福井の小さな山歩記


久し振りの荒島岳(1523.5m)

私は9年ぶり、カミさんは18年ぶりだ。そのカミさんと登った時は、まだ残雪時のことは
知識が無くて、上の方では雪が沢山あってビックリしたが、沢山の人が登っていたので
問題なく登れた。
山頂では、その雪の中に座って大きなフライパンでとんちゃんを焼いているのを見て
さらに驚きました。 それまでは雪のある山で食事をしたことはなかったので。 それから
 18年、高い山は登りませんが沢山山歩きをして高齢者の仲間入りと云う歳になりました。



今日は風が無く快晴、ブナ林の中を気持ち好く登れて、休憩を入れて3時間45分で山頂
へ到着。11時頃でした。途中15人程の下山者に会いました。皆さん6時頃から登られて
いる様です。皆さん元気ですが高齢者の方が多いです。


小荒島岳と稔りを迎えた平野

ここはブナ林の中を割りと長く歩けるのがいいです。しゃくなげ平への急登が終わると
まず赤い実を沢山付けたナナカマドが目に入ります。その先はリンドウが盛りと云う感じ
でした。 山頂には赤トンボが舞い、真新しい祠には何故か羽蟻が群がっていました。

月曜日なのに30人は登られた様です。長崎から千キロも走って来られた方もいらして、
  さすが百名山に名を連ねているだけあると思いました。そこまでするかと云う気はしますが。
まあ百名山を幾つかはしごするのでしょう。


荒島岳には一等三角点

我々はいつものとろろ蕎麦で、1本の缶ビールを二人で飲みました。おにぎりは味噌汁で
 これからの山では温かい味噌汁が美味しい。〆は私の燻製チーズでドリップコーヒーです。

 白山は勿論、御岳や乗鞍も見えましたが、稔りの秋を迎えた黄金色の大野盆地の景色が
印象に残ります。今日はカミさんも概ね満足というところでしょう。


大野盆地と先月末に再建された祠 
昨日、賽銭箱が壊されているという登山者から報せがあったという。


白山をバックに

最後の下り、石ころゴロゴロのゲレンデ跡が長くて歩きにくく嫌になります。疲れましたが
無事下山となりました。
 


(’09年 9月 14日)
2万5千分の1地図「荒島岳」
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---- GPSの軌跡です (Wintec WPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」
 

取り壊されたスキーリフトの最上部
を過ぎると、登山口の標柱がある。
そこから間もなくで左に歩き易い道がある。地図の右側の道。

従来の道は、雨の次ぎの日などは
どろどろで滑るので、通らないほう
が良い。

駐車場から山頂までの距離はgps
によると 4.7kmほどです。

登りは休憩を入れて3時間45分程
でしたが、下りは2時間45分程でした。