還暦つれづれ草


山上昼食会

毎年７月の第一水曜日に計画される山上昼食会、梅雨のシーズンなので今年は雨となって、刈り込み池の
予定が宝慶寺いこいの森へ変更となった。雨に濡れて緑がとても綺麗で、少しだけ雨のパラつく中をみんなで
ブラついた。なかなか良いところだ。夏休みに孫が来たら、キャンプに連れてきたいと思ったりした。


宝慶寺いこいの村

この山上昼食会も、私が初めて参加した頃は、還暦を過ぎていたのは私だけだったのではと思う。今は還暦
前後の人達が多くなった。 でも、いまどき還暦だとは云っても パワー絶好調という人達ばかりで、ハードな山行
をこなし、山スキーやスノーボードで冬でも飛びまわっているのだ。これは男に限ったことではなく、むしろ女性の
ほうが凄い人が目立つ。団体となるとおばさんの方が断然多い。

私はスキーはからっきし駄目だし、沢歩きも行ったことがない。 体力も無いから致し方ないのだが、こうなると
どうしても行動する範囲が限られてしまう。そんなことを美味しい料理を食べたり、皆さんの楽しい話を聞きながら
考えたりしていた。でも、私なりに私に相応しい歩き方をしているのかなとも思ったりしている。


美味しいすき焼きに舌鼓をうつ

もともと人付き合いが下手で、それが年金生活で毎日が日曜日となって何年も過ぎた。 いつも誰にも会わない
山中を一人で歩くのが好きなのだから、普段人と話をする機会が極めて少ない。そういう私にとって、年に一回の
この山上昼食会はとても貴重なひとときなのである。

（’０７年 ７月 ４日）

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