福井の小さな山歩記


里山歩き 高田山(522.5m)

登ってみて初めて知った山名ですが、ブログの2月28日の高尾山の先にある二等
三角点のある処です。今回は同じ所から登るのは面白くないので、国道158号線から
送電線の巡視路に取り付きます。


国道158号線から登れる送電線の巡視路

三万谷トンネルの手前の角に車を置いて、橋を戻って橋際から巡視路を登ります。
2番目の鉄塔から巡視路を外れ、急斜面を登りピークに辿り着くと、そこが三等三角点
「界谷」188.01mです。去年の7月12日でしょうか、登られた方の大きなリボンが下
がっていました。


2番目の鉄塔から巡視路を外れて竹林を登ります


三等三角点「界谷」

それからは歩き易いところを歩くのですが、たいがい薄い踏み跡があります。もう摘む
 ことが出来るコシアブラがあちこちにありました。急な登りが無いので楽な尾根歩きです。
急に良い道に出ました。巡視路でしょう。帰りはこれを使うことにしました。

やがて鳴滝峠です。下の方から声が聞こえて来ました。ここからは2月に歩いた道で
すのでどんどんと進みます。 高尾山のところまでは、歩き出して2時間ほどでした。


この辺りを高尾山というらしい。この先見えている辺りから右へ入る。

ここで大休止、250mlの小さい缶ビールを飲みました。前回来た時と較べると新芽が
出て気分爽快です。そのすぐ先から右へ入り、素敵な巡視路とお別れです。踏み跡が無
いなあと思って進んでいたら踏み跡がありました。


こんな感じのところを歩きます

あまり歩き易い道ではありません。進んで行くと窪んだ道が続いているのですが、雑木
が生えたり、傍の木が枝を伸ばしたり倒木があったりで歩けません。その道跡の両側の
歩き易い処を歩きます。でも杉の横に出た枝が煩く、帽子を押さえてかがんで進んだりし
ました。
昔は歩き易かったと思われます。いつ頃までこの窪んだ道が使われたのでしょうか。


途中から福井市内を見下ろす


高田山、麓の集落は高田町だった。

二等三角点「篠尾」に到着です。その傍に高田山とありました。522.54mです。高尾山
 から40分近く掛かりました。ここで腹ごしらえをして休憩、真っ白に輝く雪山も見えました。

戻りは快調に下って、例の巡視路を使って進みましたが、すぐに鉄塔へ出、そこからが
ほんとに細い道となって、ちょっとまずったかなと思いましたが先へ進みます。 次の鉄塔
からは急降下で谷を降りて行きます。どうやら次の鉄塔へはその谷の反対側を急登する
みたいです。



面倒になり、そのまま谷を下ることにする。道が無いみたいで、水の少ない谷の石の上
を歩いたりして降りて行くと、やがてJR越美北線へ出ました。車へ戻って往復8km、休憩
も入れて5時間の行程でした。


谷を降りてくるとここへ出ました。この下がJR越美北線です。


(’09年 4月 18日)
2万5千分の1地図「永平寺」
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---- GPSの軌跡です (GARMIN summitによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」