福井の小さな山歩記


カミさんと 唐堀山(1159.5m)

洞山、西新山とくると次は唐堀山ということで、朝の内一時小雨もありましたが決行です。
お馴染みになった「道の駅細入」へ寄ったら朝早くから魚を焼く火をおこして、前にテーブル
と椅子が用意されていました。まだ朝8時前なのですが。

猪谷の先で360号線へ、越路トンネルを出て次のトンネル手前右の旧道入り口に駐車。
旧道は通行止めです。トンネルの中を500mばかり歩くと川の上で、次のトンネル入り口右
に非常口があり、そこを出て黄色い梯子を降りると左が登山口です。JRの鉄橋の下です。

 
旧道は崩壊のため通行止め           トンネルの非常出口から降りる

すぐに送電線巡視路の黒い樹脂製の階段があります。急斜面をどんどんとジグザグに登って
いくのですが、歩き出して1時間近くもジグザグ歩きで、最初の鉄塔で休憩としました。蜂が
ブンブンと飛び回っていますが共存です。空も明るくなりゆっくりと休憩しました。


4番目の鉄塔から南の方角 今日はこんな状態でした

どうやら鉄塔の周りにはワラビがあるみたいで、帰りに採ることにして先へ進みます。 2・3・
4番目と鉄塔があると短い区切りとなって気分的に登りやすく感じます。周囲の山は見えますが
遠くの山はほとんど雲で見えません。



4番目の鉄塔を過ぎると、直登と云う感じで樹脂製の階段が続き、汗が流れ落ちます。だい
ぶ長い階段でした。救いは段差があまり高くないことです。下ばかり向いて歩いていましたので
ブナの写真は下りに撮ったものです。ブナの多い林です。





階段が終わり、左へ曲がって間もなく尾根筋から左の巻き道へ入ると平坦でほっとします。
広い巡視路に出ると緩い登りで、間もなく三角点があります。山頂域は広く、三角点は手前の
端で反対の端にはヘリポートがあります。


唐堀山の三角点


ヘリポート

ヘリポートでお昼を食べました。コンビにで仕入れたざる蕎麦が美味しい。缶ビールは半分
づつですが十分です。ヘリポートやその近くには、ススタケと呼ぶのか姫タケと呼ぶのか、根
曲がり竹の皮を剥いたり焼いたりした跡がありました。それも大量にです。

ヘリポートでの食事は汗もひいて、静かで気持ちの良いものでした。帰りはカミさんがその
ススタケやらワラビを探しながらでしたので、登りとたいして変わらない時間が掛かりました。
昼食などの休憩を含めてトータル6時間、往復6.5km程の巡視路歩きでした。


下りもゆっくりです


(’09年 6月 8日)
2万5千分の1地図「猪谷」
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---- GPSの軌跡です (Track Logger WPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」
 

山頂で軌跡が終わっている処がヘリポートです。


子供や孫達用の写真です。おばあちゃんは元気です。