福井の小さな山歩記
カミさんと三等三角点小栗(722.9m)
今年初めての山歩きは、体力に合った低山の、カミさんの要望の強い茸を探しながらの
雪山歩きとなりました。この山は、07年3月に朽木麻生の中小屋から桜谷山経由で歩いて
いますが、この時は雪がありませんでした。
今回は、お水送りで知られる鵜の瀬の少し先の下根来の神社の鳥居からです。道沿いで
駐車場もあるし便利な処です。下りの尾根も三百メートルほど先へ、道路に尾根の末端が
届いているという、なんとも都合の良い周回コースでした。
この鳥居が登山口という感じです。
鳥居をくぐってお堂へ、そこから右手に尾根に取り付く階段らしいものが見えました。もう
これで今日は大丈夫行けるという気がしてきます。
雪は締まっていましたので、小栗までつぼ足で歩けたので楽でした。途中少しやっかい
だったのは 尾根の真ん中に岩が陣取っていた処でしたが、最初の塊は正面突破で、次は
横の杉林へ入り難なく通過しました。後は少し急な処もありましたが、茸が見つかるとすぐに
休憩になりましたのでとても助かりました。 休憩の時に食べた能登のコロ柿が美味しかった
です。
ここは岩の塊を通過した処です。。
そんなこんなで登りは3時間掛かりました。 この尾根には赤いテープがありました。
頂上は広く樹が少ないですね。
天気は曇りときどき薄日と云う感じで、じっとしているとやはり寒いので、魔法瓶のお湯で
粉末の味噌汁とコンビニの助六、コーヒーでジャムパンを食べ下ることになりました。
下りだしてそんなに時間は経ってないのに、登りの尾根に近づいて来てしまい、あれれ!
ということで登り返しとなりました。登り返したときも、分岐点に気が付かず通り過ぎたのです
から思い込みというのは怖いですね。 間違った尾根は見るからに尾根らしく、行くべき尾根
はスキー場みたいに広く平らな斜面だったのです。判ったときは成る程と思いました。
一時は登りに使った尾根に取り付こうと思ったくらいすぐ傍に見えていました。
でも登り返
して良かったですね。カミさんが大喜びすることになったのですから。
雪を被っていてカチンカチンに凍っていました。
でも下りの尾根は長く感じました。途中からカンジキの装着となり、県道35号線に出る迄
カンジキを付けていました。下りはコースを間違えたり茸を採集したりで、やはり3時間も掛
かったのでした。登りの尾根がぶつかる処から下には赤いテープはありません。
いろいろな動物の足跡、細い尾根広い尾根、カチンカチンに凍った寒茸、雪の尾根歩きは
楽しいです。カミさんも大満足の一日でした。歩いた距離は8.5km。間違った分も含む。
たまには私の写真も
(’09年 1月 26日)
2万5千分の1地図 「遠敷」
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---- GPSの軌跡です (Track Logger WPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」