還暦つれづれ草


カミさん還暦を迎える

12月4日がカミさんの誕生日で、今年は60回目の誕生日と云うことだ。その日私は竜ケ岳に登ってきて、夜 カミさん
と近所の寿司屋で軽く一杯やってお祝いをした。 カミさんは前の晩、誕生ケーキを貰ってきたし、5日にはゴルフ仲間
が、ゴルフをしてから温泉施設で宴会をして還暦を祝ってくれた。 赤い毛糸の帽子とこれも赤いセーターを貰って嬉し
そうだった。祝ってくれる人がいて幸せなことである。

そこでカミさんは今日早速、役場で住民票や私の所得証明を貰ってから、社会保険事務所へ年金を貰う為の書類を
提出して来た。減額されても貰えるときに貰おうと云う訳だ。役場の窓口の人が、私の名前を見て、山へ登られている
方ですかと訊かれたという。私のホームページを見てくれているのだそうだ。

今日手続きしても、実際に年金が支給されるのは来年の4月かも知れないし、1年間は少ない額なのだ。それなのに
私の年金に付加されている加給部分が無くなってしまう。そうすると我が家の収入は、1ヶ月では実質数万円しか増え
ないのだ。 でも、今の世の中、上を見たら切りがない。 仕事をしないでご飯が食べられ、医者にも掛かれるのだから
まあ、ましなほうなのだろうか。

カミさんは元気で還暦を迎えることが出来た。これからも健康で孫達の成長を見ながら楽しく過ごしてゆきたいもので
ある。そのためにも、まだまだ山歩きを続けていかねばならないようだ。来年は少し足を伸ばして遠くへと思ってはいる
のだが、いつも思うだけでなかなかなのだ。 カミさんは毎日、ラジオのハングル講座を聴いて勉強しているので、来年
はまた息子や孫の居る韓国へ行くことになりそうだ。 私は熊野古道や戸籍を現住所へ移す前に もう一度北海道の富
良野へ行ってみたいと思ったりしているのですが、これはとても難しそうだ。

何はともあれ、カミさんは60の大台に乗ってしまったのだ.... !?

(’06年12月8日)
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