福井の小さな山歩記


二の谷山・高島トレイルをほんの少し

今日は降水確率0%だというので、昨日の夜、急遽カミさんと山歩きを決めた。二の谷山は高島トレイル上にあるし
標高が608.2mと低いので短い時間で登れる。登り口も判りやすいみたいだ。


水坂峠から数十mのところにある登山口

161号線から303、そして367へ入ってすぐの二股を右へ水坂峠へ向かう。左側を注意していくと「二の谷山登山
口」の標柱が立っている。 反対側にも「高島トレイル」の標柱があり、ここから武奈ケ嶽に登れるらしい。 二の谷山
登山口から踏み跡を辿って細い尾根を登ることになる。下の方にはやたらピンクのリボンが多いが、それは気にせず
に「中央分水嶺高島トレイル」と書かれた黄色い長いテープを見て行けばいい。


涼しい風が吹き抜ける快適な尾根

今日は風がとても涼しくて心地よい。急な登りは3箇所ありましたが、いずれも短いし汗をかいても涼風がすぐに
冷やしてくれる。新緑の尾根歩きは気分爽快だ。「板戸の鎧壁」の案内標示を過ぎて最後の急登を登り切って少し
で山頂手前の案内(左方向は桜峠、右は二の谷山山頂)が立っている。


ニの谷山の三角点 見晴らしはよくない

山頂の三角点の処で写真を撮って、少し先きの武奈ケ嶽が目の前に望める処に腰を下ろしてビールを飲んだ。
そして定番のコンビニのとろろ蕎麦だ。ビールのつまみと云う感じだがこれが上手いのだ。で、相談だが帰りは桜峠
か杉山の集落へ降りるか決めなければならない。 二転三転して杉山へ降りることにする。桜峠からは道巾の狭い
国道を歩かねばならないからだ。


気持ちのいい尾根を下る 

登って来た道と同じ様ななかなかいい道で順調に下山、送電線の鉄塔に出てからは巡視路を歩くことになる。
最後の鉄塔からは杉林の急斜面をジグザグに下るのだが、これがなかなか長かった。脚の強い人ならジョギング
で下るかも知れない様な道だが、我々夫婦はだいぶ参っていて、途中で休憩した程なのだ。


広い林道へ降りた処 杉林のジグザグ道が長かった

 林道へ無事降りた。山頂からは1時間半も掛かっていなかったように思う。ところが杉山までの林道が長かった。
国道も案外と長いが、きちんとした歩道が付いていて安全ではあった。トンネル手前から旧道へ入るのだが、ここで
堪らず休憩。林道の途中でも休憩したし、この下道はなかなかだったのである。

山の中を歩いた時間は昇り降りで3時間ちょっとといった程なのだが、桜峠へ下りたほうが良かったか?

ーーー参考までにGPSの軌跡ですーーー
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」


図左上、杉林の急斜面を下る途中で休憩したとき軌跡が乱れた様です。



 (’08年 5月 27日)
2万5千分の1地図 「熊川」「饗庭野」
登りは休憩を入れて1時間40分 下りは1時間半 林道と国道で1時間以上
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今は車の通りも少ない水坂峠 この自動車道路が出来る前の峠はどんな処だったのだろう