還暦つれづれ草
孫守り日記 その2
8月9日(水)
前夜からの続きになるが、夕食を摂らないで寝た4才の孫は、夜10時半頃に食事をさせた。その後
寝てしまったために見られなかったレンタルのビデオを見た。そしたら午前0時を過ぎてますます目は
冴えてきてしまう。早く寝て欲しいのに勉強しなきゃ等と言いだして、「やさしいひらがな」と云う練習帖
を持ち出してきたのである。 だいぶ経ってから寝たらしい。カミさんに任せて私は寝てしまった。
そんなこんなで9日の朝を迎えた。今日の計画はショッピングセンターへ行って、昆虫王国というカブト
ムシやクワガタの展示を見に行くことになっている。実際に触れるらしい。ところが大人も子供も入場料
が300円、虫に触れるとなると更に一人200円必要となる。子供にとっては入場するだけでは意味が
無いみたいだから、一人500円ということだ。
私は二人の孫が、カブトムシとクワガタに触るのに飽きるまで一時間ほど椅子に座ってぼけっとして
いたのだ。 中にはカブトムシを手に持っている子供を写真に収める親もいたが、折角お金を払って
虫の檻へ入れたのに、怖がって触ろうとしない兄弟を、檻の外から怒鳴り散らしている母親もいた。幸
いうちの孫達にはその心配はなかったのだが、いい加減にして出てきて欲しかったのだ。
8月10日(木)
今日も暑い。それで午後孫達をプールへ連れて行く。いつもの様に一時間近くボチャボチャと遊んで
引き上げる。 4才の男の子は私の担当で、小学2年のお姉ちゃんはカミさんの担当だ。 プールから
上がったらおしっこだと云うので、水着のまま入れるトイレに連れて行く。それから風呂場へ行き
二人
で裸になって風呂場の扉を開けようとしたらウンコだと云うのだ。脱衣所のトイレは二カ所あったが、二
カ所とも使用中ではないか。孫はトイレの前で「まだあ!」とか叫んでいるのだ。
仕方がないので脱衣所の外のトイレに行くことにして、私だけ短パンを着けて下駄箱の鍵を開けて草
履を出し、素っ裸の孫を抱きかかえてトイレに走った。トイレで気張っている声が聞こえてからでも10分
くらいは待たされたのである。
8月11日(金)
このところ暑い日が続き、洗濯物がよく乾く。子供がいると洗濯物が多く好都合だ。カミさんの話では
二人の孫は、洗濯物をたたむのがうまいのだそうな。男の子は干す前からたたんだりする。たたむの
が好きらしい。
孫達とカミさんは、急に三国の花火大会へ行くことになった。なにしろ4時頃から車の規制をするとか
で、夕食のおにぎりを作ったり、おやつや飲み物を用意したりと大急ぎで準備をして、午後の2時半過
ぎに家を出ていった。すごい待ち時間だが、帰りも遅かった。夜の11時を廻る頃帰って来たのだ。
(’06年8月11日)
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