還暦つれづれ草


本籍を移す・腰の痛み

ついに本籍地を北海道南富良野から福井へ移す手続きをした。カミさんは福井の人間だから、本籍地が
地元なら謄本を必要とする時に便利と云うことだが、私としては何となく寂しい気持なのだ。 一回だけだが
南富良野村字落合番外地を訪れて、父の学んだと云う小学校を見たから、もうそれでいいと言えなくもない
が、私が生まれ育ったのは東京で、ずっと借家だったし、もう東京には誰も住んでいないし故郷と呼ぶには
ちょっと馴染めないのだ。もともと東京は故郷とは呼びにくいところだ。
それより一回しか行ったことはないけど、南富良野の方が故郷と呼ぶのには似つかわしい気がしていた。

余裕があればゆっくりと行ってきたいところだが、フェリーでもだいぶお金が掛かるらしい。 それならもっと
先に行く所があるだろうと云うことになるのだ。だけど, 先に行くべき所さえなかなか行けないのだから、どう
 しようもない。 まあ、いつかは行ける日が巡って来るかも知れないから、それまで元気でいたいものである。

今日22日(日)は家に居た。 どうも腰の調子がいまいちだ。 なかなか自然に治ってくれない。しばらくは
山歩きもお休みしなければならないみたいだ。 ヒマ潰しに登山用品の店へ行って雑談をしていたら、夕方
近くの雪山に登っていたグループ7〜8人が戻って来た。 登る途中、寒茸を見つけたとかで、高い所のもの
は、靴を脱いで木に登って採ったとか。そして山小屋で鍋に入れて食べたそうだ。 真冬にこんなに立派な
茸が採れることを知らなかった人もいたみたいだった。

その中の一人が、例の「健康の森」へ行って寒茸を採って来て食べたと言っていた。カミさんの話によると
昨日「健康の森」を散歩していたら、知り合いのおばさんが旦那と寒茸を採りにきていて、伸縮性の長い棒
 を使って、我々が採れなかった高い所にあるヤツを採っていたそうだ。ベテランはちゃんと便利な道具を持っ
ているのだ。
  でも、そんなに採っても食べきれないのではと思ってしまう。我が家では、また今夜も寒茸の天ぷらだった。
前回よりずっと美味しかったが、このところ食卓に寒茸が載らなかった日はないのだ。

 もう一週間以上も腰の右側の痛みが消えずにいる。 以前から少し違和感があったが、こんなにはっきり
 と、しかも何日も続いたことは無かった。でも、寝ている時も真っ直ぐ立って歩く時も何ともないのだから もう
少し様子をみることにしようか。

(’07年 1月 22日)
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