還暦つれづれ草


韓国へ行って来ました・その2

カミさんは私が韓国へ来る3週間も前から来ていたので、だいぶ地下鉄にも慣れて、空港へも地下鉄やバス
を乗り継いで私を迎えに来てくれた。 そんな訳で観光地 水原(スウォン)へも カミさんが地下鉄の路線図片手に
案内してくれたのだ。
水原の駅前の観光案内所をまず訪れまして、日本語の話せる方に世界文化遺産の「華城」への行き方などを
聞きました。バスの乗り方や何処で降りてどう歩いて行くか、何処にスウォンカルビを食べさせる店があるか等々
帰りのバスのことまで聞いてすぐ側のバス乗り場へ向かった。


延々と続く水原華城の城郭
水原華城
は長さ
5.7kmの城郭で、水原行宮を囲む様に造られている。面積は約130haで、現在そこに四万人
が住んでいるとのことだった。行宮はチャングムの誓いなどの撮影に使われた処だ。 城郭の所々には見張り台や
砲台、大きな門や暗門と云う秘密の門があったりする。 最初、山に登るようにしてからぐるっと廻ったが、見学しな
がらの5.7kmはとても疲れる。華虹門と呼ばれる水門のすぐ傍にスウォンカルビを食べさせる店があり、そこで韓国
の焼酎を飲みながらカルビを食べた。 ハサミでじょきじょきと切って焼くのを初めて経験したのだ。味はまずまず。
ここは散歩するには良いところだと思ったが、休日でそういう人達も多い様に見受けられた。


行宮の中 チャングムの中では医女が並んで免状か何かを渡されるシーンに使われた処

翌日、また地下鉄を乗り継いで水原へやって来た。今度は韓国民族村を見学するためだ。また観光案内所で
聞くと、無料のシャトルバスはイエローだと云う。ところが黄色いバスは通り過ぎるばかりなのだ。カミさんが再び
聞きに行くと、全然違う色で案内所の横から出るのだった。
月曜日なのとオープンしたばかりなのかガラガラに空いていた。各地の農家や貴族の屋敷等々が移築または
復元されていて、豚や鶏なども飼われている。昔の生活が再現されていて、久しぶりに鶏の鳴き声を聞いて懐か
しかった。ここもチャングムの誓いなどの撮影に使われていて、終わりに近い一場面で使われた場所を写真に収
めて来た。食事をした処も、チャングムによく出てくる様な雰囲気のところだった。


上の写真:地方の農家          下の写真:チャングムが娘と歩いたシーンが想い出される


帰る前の日は南大門市場で買い物をした。人でごった返していて活気に溢れているところだ。お土産にと韓国
海苔などを買ったが、登山用品の店も沢山あって、ストックを一本購入した。4段でクッション付き、日本では4・5千
円はするものが1千2百円位だ。私が韓国へ来る前に、カミさんはすでに一本買っていた。

帰国も順調だった。仁川空港で出発前に、職員などが利用するという地下の食堂で石焼ビビンバを食べたが、私
の食べたヤツは辛くてまいった。額から汗が流れて味などは判らなかったのだ。飛行機に乗ったらすぐにチラシ寿司
が出てきて、ビビンバを食べなければよかったなと思ったのである。なかなか疲れる日が多かった韓国旅行だった。

(’07年 3月 23日)
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