還暦つれづれ草


病院にて

昨日は3ヶ月毎に病院へ薬を貰いに行く日だった。今日は血圧を測っただけなのに、いつもより支払う
額が多いなと思いながら会計で支払いを済ませた。それからトイレに入って座ったのだ。すると間もなく
ドンドンとトイレのドアが叩かれた。こちらも使用中の意を込めてドンドンと叩き返す。すると、「大丈夫で
すか?ベルが鳴ったものですから」 「いえ、別に何でもないですけど」 「紐を引きませんでしたか」 「おか
しいなあ、何処も触ってなんかいないけど」、これでやりとりは終わったのだが。
トイレを出ようとセカンドバッグを持ち上げたら、呼び出しベルを鳴らす紐が揺れている。あれれ、バッグ
で紐を押し下げていたのだ。手すりの上なんかにバッグを載せたのが間違いだった。

以前別の病院のトイレで、水を流すボタンと呼び出しボタンを間違えて押してしまったことがあった。その
ときは看護士さんが飛んで来た。 二度有ることは三度ある、のかな。気を付けねば。

家に帰って、カミさんにそのことや、今日の診察料がいつもより高いと思ったことなどを話したりしていた
のだが、午後もだいぶ過ぎてから病院から電話があった。なんでも間違えて、やっていない血液検査代
が請求されてしまったのだという。この次に来院するときに払い戻しするとのことだった。

まあ、いろいろとミスは起こります。今日は恥じをかいた様なかかない様な、そんな気持ちだ。

(’07年 6月1日)

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