還暦つれづれ草
孫の姿や山菜に歓声を上げた一日
朝から夫婦でパソコンを覗き込む。そして、あったあったと歓声を上げる。韓国の二人の孫が新たに幼稚園に
入園したのだが、その幼稚園のホームページで、子供達が遊ぶ様子やいろいろなことを学んでいる様子をスナップ
写真や動画で見ることが出来るのだ。 更新が遅れているのか動画の方にはまだ孫の姿は見えなかったが、写真
の方には、熱心にいろいろな教材に向き合っている下の孫の姿を沢山見ることができた。他の親から文句が出る
のではないかと思う程、孫の写真が何枚も載っていたのだ。これからが楽しみだ。
この幼稚園は、マリア・モンテッソーリというイタリアで女性で初めて医学博士になった方の幼児の教育理論と
云うか育て方を実践しているところだとか。詳しいことは知らないが 月謝が高いらしい。二人で月
9万円だそうで
韓国の一般的な水準からするととても高額ではないかと思われる。でも、韓国では子供が産まれたらすぐに入園
の予約をしないと、公立の処へはなかなか入れないのだとか。韓国は幼稚園に限らず公立の学校なども少ない
のだそうだ。まあ地域によっても違うのだろうが 息子達のいる江南(カンナム)は、日本で云うと田園調布みたい
な処なのだと言う人もいるくらいなので、私立の処は高額なのだろう。
今日は天気は曇りらしい。それでカミさんとちょっとドライブをして、里山でも歩いてまたカタクリでも見てくるかと
云うことになって、まだ歩いたことがないが話に良く聞く勝山のバンビラインに向かった。勝山駅の駐車場に着く
と目の前の山の斜面は沢山の黄色い花に彩られていた。ヤマブキだ。 どうやら花の多い処らしい。急な道を登っ
て第一展望台に着くと、横の広い斜面で4人程のおじさんおばさんが山菜採りをしていた。1人のおばさんの袋に
はゼンマイが入っていた。
尾根上はずっと歩きやすい道が続くバンビライン
尾根に載る頃、二人のご婦人が降りて来た。完全な山行スタイルで、手ぶらの私とはだいぶ違う。尾根に載ると
すぐにコシアブラを見つけた。勿論カタクリは下の方からずっと道沿いに咲いていたが、ここのカタクリは花が大きく
色も濃い、葉も大きく下市山のカタクリとはだいぶ違って見えた。
タムシバやコブシの白い花が目立ったが、地面にはカタクリを始めいろいろな花が見られて、なかなかいい散歩
道だ。 カミさんはワラビやコシアブラを探しながら歩いていたのだが、その内に次から次ぎとコシアブラが林立してい
る処があって歓声を上げたのである。 摘み頃の物は皆さん採っているらしく、これからと云う物が多かった様子だ。
見晴らしの良い処でドリップコーヒーを飲んだりして、比島登山口へ降り勝山駅に戻ったが、一周3時間半ばかり
掛かった。夕食はコシアブラの天ぷらや和え物が出てきたが、あまり沢山は食べられない。私はほんの少しあれば
充分なのだ。
越前甲や大日山を眺めながらコーヒータイム
(’07年 4月18日)
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翌19日の午後、またカミさんと大安禅寺の上を歩き回ったが、コシアブラは何処にでも沢山あった。カミさんもワラビの
採取へシフトして、下を向いて歩く様になった。 カミさんがコシアブラの長期保存の方法はないものかと思案している。
切り株からコシアブラの芽が出ている 樹も非常体制なのかも知れない
こういう立派な木が一本あれば十分だ
(’07年4月19日)
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