還暦つれづれ草


私の仕事始め

私は別にいわゆる仕事はしていないので、私の仕事というと峠や山歩き、チーズを燻すこと等々と云うことに
なる。「歩き始め」は1月4日の丹後街道の小さい峠だった。そして1月5日は「チーズの燻し始め」だった
のだ。
お店に提供していたチーズが品切れになったらしいので、今年最初の燻製作りとなった。しかし最近はどうも
燻製されたチーズの味がいまいちの様な気がする。いつも同じ手順でやっているつもりなのだが、何故か味が
薄いというかコクがないというか気にいらない。食べ慣れたせいで、初めて食べたときの様な驚きが無くなった
ということでもないらしい。燻しに使うサクラのチップの質にもよるかなと思ったりしているのだが、原因はよく判
らない。
サクラチップの量や火力、時間などいろいろ変えてためしているが、燻製されたチーズがどんどん増えるばか
りで、いまだ納得のいく味には至っていないのである。まだ燻製されたチーズが増えそうなのだ。どなたかに
食べて貰わねばならないみたいだ。

1月7日は、能登の山小屋の「薪ストーブの焚き始め」だった。まず、建築廃材を電動チェーンソーで適当な
大きさにカットして薪を準備した。建築廃材は無料だが、燃え易いのが難点だ。 早く燃えてしまうので忙しい。
でもストーブの前で、ゆらゆらと燃える炎を見ながら ぼけっとしているのもいいものだ。

1月11日、明日なのだが「病院への通い始め」だ。また3ヶ月毎の病院通いの始まりだ。前立腺癌のPSA
値の検査と 脳梗塞の再発防止のため、毎日服用する2種類の薬を貰いに行くのである。このまま今の体調が
続いてくれると良いのだが。

こうして今年も平穏に始まった。4月で68才になるが、今のところ多少忘れっぽくなったのと、頭が薄くなった
のが気になる程度か...。

(’07年 1月 10日)
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