福井の小さな山歩記


コウンド谷から 小野村割岳(931.7m)

天気が良いとうずうずしていましたが、やっと体調も回復したので、70歳になっての最初の
山歩きです。京都北山・小野村割岳をコウンド谷から登り、広河原のバス停への尾根を下る
コースとしました。最初の写真は能見町のコウンド谷の林道入り口です。久多峠を越えて来
ました。



林道と云っても倒木が多く車は通れません。山道みたいなものです。どんどん行くと、やがて
谷は分岐し昔の道跡が右へ向かっています。リボンも分岐なので沢山ありました。この先すぐに
道は消える様です。見落としかもしれませんが、沢は水が多い様ですし急斜面に取り付きます。

すると踏み跡が上がってきていましたが、そこから先は人が通った跡があるという感じの谷の
斜面を足元が崩れるのではないかと気にしながら慎重に上流へと進みます。

やがて谷が上がってきて谷の中も歩けます。そして古道の跡も現れ、間もなく尾根に出ます。
右へ行くと951mのピークで、以前カミさんとここで食事をした処です。小野村割岳へ向かいます。


板取された樹でしょうか

この尾根には、大きな杉や大きくて朽ちかけた杉が沢山あり見飽きません。へたな写真を
沢山撮りました。今回カミさんがいないので比較するものがありませんが。


ジャングルみたいな感じのところもあります

尾根歩きは楽です。11時半頃に山頂に到着、風が寒いくらいで暖かい処で食事としました。
久し振りにコンビニのとろろ蕎麦です。これからはこれです。



反対側から若い男性がやって来ましたが、私が片付けて立ち上がったときには、戻って行く
後姿が消えるところでした。私もその後を追うようにして911mのピークを目指します。可愛らしい
女性と年配の男性の二人連れが登ってきましたが、夫婦か父娘か判らないと云った感じでした。
多分ご夫婦なんでしょうが羨ましいですね。

911mのピークから掘れた道を下ると広河原へ降りる尾根の入り口でした。見覚えがあります。
この尾根にも所々に大きな杉がありました。概ね歩き易い尾根です。





長い尾根で2回ばかり余計な処を歩いてしまいました。広い処へ出ると迷い易いですね。
最後は急斜面の下りが続きます。降り立った処が広河原の立派な広いバス停でした。

そこから能見町の車まで1時間15分ほど、長く感じました。多少脚がつったりしましたが、
無事車に戻りました。食事や休憩を入れて8時間、GPSには14.7kmとなっていました。

京都北山は優しい山です。今度はカミさんと近場の山にと思っています。


(’09年 4月 29日)
2万5千分の1地図「久多」
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---- GPSの軌跡です (Track Logger WPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」