還暦つれづれ草


しばしの独身生活に

 午前中にマーケットが開くとすぐに納豆と生そばを買って、カミさんの韓国行きの荷物は出来上がった。
そして小松空港へ。今日は冷たい風が吹いて外は寒い。無事カミさんを送り出して一人で家に戻った。
昼食が軽かったので家に帰ったらお腹が空いて、少し早めに残り物で夕食を済ませた。 早速毎食何を
食べるか考えなくてはならない。

食事をしたら何だか疲れが出て、ストーブの前に横になってテレビの音を聞きながらうたた寝をした。
電話のベルで起こされた。韓国の息子の家に無事到着したとのことで、もう9時を過ぎていた。小松へは
フライト2時間前にと云うことで、家を午後1時頃に出たのだからずいぶんと時間が掛かった。 カミさんは
これから例のお蕎麦を作って食べるのだと言っていた。二人の孫に囲まれて賑やかなことだろう。

私はまたゴロンとしたがもう眠れなくて、テレビも面白くないし、明日も天気は良さそうなのだが山は
どうしようかと考える。 しかし、今の気分では車を2時間も運転して行くことを思うと面倒が先にたって
明日は止めることにした。 それで何をするかと云うと、もし今日みたいに冷たい風が吹かないでいて
くれたら、燻製のチーズ作りを始めたときの様に、外でブリキの箱を使ってチーズを燻してみようと思う。
家の中で焼き芋を作る鍋を使った場合との味を較べてみたいのだ。二日に一人でも私の燻製チーズを
お金を払って食べてくれる人がいるのだから、自分で納得のゆくものを作りたいと思うのだ。

明日朝の食事は、パンを買ってきてあるし果物もある。昼は何とかなるが問題は晩御飯だ。デカイ
マーケットへ行って手ごろな冷凍食品がないか調べてこよう。普段あまり口にしない物を食べてみたい
気がしている。テレビではしょっちゅう美味い物の食べ歩き番組をやっているが、そういうお金の掛かる
ことには縁がないにしても、毎日とは云わないが生活に食べる楽しみは必要だ。健康にも繋がるし。

目が冴えてきて、しばしの独身生活を如何にして過ごすかを考えている。

(’07年 2月 24日)
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