福井の小さな山歩記
初めての南尾根から大御影山
晴天の予報なのでカミさんの希望もあり、またまたナメ茸探しの山歩きとなった。人の多く歩く山道は
今のところ見つけるのは難しい。 また出て来るのかも知れないが、多少は人通りの少ない大御影山の
南尾根を登ることにした。初めての処を歩いてみたいという気持ちもある。
当初の計画は、河内谷林道から大御影山、ぐるっと三重嶽を回って河内谷林道へ降りるというものだっ
たが、ナメコ探し優先で時間を大幅に取られてしまい、結局三重嶽は止めて長い長い河内谷林道歩きと
なったのだ。
林道のゲート前に車を停めて歩きだす。そこまでも渓谷を走って来るのだが紅葉が綺麗だ。例によって
道端に置かれた伐採された枝や木にナメコがないかすべてチェックしながら歩く。そこそこ採れて、我が家
の味噌汁やナメコおろしの分は確保出来た。たとえ尾根で見つからずとも諦めがつくというものだ。
こういうヤツを見逃さない、ひっくり返すと沢山あったりする
本谷橋までの林道は長く感じた。道は林道としては立派だし、三重嶽の登山口には広い駐車場もある
のだし、本谷橋までは車の通行可にしてもよいのではと思ったりした。
本谷橋を渡った処が南尾根の登り口なのだが、何か標識があると思っていたので通り過ぎてしまう。
最初は急登で、間もなく掴み易くコブを付けたロープが張ってあり助かった。尾根に載ると広く歩き易い。
左は本谷橋 カミさんの立っている処から登れる
キョロキョロしながらゆっくりと登る。やがて斜面に待望の見事なナメコの付いた樹を発見し大喜びとなる。
二人して慎重にナイフで採る。傍には何日か後には、もっと沢山素敵なナメコを付けるだろうと思われる
樹があったが、もう来ることはないだろう。
その先にはめぼしい物は無くて山頂へ。このルートもやたらリボンが目立つ。大きな岩があって反射板へ。
山頂には誰もいない。いくら天気が好くても今日は金曜日なのだ。下りだしてから単独の女性が登ってきた。
南尾根は歩き易い
カミさんとここへ来るのも5回目、その都度違うルートから登っている
雰囲気の好い近江坂を下る様にして河内谷林道へ、そこからの林道歩きが長かった。また少しナメコを
見つけたが、歩いていると手が冷たくかじかんで来たのだった。私の車の前に福井ナンバーの車が一台
停まっていたが、もう4時を過ぎている。三重嶽にでも行かれたのだろうか。
歩いた距離は16km程、滞在時間は7時間45分でした。
2万5千分の1地図「熊川」
(’10年 11月 19日)
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---- GPSの軌跡です (Track Logger WPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」