福井の小さな山歩記
カミさんと京都北山フカンド山(853.5m)
今年最後の遠出だと言いながら国道367の梅ノ木から久多峠へ。132km程の距離です。
途中道の駅で朝食を摂ったりしたので、歩き始めるまでに3時間近く掛かりました。
桑谷山登山口の向かい側の尾根に取り付きます。今日は天気の心配は要らない様です。
カミさんは茸がないかと気にしていますが、どうやらその雰囲気はありません。順調に進んで
1時間弱でフカンド山頂上に到着。休憩。
フカンド山の頂上
次は897mのピークへ。直前に板取された大きな杉があります。生木から板を切り取るのは
難しそうですが、いつ頃のことなのでしょうかね。
板取りされた杉
897mのピークから続く踏み跡と黄色いマークを辿ったら間違いでした。右の方へ進むので
した。こちらにも黄色いマークはあります。927mのピークへ向かう尾根には、よく踏み込ま
れた窪んだ道が続いていて、昔はピークを越える道が使われていたのでしょうか。
927mの処が尾根にぶつかった処と早とちりして、また間違いました。もうちょっとだけ先の
方だったのでした。歩きやすい尾根歩きで、やがて大きな芦生杉があります。小野村割岳へ
の分岐点の少し手前でした。
芦生杉
右へ行くと小野村割岳という処で正午を過ぎてしまい、これから往復すると1時間20分ほどは
掛かると計算して、少しはゆっくり食事もしたいし、下りのカヤンド谷へ降りるところが判りやす
いか不明ということもあって、小野村割岳には行かずに951mのピークで食事にしました。
951mピークにて これから食事
私は小野村割岳は行ったことがありますし、そこまでの風景も同じ様なものだと思われます。
芦生杉が点在して見られるくらいでしょう。いつも折角此処まで来たのだからと言うカミさんも
下りに道の無い処を降りると云うことで、時間を心配して同意したのでした。
暖かい陽射しの中で食事をして、また尾根歩きを開始。カヤンド谷へ降りられる様なところは
ないかと尾根の左側を気にしながら歩きました。やがて支尾根が現れ地図で確かめて大丈夫
そうなので覗きこむと、踏み跡らしきものが認められ、すぐ先から細い踏み跡が下っていました。
カヤンド谷へ降りた処
それを慎重に下って無事カヤンド谷に降りることが出来ました。 沢を何回か渉ったり渉り返し
たりしますが、足を載せた石が滑って片手片足が水に浸かり、スネを強く打って暫くは普通に
歩けないほどだったのです。
フカンド谷の林道終点
歩きやすいフカンド谷の林道に出るとほっとします。40分ばかり掛かって久多峠からの舗装道
路へ。橋を渡って出たところに道しるべがありました。ここに道しるべがあると云うことは、この
林道が山を越えて来た道として昔から使われていたのでしょうか。
フカンド谷から出た処にある道しるべ
歩いた距離は12km弱(gpsによる)、休憩を入れた合計時間は6時間50分でした。
(’08年 12月 16日)
2万5千分の1地図 「久多」
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---- GPSの軌跡です (Track Logger WPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」