの長い林道を登る。下から歩きたいひとにはちゃんと登山道がある。

カミさんの要望は出来るだけ歩かないと云う事なので、私が前回登った取り付き地点も通り過ぎて、駐車場まで
行く。車が3台停まっていた。


山頂手前  下の写真は山頂です

 登山道は短いですが急登です。林道を2回横切りますが、2回目に林道を左に山小屋経由で山頂へ行ける様です。
林道を横切って登るとニッコウキスゲが迎えてくれます。山小屋の斜面にも沢山咲いていて、期待が膨らみます。

登り切ると山頂はすぐで、その周囲は満開といった感じもします。先へ進みます。




ニッコウキスゲ以外の草丈が高いみたいです


山頂近くだったと思います

少し下る前の高みからの眺めはなかなかのものです。あちらにもこちらにも黄色い群落があって素敵ですが。歩く
ことが出来るのは木道だけなので、いいカメラでないと上手く写せないと思いました。しかも、今日はカメラの調子が
おかしいのです。


木道沿いに黄色の群落が見えますが、肉眼ではこれがあちこちに見えて気持いいのです。



浮島のある池塘まで行って引き返すのが一般的です。その周辺はニッコウキスゲは少ない感じで、まだ小さい蕾が
沢山ありました。コバイケイソウもその辺りには沢山ありました。


浮島のある地塘 長いこと写真を撮られていた方です

デジカメは全然おかしいので、携帯電話のカメラを使いましたが、カミさんの携帯はすぐに電池切れになるし、今日は
折角来たのに残念ながら写真は期待できなくなりました。

遠くから見るのと違い、傍に来ると案外咲いている密度が低いという感じがしました。それだけ写真の撮り方に技術
が必要だと思います。技術も無いしカメラも駄目とあってはどうしようもありません。


久し振りに私の写真です 孫にお爺ちゃんは頭が真っ白だねと言われています

山頂の石のテーブルへ戻って昼食です。定番のコンビニのとろろ蕎麦とビールです。どちらも二人で1個なのです。
美味しいですね。うまく研究して作ってあるなといつも感心します。ゆっくりしました。 帰りに小白木峰への道に入ると
すぐに石仏とベンチがあり、そこへ腰かけて目の前に広がる景色を眺めてから下山しました。


夏はこれが定番なのです

駐車場の車は12台になっていました。もう真っ直ぐ帰っても、高速は夕方の通勤割引時間帯に引っ掛りそうです。
高速道は福井まで100km以上あるので、100km以内になるように途中いったん下りて入り直すと、その分の料金
が半額になります。どこで降りるかはナビゲーターのカミさんの仕事なのです。

写真は1枚目がデジカメ、それ以外は携帯電話のカメラです。一回り小さいものはカミさんが撮ったもので、蕎麦は
私が撮ってトリミングしてあります。
(’11年 7月 5日)
2万5千分の1地図「利賀」「白木峰」「猪谷」「打保」

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2002年7月13日の写真