還暦つれづれ草
偏頭痛・介護保険被保険者証
私は滅多に頭痛というものを感じない。風邪の引き始めに頭皮がざわざわとして、軽い偏頭痛を感じる
ことはあるが、小浜の峠歩きの前日は、朝から右耳の上の方の頭の部分がキリキリとする。このような
ことは今までには無かったことだ。唾を飲み込んでも痛むのだ。関係があるのか右の歯の奧も疲れてい
る様な、何となくおかしい。首筋もおかしいのだ。
夕方になっても痛みに変化が無いので、脳梗塞の経験者としては少し不安になる。翌日は日中は天気
が持ちそうなので奥越の雪山とも考えたが、あまり激しい運動は避けた方がよいのではと思い、小浜の
方の小さな峠と城跡などを軽く歩くことにした。
翌日、小浜に向かう車の中でもズキズキとしていた。前夜は大事をとって早く寝たのだ。ところが、峠や
集落の中などを2時間半ばかり歩いた後、帰る車の中では、偏頭痛のことはすっかり忘れていたのだ。
額から汗が流れたし、身体全体もじっくりと汗ばんだ。 それが良かったのだろう。
すっきりとした気分に
なった。 さて、次は何処を歩くかだ。
* * * * * *
役所から封書が来たので開けてみたら、「介護保険被保険者証」という物が入っていた。こういう物が
あるということを初めて知った。 今までは何の説明もなく介護保険料の請求が来て払っていたが、この
保険証という物は何時から交付されるものかも知らなかった。 来月4月には67歳の誕生日を迎えるの
だが、介護保険被保険者証は、4月1日付けの交付となっていた。
まあ、さしあたってすぐに要介護度の認定を受けることは無いと思うが、お金を払っているのだから介護
保険制度の内容について勉強しておかねばいけないと思った。自分はまだ若いと思っていても、こういう
ものが来ると、おまえはもう高齢者なんだと宣告されているみたいな気がする。
(’06年3月23日)
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