福井の小さな山歩記
京都北山 桑谷山から大悲山
今日を逃すとまた天気が悪くなりそうなので意を決して朝5時に家を出ました。それでも
歩き始めたのは8時ちょっと前となってしまった。
林道入り口です。 車は写真を撮っている側の崖の下に置きました。
林道を歩いて行くと、右前方に向かって送電線巡視路が上がっている。右後方にも巡視
路が上がっていて、4人の作業をされる方々が登っていった。そこでオニギリを1個食べて
登り始める。
この巡視路入り口が登山口です。
すぐに大きな杉の木が現れるのですが、ビックリする様な物ではありません。それに、私
の見た限りでは期待したほどの本数では無い様です。登山コースから外れた所にあるのかも
知れませんが。
芦生杉 比較する物が無いと判りませんね
この登りは急です。鉄塔でまた軽い食事をして休憩です。気持ちの良い陽射しで、先ほどの
作業の方々の話声が、向こうの山の斜面から聞こえてきます。
送電線の鉄塔で休憩
そこからまた少し急登を登ると、網にぶつかります。そこが東峰で、網に沿って左へ散歩
する感じで20分程で桑谷山(924.9m)に到着です。食事でもしなければ長く居る所では
ありません。
桑谷山(西峰)山頂
先程の鉄塔まで戻り、そこから大悲山へ向かう尾根に入ります。次の鉄塔まではすぐです
が下りです。それからなだらかになって、また下りかと思ったら間違いでした。あまりに鮮や
かな黄色いテープに気を惹かれましたが、それは林道の終点辺りに降りる様です。
こんな所も歩きます。広い尾根が多いですが。
戻ってから先は問題の無い尾根で、所々に大きな杉が散見されます。ちょっと登りがあっ
て大悲山の方へ曲がります。ちょっとした急な登りがあって大悲山(741m)です。下ばかり
見ていると通り過ぎてしまいそうです。そこから林道へ降りる手前の665mのピークまでは
散歩気分で歩ける尾根で、南に下る尾根にも大杉が散見されます。
大悲山の山頂という処
その尾根では、薄黄色のリボンの多さに驚かされます。これでもかとばかりに付けられて
いるのです。 誰の為に付けたのでしょうか? これから同じグループの方々が歩かれるの
でしょうか。
急な下りの途中からは、何処でもいいから降りろという感じでリボンは1個も無くなります。
ひどい斜面を降りたあとは、皆さん三本杉を見に行かれるらしいので、私も行ってきました。
往復40分は掛かります。
三本杉 私のザックが見えますか
GPSによると、歩いた距離は12.6km、車を降りて戻るまでの時間は7時間半でした。
歩くのが遅いのと、休憩が多いのとコースを間違えた等々があるので参考にはなりません。
車の往復距離は284kmでした。
何はともあれ無事に山歩きを楽しんで戻って来ました。
(’09年 3月 21日)
2万5千分の1地図「花背」「久多」
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---- GPSの軌跡です (Track Logger WPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」