福井の小さな山歩記
船ケ洞山
晴天が続きます。取立山から一週間になりますので、そろそろ出掛けて来ようということになりました。
先日登り口を確認してあった船ケ洞山(807.5m)です。
広野ダムへの途中の宇津尾集落の延命地蔵で有名な宇津尾地蔵堂の裏から尾根に取り付きます。
車は集落向かいにある綺麗なトイレの処に停めさせて貰いました。
宇津尾地蔵堂です この裏から尾根に取り付きます
最初からアイゼンを付けました。装着方法を忘れるほど使用してないので時間が掛ります。それに姿勢
が辛いのです。でもアイゼンのお陰でさくさくと歩けました。カミさんがアイゼンの調子が悪いと途中付け
直したりしました。
今日も気持の好い登山日和です
ゆっくり歩きですが気温が高いのか暑くなって上着を脱ぎます。私などは帽子のつばから汗が落ちて
きました。一時間程経って休憩した処は516mのピークでした。
地図上の516mのピークで休憩 この先も問題なさそうです
何処もあまり変わり映えはしません
だいぶ乾燥した寒茸です 小振りだったので夕食にスキ焼き風にして頂きました
宇津尾集落からの林道が県境の内側を通ってここまで来ています。
ここまで来るとあともう少しです。しかし、ズボズボとがぶりだしました。そうなると疲れますね。そこで
この少し先でカンジキに履き換えました。また調子が戻ります。
もうすぐ山頂 右へ尾根を登った先が頂上です
山々もすっきり望まれました 美濃俣丸とか三周ケ岳でしょうか
右の枠外になりますが上谷山もくっきりと見えていました。
船ケ洞山の山頂 この近くに三角点がある様です
山頂部分は広いです
だいたい3時間は掛りました。腰を下ろしての食事としました。荷物が重くなるのを避けるため、最近は
サーモスの所謂魔法瓶2本に熱いコーヒーとお湯を入れて持ってきます。コーヒーでサンドイッチを食べ
お湯は粉末味噌汁(あさげ等々)でおにぎりを食べます。
風も無く暖かくて上着が無くても寒くなりません。雪もゆるんで帰りは勿論カンジキです。
全体的に傾斜が緩いので下りは楽で散歩気分です。
アイゼンの足跡などはすっかり消え去っていて、登るときは下ばかり見ていて周囲の様子を見ていない
ものだなと思いました。すっかり忘れていて、最後近くで間違えて登り返したりしました。勉強になります。
車からの往復はだいたい6.5kmくらい、滞在時間は6時間半程でした。
無事に帰れて久し振りに飲む缶ビールが美味しかったです。
(’11年 2月 22日)
2万5千分の1地図「板取」 標高807.5m
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山頂にて