還暦つれづれ草


韓国へ行って来ました

16日に出発して21日に帰国、中4日で水原(スウォン)の華城や韓国民族村の見学、ギャラリア百貨店や
新世界百貨店を見て廻り、南大門の市場を歩き回ってお土産を買いました。去年訪れた時の内容と同じことも
ありますが、感じたことを書き留めました。

韓国の家庭にはお風呂はありません。 
シャワーとトイレが一緒になったタイル張りの部屋があります。
息子のところでは、プラスチックの衣装ケースにお湯を溜めて小さい子供用のお風呂にしています。孫達はこの
お風呂が大好きな様子です。



地下鉄の車内では何回も席を譲って貰いましたが、だいぶ年だと思われるおばさんに席を譲られるとちょっと
戸惑います。世話好きなお爺さんなのでしょう、後ろから私の上着を引っ張って、あすこへ座りなさいと言われた
こともあります。 電車に乗るなり若い男の方がすっと立ってにこやかに席を譲られたこともありました。 韓国に
いると本当に爺さんなんだなあと思わされてしまいます。

人通りの多い歩道で四つん這いになって、前に篭を置いて物乞いをしている人を見かけました。戦後の日本で
の白衣の傷痍軍人を想い出しましたが、地下鉄で何やら音楽を流しながら、目が不自由なのでしょう杖をついて
小さなザルを前に持って 車両の中を歩いている人を3回も見かけました。 割と若いご婦人が1000ウオン札(約
120円)を入れたら、すばやくしまい込みました。お礼を言う様子もありませんでしたが 韓国ではありふれた風景
なのでしょう。
車内での物売りにも3回遭遇しましたが、その内一回はおばさんでした。 スポーツをするときの膝サポーター
の様な物でしたが、力強い声で生活力を感じさせる売り声でした。別のおんさんはテニスボールほどの黄金のブタ
でした。今年の干支なのですが、ふにゃふにゃのボールと云った感じで、ドアに投げつけたらくっつく様な物でした。
今年は60年に一度の黄金のブタ年なので、縁起を担いでの結婚式も多いらしい。今年生まれも幸運に恵まれると
か。(中国も韓国も日本の亥年はブタ年と云う)

今度息子達が引っ越したアパートも狭い処でした。新しい職場のすぐ近くなのですが、その辺りは地価が高くて
従って家賃も高いのでと云うことなのでしょう。 近くを散歩してみたら、日式正統レストランとか寿司専門店や廻る
寿司なども在りました。喫茶店も沢山あって、一杯2500,2700,3000ウオンなどまちまちで、空港では4500
ウオンでした。 しかしコーヒーは他の物に較べるとだいぶ高い物と云えるでしょう。

地下鉄は安く便利な乗り物です。プリペイドカードを買ってのりますが、カミさんも私もなかなか上手く改札口を
通過出来ません。結局カミさんのカードは何かのエラーで使用不可でした。新しくしましたが、私はカードをかざす
 処を間違えていたと言う笑い話の様なことだったのです。その後は二人共スムースに通過出来る様になりました。

(’07年 3月 22日)
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