還暦つれづれ草


孫来る・お勉強

連日とても暑い日が続いている。二人の孫は朝の内、ちょっとした問題集をやることになっている。 ちょこ
ちょこっとすると終わってしまう量だが、来年小学校入学ともなるとなかなか難しい問題もある。日記という
ところで、七月七日 「たなばたの かざりつけを しました」とあり、続けて文を付け足してくださいとある。

リョウ君はスラスラと書いていて、続けて八日、九日と書き終えたのだ。字が下手なのは致し方ないと
しても、黙ってスラスラと書くのはなかなかのことだ。 その七月七日の日記は「たなばたの かざりつけを
しました。きょう おかねもちになるように おねがいしたの。 あるひ おかねもちになったの。 おねがい
がかなった。とある。なかなか素直な文だ。5歳というのに今の世の中、お金が必要だということが十分
に判っているみたいで面白い。まあ、家庭の中での会話が影響しているのだとは思うのだが。

でも、可愛い孫と言えども4日も5日も預かっていると面倒になってくる。毎日プールへ連れて行けば時間
が潰れるので、5日間プールと海水浴だった。 プールで疲れて帰ってくると、夜バタンキューと寝入ってくれ
るので楽なのだ。でないと姉弟で騒ぎまくって、隣近所から「お孫さんは元気がいいですね」などと言われて
しまう。

その孫達も13日(月) 迎えに来た親と一緒に帰っていった。リョウ君は599円で買ってあげたつがいのカ
ブト虫を入れた虫かごを大事そうにもって行った。ニジイロクワガタではなかったが、ニジイロクワガタは高価
で買って貰えないと云うことも判っていることだろう。来年もカブト虫などに今の様な強い関心を持ち続けてい
るか判らない。機関車トーマスを卒業したようにカブト虫も卒業するかも知れない。来年は小学一年生だし。

孫達の帰った後は火の消えたように静かになった。我が家の今年の夏のイベントは終わったのだった。

(’07年 8月 13日)

HOMEPAGEへ                       還暦つれづれ草の目次へ