還暦つれづれ草


韓流ドラマとドーナッツ屋

このところ晴れの日はヤボ用があったり、用事が無いと雨模様であったりとなかなか山歩きが出来ず、運動
不足の兆候が現れているようだ。何だか狭心症の症状の様な気がする。そこで昨日は久し振りに健康の森の
遊歩道を1時間ばかり歩いて汗をかいた。

この雨のため我が家は、また韓流ドラマにどっぷりと浸かっている。何しろ一話45分か50分のドラマで60話
前後あるときている。それでレンタル屋通いも頻繁になる。 安くあげるために当日のレンタルにしているからだ。
借りた翌日の開店前に返却ポストに投げ込めばいいことになっている。だから2・3枚借りても見る時間はある。
あのチャングムのイ・ヨンエが悪略に長けた恐ろしい尚宮(サングン)役を演じて王様を操るのだ。

で、カミさんと買い物へ出掛けたり、DVDのレンタル屋へ行った帰りなどに ちょっとドーナッツ屋へ寄ってコー
ヒーを飲むことがある。ときにはそれがお昼代わりになったりする。でも二人で行けば1回700円から1000円
は要る。これで食品スーパーで買い物をすれば、いろいろとお惣菜が買えるなと思ったりするので、そうたびた
びドーナッツ屋へ行くわけではない。

ドーナッツ屋の小さい四角いテーブルを挟んでカミさんと向かい合って座ると、にらめっこをしているわけにも
いかないので、カミさんの話に耳を傾けることになる。なんだかドーナッツ屋では、多少なりとも普段より話が
弾む気がするのだ。
 私はドーナッツが好きだしコーヒーのおかわりも出来るので、一人でも入りたいくらいなのだが、いい爺さんが
ドーナッツ屋で一人というのも気恥ずかしい気がする。だが、まだ空気が爽やかな午前中に、一人でドーナッツ
を食べコーヒーを飲み、ゆっくりと新聞なんかを読んでいる爺さんの姿を見かけると、ちょっと羨ましい気持ちに
なるのである。

(’07年 7月 13日)

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