還暦つれづれ草


給料日・孫のことなど


今日は私達夫婦が給料日と呼んでいる日だ。厚生年金の振り込まれる日なのだ。今月は15日が土曜日
なので一日早くなっている。団地内の元銀行があったところにATMだけが残されていて、そこへ引き出しに
行くのだ。この日は年輩の方が多くやってくる様だ。この団地の一角には、もとはスーパーマーケットやクリ
ーニング屋、オモチャ屋それにカラオケもあったのだが、今はそれらは無くなって、マーケットの跡には最近
多くなったデイケアの施設が出来ている。元銀行の向かいにある農協の支所も今月で閉鎖となり、遠くまで
行かなければ用事を足せなくなる。その下にあったソロバン塾も少子化の影響でやめてしまい、有料駐車場
になってしまった。すべてこんな具合で、車が無ければどうしようもない。ここではお年寄りの一人暮らしなど
は出来そうにないのだ。

久しぶりに山でも歩けるような天気になったのだが、今日も出そびれてチーズの薫製などをしている。ところ
が、今日使用したチーズは初めて使うメーカーのもので、軟らかくなりすぎて上手くいかない。前回はとても
良く出来たので、これからは少し高いが前回のあのチーズを使うことにしよう。

隣の国へ赴任した息子の所では、電話も付きインターネットも通じるようになったので、もっぱらメールでの
やりとりで様子を聞いている。大人は好きで行くのだからいいのだが、小さい孫達は大変だ。幼稚園へ入れ
られた3歳の女の子は、通園時には嫌がって暴れるらしい。一度は幼稚園を脱走したとか。なにしろ最初の
内はちんぷんかんぷんのハングル語だから無理もない。でも、その内にハングル語がぺらぺらになるのだ。

そんなことを聞くにつけ、我が家のカミさんが可哀想にねえと心配するので、今日はカミさんに自分でメール
を出したらどうかと促して、傍に付いていてやっとのことメールを送信した。息子達から譲り受けた車も、そろ
そろ季節も春めいて来たので、使い方を考えなければと思う。後部で寝られるようにするにはどうすればよい
か等だ。 パソコンは一応インターネットに繋げるようにしたが、今使っている物とそっくり入れ替えるのはどう
かなと思案中だ。

庭の杏の木が満開となった。能登の木蓮もそろそろ咲くのではないかと思う。カミさんも今月でアルバイトを
辞めるし、5月からは夫婦であちこち飛んで歩かねばなるまい。

(’06年4月14日)

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