福井の小さな山歩記


カミさんと 材木坂から美女平

梅雨時の天気予報はあまり頼りにならない様で、雨の中高速道を走りました。でも富山辺り
からは曇りで、立山駅の駐車場から歩きだす頃は、暫くは持ちそうな感じです。ケーブルカーを
見送ってから立山道を登り始める。


立山道登り口

なかなか急な登りで、湿度が高く蒸し暑いためか、すぐに汗が流れ出します。間もなく鉄塔に
着きますが、そこからは草が道に被さっていて、雨に濡れていますのでたちまちびしょ濡れになり
ました。木の階段は濡れて滑りますし、これでは帰りはケーブルカーにしようと思いました。



材木石はケーブルカーからは沢山見られますが、登山道では意外と少ないと思いました。下
ばかり見て歩いているので、大きな樹を見落としているみたいです。縄梯子もありましたが、カミ
さんは梯子は大げさでロープで十分だと言ってました。


美女杉伝説が説明されています

やがて美女平駅のアナウンスが聞こえてきまして1時間40分程で到着、美女杉の前のベンチ
でゆっくりと休憩としました。バスが次々と観光客を乗せたり降ろしたりして行き交っていました。

美女平については、探勝コースを歩けばテレビでやっていた巨大な立山杉を巡ることができる
と気楽に考えていましたが、確かに道の傍にある有名な樹は観ることが出来ました。しかし一回
来たくらいではほんの一部しか観ることは出来ないのではと思いました。


不老樹 幹回り10.5m


火炎杉 タテヤマスギ





大きなブナも沢山あり大きな杉もやたらごろごろとある素敵な森です。探鳥コースともありました
ので、鳥の種類も多いのでしょう。蝉も蛙も多いみたいでした。

19番石仏の処まで行って引き返しましたが、そこへ行く古くなった木道は、濡れて滑って歩き
にくいので、そこまで行くのでしたら、濡れているときはバス道路を歩くのがお勧めです。もっとも
わざわざこの石仏だけを見に行くこともないかも。


19番石仏とお地蔵

美女平駅に戻って、またまたゆっくりしてからケーブルカーで降りました。一人700円です。7分
で降りてしまうので、時間が余り過ぎて夕方の通勤割引が使えず、下道を走って帰りました。


(’09年 7月 6日)
2万5千分の1地図「小見」
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---- GPSの軌跡です (Wintec TRACK LOGGER MPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」