還暦つれづれ草


孫来る・伊吹山ドライブ

北陸地方もやっと梅雨が明けた。台風もやって来て急に暑くなって、子供達にとっては夏休みらしくなった。
そして孫達がやってきたのだ。 新幹線で米原駅に送り届けられるので、高速道路を走って孫達を引き取りに
行くことになった。 折角米原まで行くのだから、ついでに伊吹山へ車で上がって来ようということにしたのだ。

孫達を乗せて順調に伊吹山ドライブウエイの入り口へやって来たのだが、通行料が一台3千円とあるのを見
て驚いてしまった。そのうえ山頂駐車場へ入れずに2km以上の渋滞だとあった。 こういうことだとは全く想像も
してなくて、軽い気持ちでやって来たのが大きな間違いだった。


伊吹山ドライブウエイの駐車場 入れない車が2kmも続く

渋滞に並んで、やっと駐車場に停めて遊歩道を登った。車も多いければ人も多い。 この糞暑い中、登山道を
歩いて登って来る人もいる。下の5歳のリョウ君は、ちょっと歩いただけで「疲れた」を連発する。この子の父親の
子供の頃とそっくりだ。 山頂の茶店でカキ氷を二人に食べさせたが、ずいぶん少なめで一つ400円もするのだ。
下界がよく見えるところに座って食べたのだが、子供達にはあまり関心が無い様子で、リョウ君はカブト虫のこと
ばかりが気になっていて早く降りたがっている。降りてもカブト虫が待っている訳でもないのだが。


山頂でカキ氷を食べる孫 左はカミさん

お姉ちゃんのアスカの方は、やたらに蜂を怖がっている。人間に害を加える様な蜂はここにはいそうもないの
だが、どうしてこんなに蜂を怖がるようになったのか? リョウ君は犬が苦手らしい。この子の父親の子供の頃は
やはり犬が苦手だった。似ている。

私はというと近いうちに歩いてみたいと思っている北の尾根を眺めて写真に撮ったりしていた。涼しくなったら
尾根の先に見えている国見峠への昔の峠道も辿ってみたいと思っている。多分めったに人と会うことの無い静か
な峠道だろう。
カキ氷を食べてから東側を回って駐車場へ降りたが、救急車がやってきて隊員が担架と思われる荷物を背負
って山頂へ向かった。このドライブウエイだけでも17kmもあるのだから、時間も掛かるしなかなか大変だ。


山頂へ向かう救急隊員

そこから真っ直ぐに福井の家へ向かったが、運転していて途中眠くなるし、疲れを感じた一日目となった。

(’07年 8月 5日)

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左の鞍部が国見峠 そこから右へ伊吹山へ向かって尾根を歩きたい