還暦つれづれ草


孫守り日記　その３

８月１２日（土）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
昨夜は花火大会の見物で遅くなったので、今朝は少しゆっくり寝させて朝ご飯も遅くなってしまった。
例によって朝のうちに少し勉強をする。


子供は寝ていても動き回る

１２時を過ぎてくると男の子が「お昼は何にするの」と言う。なかなかきちんと食べないくせに言うことは
一人前だ。トマトが苦手で、皮が固いとか種がどうのこうのとブツクサ理屈をこねてなかなか食べない。
こちらも最後の手段は「お父さんにいいつけるぞ」だ。これは効果てきめんで、遅いけど残さずに食べる
ことになる。きつく言うと目がうるうるになるので、どうしても言うことを聞かないときに限る。

最後の日だから、また好きなＤＶＤを１枚づつ借りることにする。しかし、４才の子は「ナルト」というアニメ
で、小学２年の女の子は「犬夜叉」というアニメだ。「ナルト」は始めからぶっ殺してやるぞと叫ぶところが
出てくる。忍者物で戦うところの効果音がすざましい。「犬夜叉」も似たり寄ったりで、なんで小さい子供
がこんな物を選んで見るのか、最初はテレビで流されたためなのだろう。

午後はレンタル屋へ出たついでに、足羽山にあるミニ動物園へ連れて行く。動物の数は極めて少ない
が木製の遊具が幾つかあって、小さな子供を連れた親子連れが数組遊んでいただけだ。ちょっと時間
を潰すのには丁度いい。何しろ入場が無料なのがいい。

夜になって雷が鳴ってひと雨あった。今回の福井でのお泊まりは今日で最後なので寝るときにドラキュラ
お化けのサービスをする。あんまりすると興奮してなかなか眠らなくなるので要注意だ。

８月１３日（日）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
今朝は少し早く起こして朝食を摂り、８時に家を出る。高速の北陸道を走り、米原駅まで送り届ける。
そこえ息子が新幹線で迎えに来るということになっている。４才の男の子は、１週間ぶりに父親に会える
とあって、少しハイテンションになっていた。予定通り息子はやって来て無事引き渡しは完了。男の子は
父親にまとわりついている。　３０分後には新幹線のホームで見送ったのだ。

夜泣きもしないし熱も出さなかったので、その点は楽だった。　それだからこそ子供だけを預かることが
出来たのだが、それだけ成長したと云うことだろう。　これで孫守りは終了、ゆっくりと一杯やらなきゃ。

（’０６年８月１３日）
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