福井の小さな山歩記
小春おばさんご案内護摩堂山
またまた快晴らしいし4月上旬の気温になると云う。それで土曜のスキージャムでの1時間ほどの散歩では
歩いた内に入らないだろうからと、急遽、月曜日に護摩堂山へ登ろうということで小春おばさんへ連絡。スノー
ーシューを持って来るように伝える。最短距離のコースで登る予定だ。
国道沿いの取立山への登り口の駐車場には、3・4台の車が停まっていた。 そこを過ぎて「おいの水谷」に
架かる橋を渡った先に車が休憩するためと思われるスペースがある。そこへ車を置いて8時20分頃に出発。
林道入口から入ると、予想したというか期待したとおりの踏み跡がしっかりと付いていた。 今朝は気温が低
かったので雪は固くツボ足で大丈夫みたいだ。
予定した尾根筋より手前に踏み跡が登っていたのでそこから尾根に取り付く。雪が少ないので灌木が煩い。
ときどきズボッときて、小春おばさんの大きな声が響き渡る。ゆっくりとだが順調に登って林道の終点の広場
を通り、941mのピーク横で休憩。 GPSの軌跡にヒゲが出ているが、ザックを降ろしたり担いだりしたときの
影響かも知れない。休憩ではいつも小春おばさん提供の「栗どらやき」だ。
護摩堂山 山頂にて
そこからは立派な杉林の中となり、GPSの軌跡が乱れた。林道へ出て今度は少し急な斜面をジグザグに
登り樹木が少なくなると、反射板のある頂上はすぐだ。 凄い快晴、取立山の山頂には何人もの人影が望ま
れる。白山は、先月取立山に登った時よりもさらにくっきりと綺麗に見えた。例によって白山を背に記念撮影。
我々の歩く時間はあまり参考にはならないのだが、休憩を入れて2時間40分位掛かったと思われる。
お食事
食事は少し窪地で風を避けてまずは乾杯。小春おばさんは自分で作ってきた「にんにく味噌」入りのおにぎり
を頬ばりながらビールを飲んでいるのだ。おにぎりを二つ食べてから「どんべい」なのである。小春おばさんの
元気の秘訣はこの食欲なのか。
山頂を後に下山開始
小春おばさんは、自分が食べてしまうと帰り支度という感じになる。じっとしていられない人なのである。もう
一度頂上に立って四方を見渡して下山となる。少しの間に雪はだいぶ緩んで、ズボズボが多い。その分小春
おばさんの声が響き渡る回数も多いのだ。今日の護摩堂山は我々だけなので、いくら大声で騒いでもOだ。
それで 林道終点より一つ下のヘアピンカーブから林道をスノーシューで下ることにした。ゆっくりとスノーシュ
ーが雪の中に沈み込み、脚には楽だと思っていたが、忠実に林道を下ったのでだいぶ疲れが来たらしく、夜
はなかなか寝つかれなかったのである。
スノーシューで林道を下る
(’07年2月 5日)
2万5千分の1地図 「北谷」 標高 1152.4m
---- 参考までにGPSでの軌跡です ----
「この地図の作成に当たっては、国土地理院長の承認を得て、同院発行の数値地図25000(地図画像)
を使用したものである。 (承認番号 平17総使、第657号) 」
001地点は車を置いた処(車が休憩する処か) 軌跡の乱れは杉林のためと思われます
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