福井の小さな山歩記
里山道と巡視路を歩く
3月のETCの利用明細が来て、ちょっとびっくりしたのと、一昨日車にガソリンを満タンにしたら
5千円にも
なって、これではたまらんと、能登以外の遠出は控えなくてはと思ったのだ。このゴールデンウイークには恒例
で親戚の方々が能登へやってくるし、カミさんにとって能登は山菜の宝庫なので、どうしても能登へは行かなけ
ればならない。
そう云うことで、今日は里山探検とばかりにGPSを持って、歩いた事のない里山の道を歩いて軌跡を録ろう
と、またまた車で大安禅寺の上へ登った。そして西部林道の起点の処のトイレのある駐車場に車を置いて歩く。
まずはトイレの右側の道を下る。 この道は地図上では大安禅寺の参道の途中へつながっている。
だけど四十
谷町へもつながっていると聞いていた。
だいぶ長いこと平坦な道が続き新緑の中で気持がいい。少し緩く下りぎみになると道は踏み込まれて掘れた
道となる。しかし、進むと倒木や灌木が邪魔をするようになる。これがだんだんとひどくなり、道を外れたほうが歩き
易そうだ。でもついに舗装された林道に出た。急カーブの処で、目の前で九頭竜川と日野川が合流している。林道
を下れば四十谷町だ。
荒れた山道を下るとここへ出てきた この下の集落は四十谷町
林道の峠部分 見にくいが右の木立の間に石仏がある 左へ下ると大年町へ
林道を少し登ると峠になり石仏が祀られていた。 大年町側に下る途中に左に送電線の巡視路入口がある。
沢山の廃棄物があり特に畳が多い。林道を田圃の近くまで下り、引き返して巡視路に入った。最初の鉄塔からは
一度来ているので余裕が出来て カミさんもワラビを探しながら歩き 広く伐採された処でゆっくりとコーヒーを飲んで
休憩した。
何故か広く伐採された処
そこからは鉄塔に寄り道をしながら、歩きやすい巡視路をのんびりと駐車場にもどった。巡視路はなかなか気持
の良い散歩道で、夏は暑くて朝しか歩けないだろうが、今の時期は山菜もあって楽しい。 コシアブラはもう終わり
と云うかみんな採られてしまっていた。 ワラビは道沿いの物は今日カミさんが採ってしまったが、また伸びてくるだ
ろう。最初四十谷町へ向かって下った道も、昔はよく使われたらしい踏み込まれた道なので、整備されれば巡視路
と合わせて手頃な周回のできる遊歩道になると思った。
4月19日に載せた立派なコシアブラの木は、誰にも採られずに若葉を広げていた
(’07年 4月 26日)
2万5千分の1地図 「越前森田」 ぐるっと廻って2時間位(今回は山菜を探して採りながらで、且つゆっくりと
コーヒーを飲んで休憩したので3時間半近く掛かった。また、林道を少し先まで余計に歩いてみたりもしたので。)
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---- 参考までにGPSでの軌跡です ----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。(承認番号 平17総使、第657号) 」下図は2万5千分の1の縮尺ではありません。
林道の旗印しから送電線の巡視路へ入った処が谷間のためGPSの軌跡が途切れています。 今回歩いた
巡視路にあった鉄塔には全部立ち寄っています。 軌跡の一番下の処が車を置いた駐車場です。