還暦つれづれ草


お墓参り

終戦記念日。カミさんの実家へお墓参りに行く。 今日は厚生年金が振り込まれる日だ。2ヶ月毎なの
だがいつも通帳に記帳される金額を見て、毎月この位あったらいいのになと思う。

墓参りもそこそこに、実家の嫁さんの手料理で飲んだり食ったり、一人来ていた小学一年生のおしゃべり
な孫をからかって盛り上がる。 実家の向かいに出来た老人ホームに入居している親戚の人の様子も聞く
ことが出来た。親類には小金持ちもいて いろいろと噂話にも花が咲くのだが、他人のフトコロ具合をどうの
こうのと言っても、仕方がないねと云うことになる。

しまいには年金の話になって、それが長々と続き恨み節だ。年金からはどんどんと引き落とされる様に
なるのに、貰うことになると申請しなければ貰えない。そして吸い上げたお金は無駄遣いのし放題だった。
所得税の多くを住民税に振り替えてしまうと、毎年楽しみにしている確定申告による税の還付金が無くなっ
てしまいそうだ。たとえ控除額があっても還付すべき税金がなくては戻ってこない。

91歳のおばあちゃんは元気で、自分で歩いてお墓参りにも行ったし、同じことを何回も繰り返して言う事
はあるけど、いつものしっかりした話し振りだ。 旦那が亡くなってから30数年にもなる。旦那は68歳で亡く
なったというから、今の私の歳だったのだ。でもずいぶんと老けて見えていたように思う。葬式の時に使った
写真は、私が撮ったものだという。

ちょうどお昼にお邪魔して、帰りは晩飯までご馳走になって夜の7時半過ぎにおいとました。 おばさんが
二人寄ると大きな声でしゃべりまくるので、二人の旦那は口出すヒマも無い程だったのだ。今日は群馬県の
館林で、40.2℃を記録したという。家へ帰っても暑くて寝苦しかった。

(’07年 8月 15日)

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