還暦つれづれ草


敬老の日

昨日・一昨日と能登で過ごした。一等三角点でも歩いてみようと思っていたが、台風の影響か とても蒸し
暑い。これではあかんとテレビを見てごろごろしていた。世の中三連休とかで山歩きをされている方も沢山
おられるだろうが、この暑さでは私は止めておいたほうが良さそうだ。

今日は敬老の日。昨日鎌倉の5歳の孫から葉書が届いた。幼稚園でみんなに書かせたものみたいだが
なかなか読むのに苦労する。判じ物みたいなのだ。りょう君の特徴は、「さ」という字が左右逆になっている
 ことだ。 その前に貰った葉書では「じ」が左右逆だったが、今回はきちんと書かれていて進歩しているのだ。
しかし、難しい書き方をするものだ。字を裏から透かして見ているかの様だ。
10月に満6歳になって、来年は小学校一年生になるのだから、字の上手い下手はあっても、読める様な字
であって欲しいものである。

今日の新聞に「80歳以上700万人突破」とあり、65歳以上の高齢者人口は、総人口の21.5%に当た
 るという。国内旅行や海外旅行を楽しんでおられる方も多いということだが、そうでない方々も沢山おられる。
このところの住民税・所得税の増税と、連動して国民健康保険料(税)や介護保険料が値上げされ 年金等
の収入は増えないのに支出は増えるばかりだ。
来年2008年4月からは、「後期高齢者医療制度」の施行が予定され、さらに高齢者に痛みを押し付ける
ことになりそうだ。実施を凍結し制度の見直しをして貰いたいと願うのだが。

(’07年 9月17日)

HOMEPAGEへ                       還暦つれづれ草の目次へ


                        ●後期高齢者医療制度では
                          ・75歳以上のすべての人から保険料を徴収(1人あたり月平均6200円)
                          ・保険料は年金から天引き (年金が月15000円以上の人は天引きされる。介護保険料
                            (月平均4090円)も一緒に天引きされる)
                          ・保険料滞納者からは保険証を取り上げ、資格証明書を発行(資格証明書では窓口負担が
                            10割)
                        ●国保加入の65歳以上の高齢者の保険料を年金から天引き
                        ●70−74歳の患者負担を1割から2割に引き上げ

                      後期高齢者医療制度 
高齢者を75歳以上の後期高齢者と65―74歳の前期高齢者に分け
                      
後期高齢者だけの独立した医療保険制度を創設します。 都道府県単位で新たにできた「広域
                         連合」が運営します。 新制度では、後期高齢者向けに他世代とは別建ての診療報酬をつくるこ
                      
とになっています。「後期高齢者の心身の特性にふさわしいものにする」という口実ですが、診療
                         報酬を引き下げ、「差別医療」や「手抜き医療」にならないか心配されるところです。