還暦つれづれ草


もみわかめ

「もみわかめ」を暖かいご飯に振り掛けて食べるととても美味しい。「板わかめ」を軽く火であぶって
パリパリと食べるのも、潮の香りをそのまま食べるみたいで、これまた贅沢な旬の味というものだろ
う。この時期、子供達に少しではあるが送り届けることにしている。

韓国の息子から届いたとの電話がきた。さっそく食べたとのことだ。孫の様子を聞けるのが嬉しい。
3歳の孫もだんだんと慣れてきて、保育園でお友達が出来そうだという。 下の孫は、韓国へ行って
から立って歩ける様になったので、早いところ歩いている姿を見たいものだ。

こんなことはあまり書かないほうが良いのかも知れないが、先日「板わかめ」が4箱送られて来た。
ビン入りの「もみわかめ」を4本注文したはずなのにこれはおかしい。問い合わせたら、注文伝票で
間違って発送されたことが確認された。着払いで送り返して欲しいとか云うので、カミサンがさっき
配達に来た郵便屋さんに取りに来て貰えないかと言っている。

暫くして電話があって、間違えて送りつけた物は、そちらで処分してくれればいいと云うのである。
「エーッ!」とカミサンは素っ頓狂な声を上げた。 それはやがて喜びに変わったのだ。でも数日は
まだ何があるか判らないので、そのまま荷解きをせずに置いておいた。やがて注文の「もみわかめ」
が届いたので間違って届いた「板わかめ」の荷をほどいて食べ始めたのである。私はなんか申し訳
ない気分だったが、めんどくさがり屋の家に間違えて送ったのが運が悪かったと申しましょうか。

(’06年5月27日)
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