福井の小さな山歩記


紅葉を観に赤兎山

三方崩山の太ももの筋肉痛も治まったので、赤兎山の山頂から真南へ下る尾根のブナ林を見て
みたいとカミさんと出掛けた。 本当は鳩ケ湯から登りたかったのだが、今回は軽く歩きたかったので
小原集落側から入った。それで初めて地域環境保護協力金一人300円、カミさんと二人分600円也
を払ったのだ。

紅葉は進んでいて綺麗だ。駐車場には一台だけ停まっていた。10時頃に頂上に着いたが、すぐ
後ろから女性が一人登ってきた。三つ谷からだそうで、これから尾根を縦走して杉峠から降りるとの
ことだ。大長山も白山連邦もくっきりだし、今日は素敵な尾根歩きが楽しめると思われる。


これから歩く尾根を見下ろす

私はうさぎ平を見下ろして降り始めようとしたとき、gpsが無いことに気が付いた。自動車の屋根に
 置いたのは覚えているが、その後駐車場を移動したので何処かに落ちたと思った。3万円した物だ。


うさぎ平から見上げる赤兎山


上下の写真は尾根道にて


道は真っ直ぐに一本道が続くだけで、うさぎ平を過ぎるとブナの林になる。低い潅木の紅葉が綺麗
だがブナはもう盛りが過ぎたのだろうか、期待したものではなかった。いくら歩いても同じ風景が続き
様子も判ったので、11時を回って食事をして引き返した。尾根道はとても歩きやすい道だった。


小原峠にて

gpsが気になって遭う人皆に訊いた。最後走るようにして下って行く人にも聞いたのだが、急ぐ人に
余計なことを聞いてしまった。登山口に着いたら、その人は車で道に出てきて、無かったと合図をして
から車を走らせて行ったのだ。 gpsは車の屋根の上に落ちずに留まっていたのである。

少し急いで降りたし、gpsも見つかって安堵したのでテーブルを出してゆっくりとコーヒーを沸かして
 くつろいだ。紅葉の山に囲まれていると、何かまったりとした幸せな気分になったのでした。


駐車場近くの林道から

(’08年 10月 17日)
2万5千分の1地図 「願教寺山」
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---- GPSの軌跡です (Track Logger WPL-1000LXによる)----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」