福井の小さな山歩記


足慣らし・カミさんと火燈山

そろそろ山らしい山というか登り道を歩かなければと、カミさんがまだ登っていない丸岡の火燈山(803m)に登る
ことにした。私が脳梗塞をやった後、運動のために山歩きを始めた'99年の6月に登った。その後、山の会にいたとき
の'02年の12月に雪の中を途中まで登っている。

近場だし一日中好天とのことなので、カミさんは洗濯物や布団を干したまま出掛けることになった。9時半頃に家を
出て、途中コンビニに寄って丸岡の山竹田へ車を走らせる。今日 鳴谷山へ向かった人達は、もう水芭蕉の辺りを通過
している頃か。


ここ左が駐車場になっている。奥の陽が当たっている建物は白山神社

もう9年も前になるので、林道がこんなに長かったかなと思ったりして、もうすっかり忘れている。お地蔵さんのいる
 前の整地された処(001)に車を置いて歩きだしたら、まだ先に駐車場があった。新しい神社が建っている処(007)だ。
林道を進むと、やがて登山道が右手に現れる。(003)


「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」


とても歩き易い道で峠道を思わせる踏み込まれた道だ。 山頂まであと40分の看板がある近くで休憩していたら、
爺さんと呼ぶに相応しいおんさんが降りて来た。道の石が濡れていて滑ると教えてくれた。そこから少し上で、造られて
間もない様な林道を(004)横切る。 そこの旗印の左の軌跡は全くおかしいのだがうまく消せない。


006地点で 実際は写真で見るより見上げるという感じだ

006地点へ来ると、目の前に火燈山の上部が現れる。雪のときはここが少し平らな部分が多く、ここでトン汁を食べ
て下山したのだった。 そこから少しで急登となって、あの爺さんが言っていた露石の上を歩く道となる。 久し振りに顔を
汗が流れる。やがて平坦な道となり、右手に小倉谷山、前方の小高い所が火燈山の山頂だった。


火燈山頂上にて いまいちですなあ

予想通り休憩を入れて1時間40分弱、もう誰も登ってきそうもなく、二人でビールを飲み、これも久し振りにコンビニの
とろろ蕎麦を食べた。最後にコーヒーを沸かしてゆっくりした。右足首は急な下りが心配で、小倉谷山へ行くのは止めに
して慎重に下ることにした。

急な下りも思ったより足を下ろし易く無事降りたのだが、林道に出たら地面が硬いせいか足首に負担を感じた。下りも
掛かった時間は登りとたいして変わらなかったが、とても涼しい風に吹かれながら気持ちよく歩けたのだった。

 (’08年 5月 21日)
2万5千分の1地図 「丸岡」
登りは休憩を入れて1時間40分
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頂上から見る富士写ケ岳 カミさんはまだ登ってないのでいづれ登ることに