還暦つれづれ草
孫守り日記 その1
こういうことは何故か急に決まるものだ。それで毎日をどう過ごすかという計画も考えつかぬうちに
孫達はやってきてしまったのだ。小学2年のお姉ちゃんと4才の男の子の二人だ。
8月4日(金)
息子夫婦が子供二人を連れてやって来て一夜が明けた。早速今日はどうするかということになるの
だが、2日間位は予定を組んでいた。福井へ来たら恐竜会館へ1回は行かねばならない。しかし、これ
は特別展もあって大人の入場料が高い割りには、子供にはイマイチというところだった。それで夕方に
は健康の森のプールとなった。
8月5日(土)
快晴だし、白山スーパー林道をドライブして、子供でも楽に登れる三方岩岳の山頂で、うどんでも
作って食べようということになった。 文句ない天気で、白山を見ながら大人達は冷たいビールを飲む
ことが出来た。孫達が疲れたとかブツブツ言い出す前に頂上に着いてしまうところがいい。
姥ケ滝の下の河原でもしばらく涼んだ。 とても冷たい流れで気持が良かったのだが、車に戻るのに
一汗かいてしまう処なのである。
帰る途中、勝山の「水芭蕉」で一風呂浴びて、夕食は焼き肉屋へ行った。
白山をバックに 三方岩岳山頂にて
8月6日(日)
夜、孫達の両親は夜行バスで帰っていったが、小学2年のお姉ちゃんはともかく、4才の男の子は
だいぶやせ我慢をして空元気を出していたようだ。お姉ちゃんは、ディズニーアニメの「リロ&ステッチ」
のリロに雰囲気が似ているし、男の子はメガネを掛けていて「チキンリトル」似なのだ。
8月7日(月)
朝の内少しお勉強。 レンタル屋で孫達の好きなDVDを一枚ずつ借りて来て見た。夕方に向けて
プールへ行く。夜、少しだけ花火をする。寝る頃になるとお化け屋敷ごっこをせがまれる。私は八重歯
なのでドラキュラ役で、暗くなった孫達の部屋へいって、懐中電灯でアゴの下から顔を照らすと、怖い
顔に見えるらしい。あまり怖がらせて変な夢を見ない様に適当にしなければ。
男の子は名前を呼んでも全く反応しないことがあり、数回呼んでもダメなときは一段と大きな声で呼ぶ
ことになる。耳が悪いのではないかと思ってしまう。カミさんに聞いてみたらカミさんもそう思ったという。
8月8日(火)
夜中に孫の声が聞こえたが、カミさんの話によると、4才の男の子が深夜に起き出してウロウロして
いて、午前3時だよと言うと「おやつの時間なの」と言ったとか。朝食がなかなか片づかない。さっさと
食べてくれないのだ。とくにトマトとかレタス等の生野菜を食べさせるのは難しい。根比べだ。
朝の内少しお勉強してからDVDを見る。孫達はテレビ番組にはあまり興味が無いようで、見たがるの
はDVDばかりなのだ。今日も夏らしい暑さなので昨日より早めにプールへ行く。プールは混んでいた。
プールで疲れたのか、男の子は夕食の準備が出来たら寝入ってしまった。お姉ちゃんによると、こう
なるとすぐには起きないとのことなので、そのまま寝かせることにする。
夜の10時頃にノドが乾いたと言って起きてきた。それからコンピュータがしたいと言うのでパソコンの
前に座らせると、googleの画面を出して「たまごっち」と入力して「たまごっち」のHPにアクセスしたり、
「ナルト」のHPを出して動画を見たりしている。なかなか手慣れた使い方をしている。今時の4・5才の
子供はこんなものなのか。私としてはパソコンでゲームが出来るより、食事のときに野菜を残さないで
きちんと食べて欲しいと思うのだ。
(’06年8月9日)
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