還暦つれづれ草


スノータイヤ交換などなど

　今日からもう３月だ。朝早く起きたが、車の窓ガラスは全く凍ってなくて、暖かい一日が予想された。
その通りとなって、勿体ない様な快晴となった。山へ行けばよかったと思わずにはいられない。ちょっと
外へ出ると真っ白な白山連邦がくっきりと望める。　この辺りは空気が澄んでいれば、いつでも白山に
お目にかかることが出来るのだが、今日の白山は格別だ。

朝が早かったので朝食を摂ったあと、ちょっとウトウトしかかったが、金さんの桜吹雪きが始まった
ので目が覚めた。　今日の悪人は市中引き回しのうえ火あぶりの刑となった。獄門打ち首は多いが
火あぶりの刑は珍しい。

その後の時間は、もう雪が降ったとしてもたいしたことはないだろうと、スノータイヤをノーマルに交換
　することになった。小さいスターレットは楽だが、ミニバンとなるとタイヤが重いのでなかなか骨が折れる。
途中、客が来て長話となり、８本のタイヤ交換が終わったのは午後２時ごろになってしまった。

そんな訳で昼食は外食となった。値引きをしてくれるクーポン券の有効期限が近づいているので、
それを持ってうどん鍋やお蕎麦を食べさせてくれる店に出掛けた。おかげで天ぷらやおろし蕎麦等など
で腹いっぱいになって、３００円程の支払いで済んだのだった。クーポン券だけで食べさせてくれるの
だろうか。結果的には同じことなのだが、ちょっと気がひける。

ところで、今朝の新聞に、おおい町の笹谷の山中に白骨死体が発見されたとの記事が載っていた。
死後数年も経っているとかで、どう云う訳かは判らないが、へえーっと思ったのは、発見者が登山者だと
あったからだ。早速２万５千分の１の地図を広げて場所を確認してみたら、低い峠があるような所だ。こう
いう所を歩く人も居るのだと 何だか嬉しくなってきてしまった。私が次に登ろうとしている山は、ただ三等
三角点があるだけの、地図上には名前もない小さな山だが、きっと多くの人が歩いているに違いない。
そう思うと一人で歩いても少しも寂しくはないのだ。

（’０７年 ３月 １日）
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