還暦つれづれ草


韓国で孫に会って来ました・その4

韓国の人達は勉強熱心 食事処を案内してくれた女性は、1年半程で日本語がペラペラと話せるようになったの
 だそうだ。 朝、会社が始まる前に語学学校へ通い、仕事が済んでから大学院の日本語学科で勉強しているのだという。
大勢の若いサラリーマンは、彼女のように会社に出勤する前に各種の学校で学んでいるという。 私などは、朝15分か
20分のラジオ講座さえ続けられなかったくらいだから、恥ずかしい限りだ。
彼女は日本語を教える仕事に就きたいという。そういうちゃんとした目的をもって勉強をしているしっかり者なのである。
生い立ちも聞いたけど、あのガイドさんと同じ様に、5人の姉妹と6番目が男の子の4番目だそうで、どうやら姉妹が多い
方が生活力のあるしっかり者に育つみたいだ。彼女はよく食べた。その点でも感心させられた。


サラリーマンが会社の帰りに食事をするような処が多いみたいです。
我々は食事を終えて出てきたところです。 華やかですねえ。

タクシー・バス・地下鉄 今回はタクシーとバスをよく使った。地下鉄は一回乗っただけだった。バスと地下鉄は同じ
マネーカードと云うプリペイドカードで乗れて便利だ。 おまけに安い。 1万ウオン(約1200円)を入れておけばなかなか
減らない。乗り継ぎをする場合は割引にもなるという。
それに較べるとタクシーは勿論高いが、黒塗りの模範タクシーでなければとても安い。模範タクシーは、ぼったくったり
しない安全なタクシーと聞かされた。 その代わりメーターは最初から4500ウオン(約540円)だ。ナビタクシーと書か
れた車が多く走っているが、それに乗ると、最初のメーターが模範タクシーの半分程ではなかったかと思う。同じ距離を
走ってもだいぶ料金が違う。 ホテルでタクシーを呼ぶと模範タクシーが主なのかも知れない。
渋滞も多いが距離とは別に2分半位で100ウオンづつメーターが上がっている。メーターの下にカウンターが付いていて
正確には見てないが、250位からダウンカウントして 0になると100ウオンプラスされて、また250位からダウンカウント
を始めている様子だった。


仁寺洞(インサドン)の飲食街 この細い道があちこちへ続いていて
その両側には食事処がひしめき合って並んでいる。 凄い軒数だ。

両替のこと 韓国の仁川空港の迎えが待っている到着口に両替所がある。そこでは5万円出すと、すっと5万円分
のウオンが入っている封筒をくれるのだ。 あっと云う間である。 小松空港へ帰って来て残ったウオンを両替をしようと
銀行の両替所に並んだ。並んだと云っても私が並んだときは3人だけで、私は三番目だった。
ところが最初の若い女性がなかなか終わらない。中では女性行員が一人で、どうやらお札を一枚一枚偽札検知器に
通しているいるふうなのだ。で、検知器に引っかかったお札があるらしい。あまり見慣れないお札だったし、偽札が問題
になるのは中国の札ではないかと思う。行員が客に何か言っている。客の女性は、この札はこちらで両替したものなの
にと言っている。そしたらまた検知器に通している。 結局だめだったみたいだ。あとで連絡するとかなんとかになったら
しい。
長いこと待たされて次の若い女性が両替したのは、なんと2000ウオンだった。 日本円で2百数十円なのだ。まあ、
別に悪いことでも何でもないのだが、この人は もう二度と韓国へは行かないということなのだろう。私は10万3千ウオン
を両替し1万1千円程になった。前日はカミさんの誕生日だったので、このお金で晩飯は寿司を食べたのでした。

<終わり>


大統領選中で候補者の街頭演説です 支持者が動員されているのか
腕を振り上げて「そうだ!そうだ!」(多分)と一斉に叫んだりしている。

(’07年 12月 10日)

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東大門市場裏通りの魚定食を食べた処